エピソードガイド
【41巻〜45巻】


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41巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

41-1「ゴリラ・タンクの巻」
通販で購入した 2分の1スケールの模型戦車に乗り、街へと繰り出した両さんミリタリークラブ技矢乱戸面に誘われて サバイバルゲームに参加する事になるが、間違って自衛隊の演習へ紛れ込んでしまう。
《扉絵:両さんアップ》

41-2「南の島のバカンスの巻」
あまりの暑さにウンザリした両さんは、中川に連れられて赤道近くの島へとバカンスに訪れる。が、なんと御所河原組長らも同じ島に来ていた! さらに、怪獣のような大ガニまで出現し…。
・本誌掲載時には、今話から41-4までが「夏休み特集」としてシリーズ扱いになっていました。
《扉絵:アメ車&スーツ姿両さん》

41-3「海中散歩!?の巻」
前話より続き)御所河原組の面々は、宝が眠るという沈没船の情報を頼りに島へ来ていた。合流した麗子たちからダイビングのレクチャーを受け、両さんも含めた一同は海底探査へと出発する。
・結局徒労に終わる宝探し。中川君から借金した引き揚げ費用は、54億円…。両さんの、額が明らかになっている単独の借金としては最大のものです(次の41-4及び83-1では57億円に。計算し直したんでしょうか?)。
《扉絵:両さん・中川・麗子、南の島にて(見開き)

41-4「脱皮!の巻」
島で存分に体を焼いて 真っ黒になった両さんは、触られるたびに痛くて悲鳴をあげる。そんな中、子ども会の映画上映会を警備する事になり、神社の境内を訪れるが…。
《扉絵:両さん・中川&アメ車》

41-5「住人と色の巻」
マンション「レインボーキャッスル」の住人は、各自が“色”に異様なこだわりを持ち、トラブルが絶えない。管理人の頼みを受けてマンションを訪れた両さんだが、住人達の予想以上の奇人ぶりに唖然とする。
・WJ本誌での初出時は、ラスト4ページを除きフルカラー掲載。それを存分に活かした、“色”がキーのエピソードです。
・コミックス(モノクロ収録)では、はっきり言って なんだかよくわかりません(笑)。「こち亀大全集・カメダス」では本誌と同じ カラーで再録されているので、存分に楽しみたい方は そちらでどうぞ。
・「十人十色」とかけたサブタイトルは、ウマいと思います。
《扉絵:ハデハデ両さん+中川麗子

41-6「五輪(オリンピック)男・日暮再登場の巻」
ロサンゼルスオリンピック開催。両さんは ふと、「オリンピックといえば…4年前になにか…」と思い出す…。そう、四年に一度の男・日暮を起こしに行かなければならないのだ。嫌々ながら彼の部屋を訪ねる両さんだが、その荒廃ぶりは凄まじかった。
・日暮、二度目の登場。行くたびに部屋が秘境化していく、後の定番パターンの最初でもあります。
秋本先生は、「当時は日暮の存在をすっかり忘れていたが、読者のハガキで指摘されて思い出し登場させた」と後の談話で語っています。
《扉絵:中川麗子&オープンカー》

41-7「東京の熱い一日の巻」
旧盆の帰省で人がいなくなり、異様に静かな派出所周辺。猛暑でイラつく両さん中川麗子を、部長は「心頭滅却すれば火もまた涼し」と一喝する。だがそれを逆恨みした両さんは、中川たちを騙して協力させ、部長への復讐を画策…。
《扉絵:人の居ない繁華街(本編に直結)

41-8「都会のオアシスの巻」
両さん本田は、新規オープンした「東京リフレッシュセンター」を訪れた。海水浴やハイキング・ロッククライミング等を室内で疑似体験できる設備に、驚きつつも呆れる両さん達。
《扉絵:両さん、オフロードバイクで疾走》

41-9「いないいないバアの巻」
大原部長初孫が誕生! 孫の話題を出されるたびに目尻が下がってしまう部長を、両さんは存分に利用する。さらに派出所メンバーからの祝いを持ってひろみらの新居を訪ねる両さん。
・部長の一人娘・ひろみさんに、長男・大介君が誕生(今話では名前は登場せず)。
・両さんに大介君を抱かせようとするひろみさんを「こいつは昔 40万円の黒楽茶碗をおとしてこわしたんだ!」と必死に止める部長。
14-1の話です(実際は 両さん一人で壊した訳ではないですが)。
《扉絵:スナイパー両さん》

41-10「両津刑事!の巻」
両さんは昔、刑事だった!?…部長から意外な事実を聞き、驚く中川たち。一方 両さんは、刑事時代の上司・南部の墓前で 20年前の出来事に思いを馳せていた…。
・定着した、思い出話シリーズ。青年時代、一時 刑事課にいた両さんの奮闘ぶりが描かれます。ラスト、自らの希望で派出所勤務に戻る両さんの心情に 細かい描写が無いのが、かえって想像をかきたてられますね。
《扉絵:両さん&派出所メンバー集合(見開き)》

42巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

42-1「秋の海…の巻」
本田のバイクで海へと向かう両さん。大量の荷物を背中にしょって、猛スピードのバイクから振り落とされたりしながらも なんとか辿り着くが…。
・劇中に登場するレストラン「びっくりハウス」(建物の中が全て斜めになっている)は、似た店が当時実在したらしいです。
・当時の
こち亀アシスタント諸氏が、走り屋ライダーとしてゲスト出演。
《扉絵:中川麗子・両さん&自動車(フェラーリ)》

42-2「恵比須くん!の巻」
派出所にやって来た新人巡査・恵比須。極端な笑い上戸の彼は、ちょっとした事ですぐ爆笑してしまい、仕事にならない。懸命に笑いをこらえながら頑張る恵比須だが…。
・ラストで、星逃田が久々に登場。その顔を見て笑い転げる恵比須の姿に「私はその男を笑わすためだけに一年二ヶ月ぶりに出演してきたというわけか……」と呟く星には、すっかりギャグキャラとなった彼の哀愁が漂います(笑)。
《扉絵:銃を構える両さん》

42-3「下町情緒!?の巻」
「今も残る東京下町派出所」というテーマで、テレビの取材を受ける事になった公園前派出所。署長との相談で、中川を下町警官に仕立ててイメージアップにつなげようと画策した部長だが、如何せん無理が生じ、結局両さんが出演する事に。
《扉絵:両さん&自動車》

42-4「空からコンニチワの巻」
栃木に住む軍事マニアの友人・中田丸を訪ねた両さん。二人で対戦車用ヘリ・アパッチに乗り込み、一路東京へ。部長に見せるだけのつもりが、本庁のヘリとのトラブルを境に どんどん取り返しのつかない事態へと…。
《扉絵:一人用ヘリに乗る両さんと、見上げる中川麗子・部長(見開き)》

42-5「鉄人レース!!の巻」
賞金一億円にひかれ、テレビのバラエティー番組に出演する事になった両さん。今度の番組内容は、体力を競うアイアンマンレースだ。予想を上回るハードな内容に驚くものの、持ち前の体力と金銭欲で次々と難関をクリアしていく。
・一年後の47-5では、第2回アイアンマンレースが開催。もちろん両さんも、再び出場しています。
《扉絵:マッスル両さん》

42-6「ペンションの朝の巻」
部長と同期の男性が 脱サラして始めた、山中のペンションへとやって来た派出所メンバー。だが、テニスギャルと友達になろうと画策していた両さんは、自然以外 何も無い環境にイライラが頂点。遂に脱走計画を決行する。
《扉絵:道路を走る中川の車》

42-7「はつめい博士の巻」
両さんが街で出会った「発明研究所」の所長・特許特太郎は、アイデアマン・両さんを研究所へ招く。特許で莫大な収入を得た彼の話を聞いて 触発された両さんは、次から次へと奇妙な発明品を作り出すものの…。
・冒頭で、出たばかりの新札(1984〜2004年まで発行された夏目漱石千円札)を手にして喜ぶ両さん。またしても、こち亀の歴史を感じるシーンです。
52-2によると、このエピソードで出てきた発明品のアイデアが実際の商品でマネ(?)されたらしいです(どれの事かは不明)。
《扉絵:両さん・中川&オープンカー》

42-8「仕事さがし!の巻」
部長に連れて来られた元不良少年・まさし。非行から更生した彼を中川麗子は立派と誉めるが、両さんだけは「ワルから普通レベルに戻っただけで何が立派なんだ」と厳しい。部長に頼まれて まさしの職探しを手伝う事になった両さんだが…。
《扉絵:戦場の両さん&中川(見開き)

42-9「人生は夢のごとく…の巻」
地主のお婆さんに頼まれて穴掘りをしている最中、10億円相当の小判を発見した両さん。ネコババ計画は失敗するものの、お礼として一億円を手に。部長の説得が効を奏し、全額預金する事にした両さんだったが、そこに忍び寄る怪しい影
《扉絵:ライダースーツ麗子&バイク》

42-10「カタカナ人の巻」
金欠の両さんは、麗子の家でケーキ作りを手伝うアルバイトをする事に。集まった麗子の友人達は 現代的センス皆無の両さんに唖然とするが、ヘアデザイナー・玉無が両さんの髪型をいじり始めた事から…。
《扉絵:バイク(YAMAHA V-MAX)に曲乗りする両さん》

43巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

43-1「名人・両津!の巻」
東京芸術工芸絵画展」に、派出所メンバーも作品を出す事に。中川は油絵、麗子は日本画、部長寺井は書道…。だが部長は、プラモしか作れない両さんを散々バカにし、「おまえなどに芸術がわかるか」とこき下ろす。怒った両さんは、部長を見返すため、執念を込めて木彫りの仏像作りに挑戦!
戸塚さん(セリフ中にのみ登場)は、芸術的趣味は無いようです。
《扉絵:サイドカー付きチョッパーバイクで街を走る中川&両さん》

43-2「板池巡査の秘密!?の巻」
気弱で、人の意見に逆らえない板池巡査。すぐ勧誘に負けて余計な物を買い込む彼を大改造するべく、両さんが一肌脱ぐ事に。まずは外見から、と理髪店に向かうが…。
42-2恵比須巡査に続く二重人格キャラ・板池巡査が初登場。
《扉絵:両さん&派出所メンバー》

43-3「部長の新車!?の巻」
新たなマイカーとして 往年の名車・ベレルを購入し、上機嫌の部長。だが、署の駐車場に停めてあったベレルに、ふとした事からキズが。部長が また狂暴化するのを恐れた両さん中川は、こっそり直そうと 車を板金屋へ持ち込む。
10-9で購入(後に水没)したルノーに続き、昔の車にこだわる部長。しかし、部長のマイカーは ことごとく同じ運命を辿るようです…。
《扉絵:肩ごしに笑う両さん》

43-4「ボーナス争奪戦!の巻」
両さんのボーナス支給を睨み、綿密な借金取り立て計画を練る商店街の人々。片や、素直に金を渡すつもりなど微塵も無い両さん…。全面戦争に突入したボーナス争奪戦は、亀有の街を股にかけてエスカレートして行く。
・こち亀 冬の風物詩・ボーナス争奪戦シリーズの第一弾。パターンは既に確立しています(宿敵・プラモ屋の主人も初登場)。
《扉絵:ボーナスを守るため、銃を構える両さん》

43-5「反省鍋…!?の巻」
1984年も残り数日となり、大掃除に励む派出所メンバー。ようやく終えて みんなでフグちりを食べに…。しかし 夏休みを多く取っていた両さんだけは、夜勤で行く事ができなかった。一人とり残されて怒る両さんだが…。
《扉絵:両さん&バイク》

43-6「激烈年始!の巻」
1985年 正月。年明けの夜勤を終え、今年は部長邸の新年会が無いから帰って寝る、と板池らに話す両さん。しかし板池は「そんな話 聞いてませんけど」。怪しく思って探った両さんは、自分が仲間はずれにされていた事を知り、本田を巻き込んで過激年始へと向かう!
・本田君の妹・伊歩ちゃんが晴れ着姿で初登場。
《扉絵:西部劇風派出所メンバー(見開き)

43-7「罰当り!両さんの巻」
突然派出所に現れた老人は、自分を天国からやって来た魔法使いだと言う。相手にせず追い出そうとする両さんだったが、その態度に怒った老人は「もう一度生まれ変わりなさい!」と一喝。途端に両さんの体は縮み、子どもになってしまった!
・魔法使いのおじいさん・花山理香が初登場(今話で名前は登場せず)。50巻台で多くあった、天国・地獄・神様エンマ大王ロボット警官…といった“何でもあり的展開”の口火を切ったキャラです。
《扉絵:両さん&バイク》

43-8「新春中川邸レースの巻」
100万円の賞金目当てに、中川サーキットでのバイクレースに出場する両さん。力を借りる予定だった本田はスタート直後に転倒してしまい、独力勝負に。重量級バイクで他車をはね飛ばして疾走するが、一番のライバルは意外にも…
《扉絵:バイク(アマゾネス1600レーサー)で疾走する両さん》

43-9「スピーカー・町屋!の巻」
ウワサ話の大好きな軽薄警官・町屋。彼から「部長は警部補に昇進、係長に」「両さんは さいはて派出所へ左遷」と聞かされた大原部長は、半信半疑ながらも期待に胸膨らませる。
・初期の頃 登場していた麗子さんの友人・くらもちさんが結婚するという町屋の情報。真偽は如何に?
《扉絵:雪の中、オープンカーで走る両さん&中川

43-10「交剣知愛2の巻」
署対抗の剣道大会が近い。今回の大会には剣道の天才・柴又署の佐々木小痔郎が出場するため、危機感を持つ署長以下葛飾署一同中川からレア物のGIジョーをエサにされた両さんは、しぶしぶ大会に出場し、小痔郎との対戦を迎えるが…。
・サブタイトルは、9年前のエピソード・2-6から。
《扉絵:竹刀を構える両さん&小痔郎》

44巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

44-1「白い朝!の巻」
寒い中の夜勤を終えた両さん寺井が外を見ると、豪雪で派出所が埋まっていた! 何とかトンネルを掘って脱出するものの、部長らは この状況を利用して犯罪が起きるのでは…と懸念する。その予感は的中し、泥棒が出現!
・「以前スノーモビルを使った強盗が出現しましたからね」という中川君のセリフ。13-1の話です。
《扉絵:バギーで疾走する両さん》

44-2「嵐をよぶ鬼コーチの巻」
袋だたきにあっていた少年を助けた両さん。だが話を聞くと、少年の方から殴ってくれと頼んだのだという。強敵とボクシングの試合を控え、特訓のつもりだったのだ。事情を知った両さんは、彼のコーチを自ら買って出る。
《扉絵:ボクシングスタイル両さん》

44-3「小さな巨人!?の巻」
相変わらず身勝手な生活を送る両さんは、再び魔法使いのじいさんに罰を受け、人形のように小さくなってしまった。そんな折、立てこもり事件が発生! 部長は、ミニ両さんに斥候の役目をさせる。
43-7に登場した天国じいさん・花山理香、再登場(名前はまだ登場せず)。
《扉絵:三輪バイクで疾走する両さん》

44-4「魔法の杖の巻」
前話より続き)まだミニサイズから戻してもらえない両さん。こっそりとじいさんにくっついて行き、天国を訪れる。じいさんを脅して どうにか元に戻った両さんだったが、偶然 魔法の杖を手に入れた事から、また調子乗りの性格が顔を覗かせ…。
・天国じいさん・花山理香、早くも三度目の出演。上司との会話で初めて名前を呼ばれていますが、本誌&初期版コミックスでは なぜか「花山大吉くん」となっていました(現在のコミックスでは修整)。
《扉絵:クラシックカーで自然の中を走る中川&両さん》

44-5「招かれざる客!?の巻」
両さんが半年かけて製作中の巨大ジオラマが、完成間近となった。コンテストの〆切を明日に控え、仕上げに情熱を燃やす両さん。そこへやって来たセールスマン・押田桜井は…。
《扉絵:街をパトロールする両さん&中川(本編に直結)

44-6「オモチャ・クリニックの巻」
ふとしたきっかけで 古いオモチャがたくさん残るを発見し、狂喜する両さん。転売するため故障の修理に精を出すが、運悪く部長に見つかってしまう。とっさに「小学校のバザーに出すオモチャを無料で直している」とウソをついた事から…。
・作中に登場の「ツクダニグループ おもちゃ資料館」は、1981〜2004年まで台東区の玩具会社ツクダグループ本社ビルに実在した「日本玩具資料館」がモデルのようです(※紹介記事 外部リンク)。
《扉絵:サイドカー付きバイクで疾走する両さん&本田

44-7「パニックじいさんの巻」
交通事故知らせを受けて現場検証にやって来た両さんたち派出所メンバー。そこに飛び込んで来たタクシーの運転手は、とぼけた顔で騒ぎを拡大する はた迷惑なじいさんだった。
《扉絵:パチンコ屋(本編に直結)

44-8「春の耐久レース!!の巻」
一つをまるまるレース場にした 大スケールのミニバギーレースに、両さん中川麗子が出場。両さんは、ひたすら頑丈にチューンした車で、嵐も ものともしない豪快な走りを見せる。
《扉絵:レーサースタイル両さん&麗子(見開き)

44-9「両津和尚!の巻」
署長からまで借金をする両さんの無節操ぶりに、ついに堪忍袋の緒が切れた部長。煩悩を取り去って来いと、無理やり頭を剃って へ修業にやる。珍念と名付けられた両さんは、何の楽しみもない寺の生活にウンザリするが…。
《扉絵:葛飾署(本編に直結)

44-10「スターへの道!?の巻」
テレビスタッフの同級生に頼まれ、亀有公園からの生中継公開番組に出演する両さん料理コーナーで思いきり「まずい!!」と言い放つ傍若無人ぶりに頭を抱えるスタッフ達だったが、視聴者やプロデューサーの反応は意外にも…。
《扉絵:オフロードバイクで疾走する両さん》

45巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

45-1「シルバー・ツアーの巻」
悪徳業者に騙され、敬老会のハワイ旅行が中止に。気の毒に思った両さんは、自分がハワイに連れて行ってやると豪語するが、知人の旅行業者は門前払い。困った両さんは、麗子の協力のもと一大作戦を決行する。
《扉絵:街角で町会長と話す両さん(本編に直結)

45-2「亀有動物園!?の巻」
釣りがきっかけで知り合った老人・金田に頼まれ、5日間 留守番とペットの世話をする事になった両さん。さっそく家を訪ねるが、何と金田は大企業体・北武グループの会長だった。数億円の高級品に埋め尽くされた豪邸で、両さんの奇妙な留守番生活が始まる。
・初期の名キャラ・フータロー、久々に登場。
《扉絵:原始時代(?)の巨大な岩壁に刻まれたタイトル(こちら葛飾区亀有公園前派出所)》

45-3「決断の時の巻」
前話より続き)金田会長に10億円近い損害を負わせてしまった両さん。だが会長は全く気にせず、個性溢れる両さんのパワーを社員教育に活かしたい、と申し出る。会長に連れられて北武グループを訪れる両さんだが…。
・10億円の損害分は、何と この7年後、83-1で返済されています。
《扉絵:銃を構える、ターミネーター風両さん》

45-4「ハラ八分の巻」
“人間ポリバケツ”の異名をとる両さんは、今日も異常なまでの食欲を発揮。山ほどの食べ物を平らげて一眠りしたが…目覚めてみると、体が何倍にも大きくなっていた! その体を活かし、大魔神警官として活躍するものの…。
・数ある両さんのアダ名の中でも有名な内の一つ“人間ポリバケツ”が、このエピソードで初登場(30-6では“ポリバケツの両さん”と自称)。
《扉絵:本田を乗せてバイクで疾走する両さん》

45-5「スーパーR・C(ラジオ・コントロール)の巻」
両さんの依頼を受け、小型カメラを搭載したラジコンカー「ピーピング1号」を作った天才ラジコン少年・狂志郎。走行テスト中 誤って廃下水道に落ちてしまった狂志郎は、ピーピング1号を使って助けを求める。
《扉絵:両さん&ピーピング1号(解説付き)

45-6「新名物・屋台銀座の巻」
300以上の屋台が立ち並ぶ通り(通称・屋台銀座)をパトロールする両さん。そこで出会った友人・熊田は、奇抜なアイデアを発揮した斬新な屋台で、両さんを唖然とさせる。
《扉絵:サイドカー付きオフロードバイクで疾走する両さん&本田

45-7「固い絆!?の巻」
最新型の手錠で、ふざけて遊ぶ両さん麗子と自分の腕をつなげて騒いでいたところ、放り出されたカギを野良犬が飲み込んで逃げてしまう。スペアキーが調達できるまでの間、二人は繋がったまま生活する事に…。
・麗子さんのお父さん・飛飛丸(ぴゅんぴゅんまる)が初登場。
《扉絵:手錠で繋がれ、お互いに銃を向ける両さん&麗子》

45-8「しっかり忘田くんの巻」
派出所で遊んでいた両さんに、部長は「忘田(わすれた)が おまえのこと よんでたぞ」と伝える。署まで忘田を訪ねる両さんだが、当の忘田は 用件をすっかり忘れていた。彼は“ニワトリ忘田”とアダ名されるほど、極端に忘れっぽい男だったのだ。
法条さん恵比須くん板池くんに続く個性派警官・忘田くん初登場。
《扉絵:サバイバルゲームに興じる派出所メンバー》

45-9「武士道対騎士道!?─の巻」
女性が多くいると聞き、麗子の通うフェンシングスクールへ ついて行った両さん。成り行きで先生と試合をするが、あっさりとやられてしまう。「覚えていろ!!」の捨て台詞とともに去った両さんは、剣道防具に身を包んで再び現れた!
・フェンシングの先生・ピエールは、43-10に登場した佐々木小痔郎にそっくり。両さんから「同一人物?」と疑われます。
《扉絵:フェンシングスタイル麗子&両さん》

45-10「洋上モトクロス!の巻」
中川の主催で、空母甲板を使ったサイドカーモトクロスレースが開かれた。本田とチームを組んで張り切る両さんだが、変則的なコースに悪戦苦闘。ついに得意の“何でもあり攻撃”に出る。
43-844-8に続くレース話。42-5の鉄人レースも含め、この頃は一巻一話ペースでこのタイプの話が出て来ていたようですね。
《扉絵:サイドカー付きオフロードバイクで疾走する両さん&本田》


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