エピソードガイド
【21巻〜25巻】


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21巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

21-1「両津将棋教室の巻」
両さんに軍人将棋で負かされ、悔しい思いの中川。そこへ偶然、将棋名人の桂王手氏が道を聞きに現れた。中川の発案で両さん対名人の将棋対決が始まるが、対局中 突然の地震…さらに火事の知らせ! 消火活動に走る両さん達だが、そんな中でも将棋は続行?
・この後、99-3でも両さんと軍人将棋をしていた中川君。結局、一度も勝てずじまいです。
・「わしでもプロになれるかな? ハサミ将棋のプロに!」と言う両さんに「そういうのはありませんけどね……」と答える桂王手先生。
24-4に登場したはさみ将棋名人の事は知らないようです(笑)。
《扉絵:派出所前で軍人将棋をする両さん&中川(本編に直結)

21-2「よい子たちへ!!の巻」
両さんから映画の出演依頼を受け、張り切って現場へ向かう星逃田。だが着せられた衣装は怪獣の着ぐるみ…。夏休みの、子ども向け8ミリ映画だったのだ。せめてヒーロー役にしてくれとの願いを受けて、怪獣役は両さんに。ヒーロー星vs怪獣両さんの撮影は順調?に進むが…。
・冒頭、17-4で探していたカルチエのライターを妙にアピールしているように見える星。読者への「もう送らなくていいからね」というメッセージでしょうか(笑)。
《扉絵:怪獣に囲まれる派出所メンバー》

21-3「ボクたち強い子!?の巻」
子どもの夜遊び防止のため、オバケ騒ぎを起こそうという事になった。オバケ役に抜擢された星逃田は、ど迫力のメーキャップで子どもを驚かす。このままうまくいくかと思いきや、間違って大人の女性を脅かした事から…。
・「この間 怪獣の役をやったばかりじゃないか!」「私のイメージがだんだんくずれてしまう」と嘆く星。運命には逆らえません(笑)。
《扉絵:バイクで疾走する中川

21-4「メンソーレの巻」
部長から「札幌にいる知り合いのと見合いをしろ」と言われ、拒否できずに飛行機で旅立つ両さん。だが、空港で切符が入れ替わってしまい、何と沖縄へ。「考えたってどうにもならない」と、迎えに来た本田共々沖縄を楽しもうとするが…。
・この話と次の21-5は、本誌掲載時は2週にわたるエピソードでした。そのため、ページ数が通常の二倍となっています。
《扉絵:両さん、沖縄にて》

21-5「本口リカ登場の巻」
突然本田の前に現れた、17才の交通機動隊員・本口リカ。モトグッチのサイドカーを乗り回して、愛犬・元五郎と共にパワフルに活躍する彼女に 本田は対抗意識を燃やすが、現代的感覚のリカに振り回されっぱなし。さらに、なぜか両さんと三人(+一匹)で山奥村へ行く事に…。
21-4同様、2週分のエピソード。
・本口リカ初登場。17才の彼女が見られるのは、この話と
23-5のみです(84-6で、22才になって再登場)。
・後半、
10-5・6で登場した島流し署の署長山奥村の人たちが再登場。民子さんも出てほしかったなぁ(笑)。
《扉絵:バイクで疾走する本口リカ&元五郎と両さん・本田(見開き)

21-6「うらしまポリス!?の巻」
モスクワオリンピックのテレビ中継を見終え しみじみとする両さんだったが、突然思い出す。「部長!今年は日暮が出勤する年です!」 不思議そうに「だれです その人?」と聞く中川に、部長は四年に一度出勤する警官・日暮の話をする…。
・こち亀ファンなら誰もが知る名物キャラ、四年に一度の男・日暮熟睡男(ひぐらし・ねるお)の初登場編です。
・後には超能力で空まで飛ぶようになってしまう日暮ですが、この頃は「ずばぬけてカンがいい」程度の表現となっています。
・冒頭で、世界情勢について淡々と語る両さん達。1980年のモスクワ五輪は、ソ連(当時)のアフガニスタン侵攻を受け、日本を含む多数の国が参加をボイコットする事態となっていました。
《扉絵:派出所内でTVを観る両さん(本編に直結)

21-7「のろいの車!?の巻」
本田が、2万円の予算で自動車を買いたいと言う。両さんは、無理とは思いつつも一緒に中古車センターへ。たたりがあると噂のロールスロイス(事故車)を2千円で購入、「たたりなんてデタラメだ」と言う両さんだったが…。
・本田君、17-9でメチャクチャやった割には、その後ちゃんと免許取れたようです(笑)。
《扉絵:コスモスポーツに乗る両さん&本田》

21-8「大江戸騒動!月光小僧参上の巻」
江戸の街を騒がす義族・月光小僧。奉行所からは疎まれ、庶民からは大人気だ。その正体を元武士の勘吉と睨んだ圭ノ介と同心・大原は、月光小僧が盗みに入ると見た問屋で待ち伏せをする。だが、月光小僧を捕まえる事が本当に世のためになるのかと悩んだ大原は…。
・いつもの世界とは全く違った、時代劇特別編(連載200回記念特別企画)。レギュラーメンバーをはじめとした こち亀キャラの面々がキャスティングされ、シリアスなドラマを演じ切っています。
・「こち亀大全集・カメダス」(1993年)などの公式ムックでは このエピソードを過去の話ととらえ、義族・勘吉は
両さんの先祖と解説していますが、当サイトでは(管理人の主観により)あくまで各キャラが“演じている”物と解釈しています。(各キャラの(現代編での)名前が扉絵で書かれているなど、あくまでスターシステムによるサービス編と解釈するのが妥当なのでは?と思われる事などから(あくまで主観ですが)。続く22-1(未来編)では主人公リョウツの先祖が両さんであると思わせるくだりがありますが、こちらの時代劇編では そういった物もありません)
・キャスティングは以下の通り。
勘吉/月光小僧……両津勘吉
勘吉の妻・お麗……秋本麗子
圭ノ介………………中川圭一
将軍…………………本田速人
奉行所筆頭同心……星逃田
質屋の主人…………チャーリー小林
瓦版屋………………島流し署の署員
同心…………………戸塚金次寺井洋一野口六郎熊田
町人…………………ポール中川亀森鶴吉(屯田五目須)フータロー
みと屋の娘…………佐々木洋子
同心・大原…………大原大次郎
《扉絵:時代劇編・キャラ大集合》

22巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

22-1「スペース・ポリスの巻」
西暦3001年。銀河警察カメアリ惑星20度前パトロールステーションに勤務する隊員・リョウツは、ヒマな毎日をロボットと一緒にのんびり過ごしていた。が、時には事件が重なる日も。先祖譲り?のドジを繰り返しながら、リョウツは奮闘する。
・200回記念企画第2弾。21-8の時代劇編に続き、宇宙を舞台にした未来編です。部長の子孫?と思われるオオハラキャップや、麗子さんそっくりの女性隊員も登場。
《扉絵:巨大宇宙船》

22-2「ああ青春!の巻」
両さんが派出所の前で出会った、バイクで日本一周中だという青年。“青春”にこだわる彼に話を聞く両さんだが、新宿からスタートして3日で葛飾区、毎日ホテルに泊まりながら一日20キロペースで進んでいるという…。
《扉絵:青年の装備一式(+両さん)》

22-3「走れ両さん!の巻」
24時間耐久の「亀有シティーマラソン大会」に出場する派出所メンバー。現役体育教師三人を擁する亀青中学教員チームに負けじと頑張る部長麗子だが、中川が怪我をしてしまい、全ては“派出所のイダ天”両さんに委ねられる事に!
《扉絵:両さん、街角にて》

22-4「備えあれば…の巻」
住職が、寺の地下に超巨大なシェルターを作った。これで大災害が来ても大丈夫…と話す住職と両さんだったが、大人に不満を持つ子ども達が突如シェルターを乗っ取り、立てこもりを始めてしまった!
19-2に登場した、商才あふれる住職が再登場。
・冒頭、もし大災害が起きたら…という
麗子さんとの会話中で「まっ先に(中略)食べ物をかっぱらう!」「うばいあいになれば絶対勝てる自信があるからな」と、かなりヒドい事を言っている両さん(^^;)。とはいえ、後の阪神大震災の時には(良い意味での)言行不一致ぶりを見せてくれてます。
《扉絵:両さん&中川の非常時持ち出し用品》

22-5「ハッピーバースデー!?の巻」
私鉄からバスの運転手に復帰した、天才無謀ドライバー・熊田両さん本田が彼と一緒に喫茶店でくつろいでいると、店の前で救急車の衝突事故!出産の近い妊婦を早く病院へ連れて行かなければならない…熊田のバスが疾走する!
20-5で登場した熊田が再登場。大活躍するものの、何故かまだ名前は明かされません(笑)。
《扉絵:街を走る熊田のバス(本編に直結)

22-6「花嫁の父の巻」
大原部長の娘 ひろみの恋人・角田が、結婚の許しをもらおうと懸命に。辛さから話を避けようとする部長だが、派出所まで押し掛けて来る角田の必死さに、「くるべきときがきたか…」と…。
・このエピソードで、ひろみさんと角田英男氏は めでたく結婚。式が行われたのは11月。
7-3の初登場時は、部長に会う事すらできなかった角田氏。このエピソードでは「OKの返事をもらうまで帰りません」と、真剣さを見せています。
・部長夫人・
大原良子さんが初登場(名前はまだ出てきていません)。
《扉絵:両さん・花嫁姿》

22-7「心のこり…の巻」
を嫁に行かせ、あとは両津を結婚させれば生涯の心残りはない…と考えた大原部長。今のままでは嫁の来手もないからと、「両津改造計画」に着手する! 珠算英語料理掃除の教室、読書に睡眠学習…と詰め込まれた両さんは…。
《扉絵:鎧姿両さん&バイク(GSX1100S KATANA)》

22-8「線路はつづく!の巻」
模型のコレクションを盗まれた鉄道マニア・角田に事情聴取をするため家を訪れる両さん。話をする内エキサイトした角田は、製作中の巨大模型を両さんに見せようと外へ連れ出すが…。
《扉絵:鉄道模型で遊ぶ両さん(本編に直結)

22-9「今夜は無礼講!!の巻」
慰安旅行熱海を訪れた葛飾署の警官達。両さんはどこへ行っても騒ぎを起こして部長らを悩ませる。更に、宴会で本田に酒を飲ませたせいで…。
・本田君はあまり酒は飲めないそうですが、いざ酔っ払うと かなり酒癖が悪いみたいです。
《扉絵:両さん&部長の「金色夜叉」(見開き)

22-10「カミカゼ・ポリスの巻」
仕事で浅草へやって来た両さん。水上バスの運転手をしている友人と出会い、川下りに参加する。竹芝でを下ろして貸切り状態となった水上バスで、今度は機嫌良く川を上ってゆくが…その前方に見える鉄橋の上で、列車の脱線事故が!
《扉絵:隅田川(本編に直結)

23巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

23-1「火の用心の巻」
部長に派出所の掃除を命じられる両さん…という冒頭部分から、上下2段・二つに分かれたストーリーが同時進行していく。いつしか交差し合い、どんどん収拾がつかなくなっていく二つのストーリー!
・この頃は、こち亀の世界観がすっかり定着した事もあってか、実験的要素の多い話もたくさん見られます。ベタやトーン処理などを読者に任せるという趣旨の「漫画家国家試験」、両さんが一人八役で全キャラを演じる…など、斬新なシーンがてんこ盛り。
・P17の「なんだ!? 1年半たっても まだ認定証おくってねえだと」「あとしまつの悪いやつだな」というセリフは、当然 本誌掲載時は違ってました。ちなみに、空手教室(通信教育)の広告に対する「なに…いまこそキミの闘志・闘魂を空手にぶつけよ か…」「広告じゃしょうがない 少し 休けいするか…」というのが本誌でのセリフ。
・この話ラストで、作者の
秋本治先生が初めて はっきりと登場を果たしています。エンドロール?には、当時のこち亀制作スタッフの名も。
《扉絵:両さん・中川麗子(と、四人分のコスプレをする両さん)》

23-2「ときめきの日の巻」
暮れも押し迫り、両さんにもボーナスが支給された。ニコニコ顔で過ごしていた両さんだが、額縁の裏に隠していた封筒が、いつの間にか無くなっている…泥棒だ! 半狂乱になった両さんは、全力で捜索を開始する。
《扉絵:葛飾署(本編に直結)

23-3「窃盗大型化時代の巻」
自販機や電話ボックスを丸ごと盗む大型窃盗犯が出ているという中川の話をさほど気にもとめず、ひとり夜勤をする両さん。助っ人に来た本田と一緒に食事をするため外出するが、戻ってみると…「派出所がぬすまれた!!」…さらに本田のバイクまで…!
・派出所の盗難を信じられない本田君に、「前にも一度かっぱらわれたことがある!手ぬき工事だから土台から とられるんだ」と言う両さん。7-1ラストの話です。
・クレーンで持ち上がるほど軽い派出所を「きっとプラモデルのキットだぜ ははは」と笑う窃盗犯たち。まさか20年以上後(2002年)に派出所のプラモデル(
Amazon)が実際に発売されるとは、当時秋本先生も思っていなかったでしょう(笑)。
《扉絵:両さん、鉄道模型製作中(本編に直結)

23-4「さらば!わが友よの巻」
先週盗まれた派出所も、何とか元通り(?)になった。「この派出所とも つきあいが長いからなあ 情が移るよ」としみじみ語る両さんだったが、今日は何か妙な雰囲気。近所の人から花火、鑑識課から爆弾、ダイナマイト石油にガソリン…なぜか危険物ばかりが派出所に集まる。そして…。
・さんざんヤキモキさせた上、「両さんの耳に、派出所の『バイバイ』という声が聞こえる」という展開まで経た上で、大爆発してしまう派出所…。しかし、3-1でも一回火事で全壊しましたし、御存知の通り この後も何度となく崩壊しています(笑)。さらに二週後には再建されており、ドラマチックな演出の割に それほど重要なエピソードという訳ではありません(苦笑)。
15-117-2で登場した行商のおばさんが三度目の出演。今度はロウソクを売ってます。
《扉絵:派出所前(本編に直結)

23-5「サバイバル新年の巻」
昭和56年(1981年)元旦。派出所が爆発してしまい、仮設テントに 身も心もボロボロの状態で勤務する両さん。空腹も重なり、もはや限界。そこへ通りかかった本口リカから、大原部長の家で新年会があると聞かされ…。
・本口リカと愛犬・元五郎が二度目の登場。三度目は、はるか先の84-6です。
《扉絵:両さん・中川麗子とバイク》

23-6「栄光の本田家!の巻」
派出所が再建され、部長のガミガミも同時に復活。嫌気がさした両さんは、勤務を終えた本田のバイクに便乗して逃走。本田家を初訪問する。
・本田君のお父さんや弟の門樹君が初登場している他、このエピソードのみ登場のお祖父さんお祖母さんが顔を見せています。お母さんと妹の伊歩ちゃんは未登場。
《扉絵:ガード下派出所で勤務する両さん(本編に直結)

23-7「鬼のかく乱!?の巻」
風邪が大流行。派出所メンバーも、両さん以外は全員風邪をひいてしまった。そんな中、誕生日を迎えた本田に両さんがおごる事となり、食堂へ。だが食堂の主人も風邪でダウンしていた…。
《扉絵:自転車で街を走る両さん(本編に直結)

23-8「荒野の決闘!の巻」
仕事をさぼって群馬までやってきた両さん中川。そこで出会った ジープを乗り回すワイルドな男は、県警の刑事だった。すっかり彼を気に入った両さんは、二人そろってジープで走り回るが、そこへ逃走中の銀行強盗が!
《扉絵:両さん&ジープ》

23-9「運がよけりゃの巻」
お金を拾ったかと思えば、にあげた宝くじが100万円当選するなど、運が良いのか悪いのかわからない両さん。そんな中、警備に向かった大型ショッピングセンターで、イベントのクイズ大会に出場する事に…。
《扉絵:ごきげん両さん、出勤(本編に直結)

23-10「血のバレンタインD(デー)!の巻」
中川女の子達からもらった 山ほどのチョコレートを食べていた両さん。突然、歯が折れてしまった。「甘いものばかりたべすぎるからですよ」とあきれる中川に連れられて、歯医者へ行く事になったが…。
《扉絵:サイドカー付きバイク(MOTOGUZZI + SALUKI MOTOSIDE CAR)に乗る中川&両さん》

24巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

24-1「正義の使者!の巻」
特撮ヒーロー「ウレタラキング」の姿をした銀行強盗が出現した。犯人は、特撮映画への夢を捨て切れない映画スタッフ。制作の予算を得るための犯行だったのだ。
《扉絵:空を飛ぶウレタラキングを見上げる派出所メンバー(見開き)

24-2「二輪戦争!の巻」
亀町駅前を埋め尽くす自転車の整理に向かう両さん中川。両さんの荒っぽいやり方で一度は片付いたかに思えたが、やがて不法駐車は ますますエスカレート。取り締まる警察市民の全面対立となる!
《扉絵:アメリカンポリス風 両さん・中川麗子(見開き)

24-3「ニューフェースの任務の巻」
派出所にやって来た新人警官・後流悟十三(ごるご・じゅうぞう)劇画の主人公に憧れてスナイパーを気取る彼だが、如何せん実力や度胸が伴わず、マヌケな行動ばかり。逃走した空巣を捕らえるため、両さん達と共に出動するが…。
・ゴルゴ13のパロディキャラクター・後流悟十三 登場。コマ割りや演出までがゴルゴ風になる、細かいギャグが笑えます。
・後流悟は、この11年後(!)、
81-10で二度目の登場を果たしています。
《扉絵:両さん・中川・後流悟&スタッフリスト(ゴルゴ13風)》

24-4「老人天国!?の巻」
住民調査に励む両さん。お年寄りの長話につきあわされ、なかなか仕事が進まない。途中で出会った友人の車に乗ってスピードアップをはかるが、調子に乗り過ぎてスクラップに…。更に向かった銭湯では?
《扉絵:両さん(住民調査中)、街角にて(本編に直結)

24-5「暴走学園!?の巻」
暴走する学生たちに占拠された緑亀高校。事態の沈静化に乗り出した警察も全く歯が立たない…。暴走族のカリスマ・本田&無敵の警察官・両さんの出番だ!
・校内暴力が、社会問題としてクローズアップされていた頃のエピソード。
《扉絵:本田&白バイ》

24-6「バーバーの恐怖の巻」
無頓着な両さんの髪は、だらしなく伸び放題。麗子中川が刈ろうとするが、髪が固すぎてなかなかうまくいかない。結局 麗子から散髪代をもらって理髪店へ向かう両さんだが…。
27-665-8などへ続く、名物(?)・散髪シリーズの第一弾。
・このエピソードで登場した新米理髪師・
高中(今話では名前は登場せず)は、27-6で再登場しています。
《扉絵:中川・両さん&バイク》

24-7「ギャグエイジの巻」
大人気の漫才コンビ(自称“トーキングエンタティナー”)「スネイルマン」のサキサカモモナイが亀有を訪れた。ハードな仕事がたたって体調を崩し、派出所で休むサキサカ。その横で、新ギャグを作り出す苦労をマネージャーに語るモモナイだったが、両さん部長のやりとりを見ている内…。
・両さんやキャラクターのセリフに、実在のタレント名が多数登場。キャラクターリストへの登録が大変でした(^^;)。晴乃チック・タック新山ノリロー・トリローまで解説する事になろうとは。
《扉絵:どアップ両さん》
・扉絵で、メインキャラクターの どアップシリーズ(?)がスタート。第一回は主役・両さん。

24-8「サムライ!の巻」
派出所メンバーがトランプで熱い闘いを繰り広げている所に、合同演習帰りのアメリカ軍人達が道をききに来た。彼等と話す内 意気投合した両さんは、一緒に寿司屋へ。更に秋葉原へと買い物をしに向かう。
《扉絵:どアップ部長
・扉絵の どアップシリーズ、第二回はミリタリースタイルの大原部長。

24-9「白バイ魂!の巻」
過激な取り締まりを理由に、60日間の自宅謹慎となってしまった本田。バイクの無い生活に耐えられない本田は、すっかりノイローゼになってしまう。部長のアドバイスで、何かバイク以外の趣味を持たせてやろうと計画する両さん達 派出所メンバーだが…。
《扉絵:本田クンまちがいさがしクイズ(見開き)
・本誌掲載時には、クイズ正解者の中から10名に秋本先生のサイン色紙が当たるプレゼント企画がありました。

24-10「親心…の巻」
大原部長の娘・ひろみの新居に遊びに行く事になった両さん。部長は「一緒に行きましょう」との言葉に渋っていたが、当日になって合流。全く落ち着かない様子で、娘の生活ぶりを懸命にチェックする。
22-6で結婚した部長の娘・ひろみさんと夫・英男氏の新居が登場。サブタイトル通り、部長の親心が感じられる、なかなかにシブいエピソードです。
《扉絵:どアップ本田
・扉絵の どアップシリーズ、第三回は本田君(強気モード)。

25巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

25-1「ゴキブリ帝国の巻」
派出所の台所にゴキブリが。退治しようとする両さんだが、突然のゴキブリ大編隊の襲撃に驚いて転倒、頭を打って気絶してしまう。ようやく目を覚ました両さんの前には、なんと…!?
76-6等と並び、虫のダメな人は絶対読めなさそうな話です(笑)。本誌掲載時は巻頭カラーだったので、尚更。
《扉絵:両さん&恐竜》

25-2「涙のG・W(ゴールデン・ウイーク)!?の巻」
ゴールデンウイーク、亀有商店街の人々は旅行へ行く事に。ほとんどの店が休みになってしまうのを懸念した町会長の頼みを受けた部長は、駄菓子屋と薬局の店番を両さんに命じる。
《扉絵:どアップ星逃田
・扉絵の どアップシリーズ、ラストの第四回は星逃田。

25-3「立ちよみ!の巻」
出す本がことごとく売れない 二人だけの出版社・舞名(まいな)出版。社長の山本と社員の山田は、新刊「警察官による競馬必勝術」を企画し、両さんに執筆を依頼するが、いい加減な二人のせいで企画がコロコロと変わって行く。
《扉絵:銃を構える両さん》

25-4「両津家の人びとの巻」
派出所を訪ねて来た、両さんと同じ つながり眉毛の男性。彼は、両さんの弟・弁護士の金次郎だった。金次郎の頼み(とお金)を受け、いやいやながらも法事に出席した両さんは、相変わらずの調子で周りを混乱に陥れる。
14-4での名前のみ登場、20-6(少年時代編)での登場を経て、両さんの弟・金次郎さんが ようやく本格初登場。
《扉絵:両さん・金次郎・銀次と墓地の風景》

25-5「ズウ亀有の巻」
動物の新種を研究している、変わり者の博士と知り合った両さん身軽にスキップをする象や、言葉を喋る馬などに唖然とする。そこへ、人間に憧れたワニが街へ逃げ出したという知らせが!
《扉絵:街角の風景》

25-6「サイド・ビジネスの巻」
暑くてイライラしっぱなしの両さん麗子とのケンカも 腹の虫がおさまらずエスカレートするばかりだったが、中川の「冷房のきいた喫茶店へ行きましょう。僕がおごります」の一言でコロッと上機嫌に。しかし、二人が向かった喫茶店は ヤクザが資金源として経営する怪しい店だった…。
《扉絵:車で疾走する両さん&中川》

25-7「わたしの両さんの巻」
安井財閥の長男・安井海彦が、麗子と見合いをするため派出所を訪ねて来た。金に物を言わせた強引なアプローチに反感を持った麗子は、海彦に 自分が憧れている男性を紹介する…。
31-7と並び、両さんと麗子さんの微妙な関係(?)を語る上で、欠かす事のできないエピソード。絵にも気合いが入っており、美しい麗子さんが見られます。
《扉絵:麗子・両さん・安井海彦》

25-8「ガンマニアの巻」
商店街の人達に頼まれ、模型店の店主から夏祭りの寄付金を貰いに行く両さん。シブっていた店主だが、寄付金を払う代わりに「本物の拳銃をもたせてくれ」と言い出す。実は彼は、オールドモデルガン愛好者協会オーナーズ・略してOMAKOのメンバーだったのだ。
《扉絵:銃(エンフィールド マークI)を構える両さん》

25-9「視聴率競争!の巻」
両さんが、バラエティー番組「現ナマとりあいクイズ」に出場する事になった。金銭欲の権化・両さんの所行を心配する部長に「警官として はずかしくない行動をとります」と胸を張る両さんだが…。
・「クイズ」と言いながら、実際の番組は只の現金奪い合いです(^^;)。
《扉絵:派出所でTVを観る両さん(と中川(本編に直結)

25-10「ホットの前田!の巻」
パトカー勤務の警察官・前田は、「ホットロッドの前田」と異名をとるアメリカ車マニア。両さん中川と共に暴走族を取り締まりに向かうが、何故か彼等のゼロヨンレースに参加することに…。
・知る人ぞ知る名キャラ・ホットロッドの前田の初登場編。
《扉絵:両さんと、コルベットに乗る前田(見開き)(本編に直結)


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