エピソードガイド
【61巻〜65巻】


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61巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

61-1「なつかしの駄菓子屋講座の巻」
町会の旅行で駄菓子屋が留守になり、両さんが店番をする事に。生粋の下町っ子である両さんは、店に来た子ども達や 手伝いの麗子中川に下町の遊びや文化を教授する。
《扉絵:駄菓子屋へ向かい、下町を歩く両さん(見開き・本編に直結)

61-2「ギャンブルに開眼の巻」
これまでに競馬等のギャンブルへ注ぎ込んだ金額が億単位になる事を、中川の計算で知った両さん。一念発起して大穴狙いをやめ、本命中心の買い方へと転向する。その甲斐あって、ボーナス全てを賭けた馬券も的中させるが…。
《扉絵:両さん・中川・麗子、派出所内にて(本編に直結)

61-3「I am スーパー仮面!!の巻」
猛暑続きで 遊園地のキャラクターショーの人手が足りないと聞いた両さんは、お金目当てに 着ぐるみの中に入る仕事を買って出る。人気ヒーロー「スーパー仮面」のショーで活躍するが、そのキツさは予想以上で…。
《扉絵:陽光照りつける亀有の街(本編に直結)

61-4「幸せ一杯かき氷の巻」
駄菓子屋で古くなった氷かき機を貰って来た両さん。冷蔵庫で作った氷は使えないため、氷屋から高い氷を買って かき氷を作る。だが、大量に買い過ぎて氷を余らせてしまい…。
《扉絵:両さん・中川&フェラーリ》

61-5「納涼花火大会の巻」
大原部長二人目の孫が誕生し、お祝いムードが高まる派出所。だが金欠の両さんはお祝いの品が買えず、考えた末に知人の花火職人の元へ。そのアイデアとは…。
角田夫に長女・桜ちゃん誕生。
《扉絵:浴衣姿で花火に興じる両さん&麗子

61-6「あわてどこ屋!の巻」
理髪店へ散髪に向かった両さんだが、月曜のため どこの店も休み。ようやく一件 開いている店を見つけるが、変わり者の店主が開発した散髪マシーンで丸ハゲ同様にされてしまう。気付かないまま帰途へついた両さんは…。
・冒頭で、ダメ太郎たちは本庁・捜査八課への転属が決定。57-3以来のお隣さんだったロボット派出所は、このエピソードをもって姿を消しました(60-460-8で言われたような“壊される”という形で無いのは良かったですね)。
・サブタイトルは、実在の童謡(北原白秋 作詞)が元ネタ。
《扉絵:腕組み両さん》

61-7「我がなつかしき少年時代の巻」
昭和30年代。悪ガキ三人組の勘吉豚平珍吉は、イタズラ三昧で大人たちを困らせ続けていた。夏祭りの前夜、神社にしまわれていた神輿を誤って壊してしまった三人は、神輿をすりかえようと こっそり持ち出し…。
・両さんの少年時代シリーズ。子どもならでは・両さんならではの一大冒険が描かれます。
・「カメダス」での歴代編集者座談会(P616)によると、このエピソードがWJ本誌に巻頭カラー掲載された時、当時の担当編集者・伊東氏は「(セリフ部分の色や見出し等のセンスが)狙いと違う」と
秋本先生から注意されたとか。本誌バージョン(副題は「我がなつかしの30S'(サーティーズ)!の巻」)を見返すと、確かにかなり派手です。
《扉絵:昭和30年代の夏祭り風景(本編に直結)
・冒頭2ページ(扉絵含む)の後、「特別企画 両さんの少年時代」扉絵として、派出所メンバー大集合のイラストが3ページ(!)に渡って収録されています。もちろん、本誌ではこれもカラー掲載されていました。

61-8「ハーフサイズ漫画の巻」
今週の こち亀は、全ページを見開き二ページに見立ててのハーフサイズ漫画。読みづらいのでは…と文句を言う中川達だが、両さんは動じない。そんな中、夏休みの安全指導にカッパ姿でかり出された両さんは その姿のまま泥棒を追跡する羽目に。
・通常19ページの こち亀ですが、今回は「大増38ページ!!」(扉より)。
・コピーして切り取る事により、ミニコミックスとなる構成。その表紙に書かれている巻数“100”は、当時「絶対無理(笑)」とギャグとして書かれたものだそうです(
126巻巻末より)。
《扉絵:ハーフサイズコミックスのカバー》

61-9「両さんの自己管理(セルフコントロール)!?の巻」
金欠の両さんに10万円を貸す大原部長。その交換条件として毎日100円の利子と、こづかい帳・日記・予定表を作っての自己管理を命じる。踏み倒す事もできず 大変な毎日を過ごす両さんだが、実は金欠の原因は部長にあった事が判明!
・両さんの金欠の原因は、北海道出張の時に預かった給料を部長がそのままにしていた為…でした。
《扉絵:両さん・中川麗子、クラシックカーでピクニックへ》

61-10「お手柄!?不発弾!の巻」
本田と一緒に日光へ遊びに行った両さんは、帰り道で不発弾の発見現場に出くわす。連絡を受けた部長は、勤務をサボった両さんへの腹立ち紛れに「本庁まで不発弾を持ち帰れば賞金が出る」とウソを。すっかり信じこんだ両さんは、本田を巻き込み…。
・この時の騒動は噂となり、日暮里本郷の派出所まで届いていました(64-164-3)。
《扉絵:派出所前(本編に直結)

62巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

62-1「THE 両産カー!?の巻」
新しくオープンした大型玩具店を訪ねた両さんは、オモチャのレーシングカーをチューンナップして、その技術を見せつける。店長によって商品化される事となった「両津チューン」の車は 大きな話題を呼ぶが…。
《扉絵:派出所前(本編に直結)
・62巻のカバー絵は、初版で作画ミスがありました(銃を構える両さんの右手指が6本)。現在の版では修正されています。

62-2「ビデオ狂騒!の巻」
現場検証用にビデオカメラが導入される事となり、試験的に派出所のリポートが撮影される事に。派出所メンバーの審査の末 カメラマンの座を中川に奪われた両さんは、部長らを逆恨みして復讐に出る。
《扉絵:部長、派出所へ出勤(本編に直結)

62-3「究極のビデオ道!の巻」
ビデオマニアの男・山田は、息子の成長を残そうとビデオ撮影に異常な執念を燃やす。ドラマ性を持たせるためと言って過剰な演出をし、数千本のテープを大事に保管していた山田だが…。
前話に引き続いてのビデオカメラ話。1988年当時、メジャー化が進んでいたんですね。
・ラストでは ようやく自然な父親らしい姿を見せる山田氏。ほのぼのとした読後感です。
《扉絵:両さん&フル装備山田》

62-4「五輪男(オリンピックボーイ)・日暮巡査の秘密!の巻」
四年間の睡眠を終えて両さんに起こされた日暮。超能力で次々と仕事を片付けて行くが、また次第に眠気が…。仕事を全て終えるまで寝かせる訳にはいかないと、両さんはスタミナドリンク漬けで日暮を奮起させる。
・名物男・日暮、49-7に続く四度目の登場。バブルによる地価高騰や新札の発行など、ここ四年のニュースをギャグとして見せてくれます。
《扉絵:派出所前(本編に直結)

62-5「バルセロナをめざせ!の巻」
から期待をかけられ、警察連合運動会でほとんどの種目に出場して大活躍する両さん。100m走で10秒4の記録を出し、署長命令で オリンピック候補生として特訓をする事に。メダルを取れば巡査部長昇進!と約束され、大はりきりだが…。
・サブタイトルの「バルセロナ」は、1992年にオリンピックが開催されたスペインの都市です(今話の掲載は1988年)。
《扉絵:疾走!スプリンター両さん》

62-6「嗚呼、愛しのF40の巻」
4500万円の高級車・フェラーリF40。そのオーナーの一人である久保 田吾作を訪ね、中川達は 雑誌記者を連れて高尾山へ。農業の傍らに車を集めている田吾作は、高級車にこだわらない大ざっぱさで記者達を唖然とさせる。
《扉絵:両さん・麗子・中川とフェラーリF40(見開き)

62-7「仲人症候群(シンドローム)!の巻」
警邏課の警官・青山結婚式で仲人を務める事になった部長だが、規模の大きさを知ってプレッシャーに悩む。プレッシャーを知らない男・両さんのアドバイスで練習に励み、いよいよ当日を迎えるが…。
《扉絵:両さん・どアップ》

62-8「夢の手どり一億円の巻」
両さんの作った真鍮製ミニチュアカーに、オークションで一億円の値が。山ほどの一万円札を目の当たりにして狂喜する両さんだが、麗子中川から 八割近くを税金に取られると教えられ愕然。
・麗子さんから“税金”の言葉を出された両さんは、「おどかそうとしてもムダだ…税金はわしの給料からちゃーんと引かれておる!」と自信たっぷり(26-8で学んだ知識?ですね)。しかし、「それと別よ 一億円について税金がかかるのよ!」には「本当かよ?」とキョトン。後の105-7等も含め、段階を踏んで世の中の仕組みを学ぶ両さんなのでした。
宗教法人が非課税である事を利用するオチなど、適度なリアルっぽさが面白いです。
《扉絵:派出所前(本編に直結)

62-9「飛べっ!ショルダーコプターの巻」
背中に背負って空を飛ぶ一人用小型ヘリコプターを開発した両さん。実験は成功し、見事 空へと飛び立つ。上空から亀有の街を眺めて上機嫌の両さんだったが、やがて予想外のトラブルが次々と…。
《扉絵:自転車で派出所に乗りつける両さん(本編に直結)

62-10「魔法の杖、大追跡(だいチェイス)!の巻」
久々に下界へやって来た天国じいさん・花山理香は、魔法の杖で両さんをパンダに変えてしまう。が、ふとした隙に杖を紛失! 杖が無ければ元に戻れないと聞いた両さんは、パンダの姿のまま 必死の大捜索に出る。
《扉絵:両さん(ミニ四駆製作中)と麗子、派出所にて(本編に直結)

63巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

63-1「わが町・上野の巻」
夜勤明けのドライブがてら、中川を連れて上野へとやって来た両さん。のんびりと町を歩きながら 昔話を語り、さらに酒のつまみを買おうとアメ横へ。下町に慣れない中川をしり目に、下町っ子ならではのバイタリティーを見せる。
・上野という町の情緒を噛みしめるような、のんびりしたムードの話。こういった事を自然にできる漫画って、こち亀以外には少ないのでは?
《扉絵:上野・不忍池(本編に直結)

63-2「恐怖のバイオ革命!?の巻」
派出所近くで起こったスリップ事故の原因は、バイオ研究所で作られた巨大なバナナの皮だった。更に、研究所を訪ねた両さんが薬をこぼしてしまった事から、今度はカエルザリガニ巨大化。街へ出て、パニックを引き起こす。
《扉絵:派出所に事故の報せ(本編に直結)

63-3「夜勤パニックの巻」
ストーブも無く 寒さ厳しい派出所で、夜勤に励む両さん戸塚寺井の三人。トランプで負けた両さんと戸塚はパトロールに出るが、その帰途で粗大ゴミとして出されていたストーブを発見。早速 持ち帰って使おうとするものの…。
・久々に戸塚さんが出ずっぱり。両さんとの不真面目警官コンビは健在です。
《扉絵:派出所前(本編に直結)

63-4「夢のふぐ忘年会!の巻」
友人からタダで手に入れた ふぐを料理に使い、忘年会の費用を着服しようと考えた両さん。しかし、量と人数の兼ね合いに限界が…。別の魚を使うなどして ごまかそうとするが、やがて悪事は暴かれる。
《扉絵:自転車で街を走る両さん(本編に直結)

63-5「執念の特等!の巻」
始まったばかりの商店街の福引きで、特等のヨーロッパ旅行を当てた両さん。目玉商品が無くなる事を恐れた商店街の担当者は「最終日まで余った商品全部を特等と引き換えにしないか」と提案し、交渉は成立する。だが目の前で次々と当たりを出され 焦った両さんは…。
《扉絵:なし》

63-6「お正月は駄菓子屋で!の巻」
1989年 元旦。大掃除でを追い出されてしまった両さんは、知り合いの駄菓子屋へ身を寄せることに。雑煮を食べたり、遊びに来た子どもたちの相手をしたりと、のんびりとした正月を過ごす。
《扉絵:駄菓子屋を訪れた両さん(見開き・本編に直結)

63-7「東京土地なし派出所の巻」
本庁総務部の警官・山下が派出所の実地調査にやって来た。公園前派出所の環境に文句を言う両さんだが、山下は地価高騰の煽りを受けて 運営が難しくなっている各地の派出所事情を語る。調査に同行した両さんは、その実態を目の当たりに。
《扉絵:両さん、派出所の扉を修理中(本編に直結)

63-8「夢の珍発明!P.C.(ペーパークラフト)カメラの巻」
望遠カメラでアイドルを撮影するなど カメラに凝り始めた両さんは、知り合いのカメラ店店主と協力して新発想のカメラを次々開発。「写るンです」に対抗して作った紙製激安カメラ「てめえ!! じたばたすると写すぞ」は、390円という価格も手伝ってヒットするが…。
《扉絵:両さん&カメラ(オリンパスOM-2N・解説付き)》

63-9「想像力漫画の巻」
ある朝 両さんが目を覚ますと、自分の姿が消え透明人間になっていた! 何とか派出所までたどり着くものの、まともな やり取りが全くできず さすがに参ってしまう。そんな両さんに、署まで書類を届ける仕事を申しつける部長だが…。
・扉絵以外、主人公の両さんが全く顔を見せていない 斬新なエピソード。扉の「顔パターン表」と本編の枠外解説をあわせて、表情を類推しながら楽しむ事もできます。
・透明な両さんが一面の雪を目の当たりにするシーンは、一ページが(ほぼ)まるまる真っ白。
秋本先生自身も、「カメダス」(P574)で「決して手抜きじゃないんですが、これで原稿料取ったらまずいんじゃないかと(笑)」と語っている、伝説の(?)実験ギャグです。
《扉絵:両さん・マルチ顔パターン表》

63-10「ギブミーひじかけ椅子!の巻」
両さんの乱暴な扱いに耐えきれず、椅子と机が壊れてしまった。応急処置をして使おうとするものの、ガタガタで いつまた壊れるかわからない。ゴミ捨て場で机を拾って来ようと、へ出た両さんは…。
《扉絵:下町(西亀有三丁目)を歩く両さん》

64巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

64-1「特別編!!下町散歩シリーズ[1](日暮里)下町交番日記の巻」※「[1]」は本来は丸内数字です。
欠員の出た 上野の下谷第五派出所へ、体力と下町通ぶりを買われた両さんが 補欠要員として行く事に。日暮里駅へ到着早々に暴走するを止める大活躍を見せた両さんは、班長と共に犬や猫で溢れる下谷派出所へ向かう。
・今話から64-4までは、四話連続の特別編。下町情緒あふれる上野界隈を舞台に、いつもと一味違った両さんの活躍が堪能できます。
・下谷第五派出所班長の目前に、劇的な登場をする両さん。ヒーロー(?)としての面目躍如たる名シーンです。
《扉絵:両さん、下町にて》

64-2「特別編!!下町散歩シリーズ[2](上野・根津)50年目のロマンスの巻」※「[2]」は本来は丸内数字です。
前話より続き)東京芸術大学の前で両さんが出会った初老の男性・滝城太郎は、49年前 自分が描いた絵を手がかりに初恋の人を探していた。事情を知った両さんは、全力で彼の人探しに協力する。
・名シリーズ・下町散歩編の中でも、屈指の名エピソードとして高評価を得ている話。ノスタルジックな下町の風景と あたたかいストーリーが、見事な調和を見せています。
《扉絵:ハトに餌をやる両さん》

64-3「特別編!!下町散歩シリーズ[3](湯島・本郷)スパルタ両さんVS.したたか犬!の巻」※「[3]」は本来は丸内数字です。
前話より続き)の散歩がてら、湯島の派出所まで届け物をする事になった両さん。身勝手にふるまう犬たちに翻弄されながらあちこちの派出所を渡り歩く羽目に。型破り警官・両さんの噂は、どこへ行っても鳴り響いていた。
・リアルに描かれた町や各派出所の のんびりした雰囲気が、両さん&公園前派出所の型破りぶりを際立たせているのが面白いですね。
・「カメダス2」の企画ページでは、このエピソードが「歴代最長サブタイトル」とされています。
ちなみに最短は15-4
《扉絵:両さん、下町にて》

64-4「特別編!!下町散歩シリーズ[4](帰郷編)そして亀有へ!?の巻」※「[4]」は本来は丸内数字です。
前話より続き)病欠していた下谷第五派出所の所員達が戻って来た。だが、楽な勤務の上 大原部長もいない下谷派出所が気に入った両さんは亀有へ帰る事を拒否。連れ帰るため、部長・中川麗子が下谷へ赴く。
・このエピソードからしばらくの間(?)、猫のミケが公園前派出所のペットに。以前いた(※後の143-7155-1でチラッと再登場)はどこへ行ったんでしょうね?
《扉絵:両さん、下町にて》

64-5「ネコネコ福招き!?の巻」
下谷第五派出所で楽をしていた分とばかりに、次々と仕事を任される両さん。日勤に続いて、猫のミケと一緒に夜勤もする事になってしまう。食事を奪われた両さんは怒ってミケを追い出してしまうが、やがて心配になり…。
・「ネコにをかりるとは…人のプライドも何もない男だ」(ラストの大原部長のセリフ)。部長、4-44'-5)ラストでの自分の事は すっかり忘れているようです(笑)。
《扉絵:両さん・中川&パトカー(日産シルビア)》

64-6「高給優遇!空飛ぶタコ配便の巻」※「タコ」に『・』が付きます。
時給一万円の文字につられ、タコス宅配員のアルバイトをする両さん。ハングライダーのように空を飛んで宅配するシステムに最初は面喰らうが、次第に慣れて行く。しかし、嵐の中“悪魔の乱気流地帯”と呼ばれる高層ビル地域へ配達する事となり…。
《扉絵:ビッグ両さん&ミニ派出所メンバー》

64-7「歯無しにならない話の巻」
歯の健康さを自慢する両さん。壁の釘を歯で引き抜こうとするが、逆に前歯が折れてしまった。中川麗子に不養生を指摘された両さんは 慌てて歯磨きを始めるが、更に10本もの歯が抜け落ちてしまう!
・両さん、23-10では虫歯だらけじゃありませんでしたっけ?(笑)
《扉絵:派出所前(本編に直結)

64-8「怪物(モンスター)マシン・ジーク!!の巻」
中川の会社がイタリアから輸入したスーパーカー・ジーク。空港からレセプション会場へと向かうジークには両さんが同乗していたが、途中でスピード違反の車を追って東名高速へ入ってしまう。果たして、無事レセプションに間に合うのか…?
《扉絵:派出所前(本編に直結)

64-9「アスレチックGUNマンレース!!の巻」
優勝賞品がボーナス付きのアメリカ研修旅行と知り、警察の射撃大会に執念を燃やす両さん。体力と射撃テクニックを存分に発揮し、数多くの障害を乗り越えて行く。
《扉絵:銃を構える両さん・麗子中川

64-10「麗子のパパは困ったちゃん!の巻」
突如 軍用ヘリで派出所に降り立った人物は、麗子の父・飛飛丸だった。麗子を想うあまり、派出所を全面改装するなど 強引&やりたい放題の飛飛丸。見合い話を切り出されて困った麗子は、両さんにウソの恋人役を願い出る。
・麗子さんのお父さん・飛飛丸さんが48-7以来 久々の登場。
《扉絵:派出所前の道路に着陸するヘリ(本編に直結)

65巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

65-1「超記憶術増進法!の巻」
トランプの神経衰弱で大負けした両さんは、記憶力を高めようと一念発起。怪しい「記憶力教室」の門を叩くが、電気ショックやインチキスレスレの“記憶力増進法”に さんざん翻弄される。
《扉絵:「ん〜?」両さん》

65-2「バイキング・ハード!!の巻」
派出所メンバーと共にビルの高層階で行われる高級料理バイキングへ参加する両さんだが、突如起こった火事で 本田と二人 会場に取り残されてしまった。泣き叫ぶ本田をしり目に、両さんは 料金の元を取るべく食べまくる。
・どんな状況でも動じない両さんの肝の太さが、本田君との対比で笑いを誘います。消火器の中身が無くなり、炎はすぐそこ…という状態で「もう知らん! ほっといて食べよう」と言い切れる人は両さんしかいません(笑)。
《扉絵:両さん・部長・本田・麗子中川

65-3「ロボコップ両さんの巻」
人気のオモチャ「サンダーアーム」に触発され、おもちゃ会社の社長が作った「ハイパワースーツ」。全身をロボットのように覆うスーツを 面白がって遊ぶ両さんだが、調子に乗って改造したせいで外す事ができなくなってしまう。
・「サンダーアーム」は、特撮TVヒーロー番組「電脳警察サイバーコップ」(1988年9月〜89年7月放送)の武器として発売された実在の玩具。この番組の(と思われる)フィギュアは、66-1にも登場しています。
《扉絵:派出所内で遊ぶ両さん達(本編に直結)

65-4「人生色いろ!の巻」
朝、目を覚ました両さん寮のおばちゃんからゴミ捨てを頼まれる。引き受ければゴミ捨て場で一兆円の落とし物を発見、断れば次々と不運が…。二つの未来が待っている事を、両さんは知らなかった。
・ページを上下二段に分けて、二つのストーリーが同時進行する実験的エピソード(23-1と似ていますね)。
《扉絵:自室で眠る両さん(本編に直結)

65-5「大江戸神輿大騒動!!の巻」
浅草の三社祭が近付くが、いつも混乱を引き起こす両さん豚平珍吉の三人は、祭りから締め出しをくらってしまう。怒った両さんは仲間を集め、宮神輿を奪い取る一大作戦を決行!
・両さんの幼馴染み・豚平&珍吉の大人になった姿が初登場。三人で、61-7の思い出を懐かしく語るシーンも。
《扉絵:両さん・豚平珍吉、お祭り姿(見開き)
・今話の扉絵は、65巻のカバーイラストと同じ物です。

65-6「天才読書家!?両さん!の巻」
MHKテレビの「私の読書エッセイ大賞」にインチキで入選してしまった両さん。ウソはウソを呼び、読書家警官としてテレビ番組「文学の窓」に出演する事に。何の知識も無い両さんは、麗子たちの協力で猛勉強を開始する。
《扉絵:公園で、子ども達に読書感想文を書かせる両さん(+中川(本編に直結)

65-7「OH!モンキービジネス!!の巻」
来日したホンダラ国王のペット・猿のプリンス。国賓としてVIP待遇されるプリンスの警備をする事になった両さんだが、目を離したスキに逃げられてしまう。懲戒免職を恐れた両さんは、全力でプリンスの追跡を開始!
《扉絵:疾走!両さん》

65-8「つるピカ両ちゃん!!の巻」
理髪店の手違いで永久脱毛されてしまった両さんの頭は、一本も毛のないツルツル状態になってしまった。逃げ出した理髪師を 怒って捕まえる両さんだが、その捕物の中で 事態は更に悪化
《扉絵:両さん(顔のみ)》

65-9「FAXします!私のすべての巻」
雨で濡れた制服を脱いだ両さんは、派出所のコピー機で 自分の裸をコピーして遊ぶ。調子に乗って部長の顔と自分の裸を合わせイタズラ写真を作るが、その写真が本署に送られる原稿と間違われ…。
《扉絵:雨の派出所前(本編に直結)

65-10「佃のじいちゃん大追跡!の巻」
佃島の祖父・勘兵衛の所へ遊びに来た両さん。だが 長屋に入っていたドロボウに気絶させられ、勘兵衛と一緒に縄で縛られてしまう。金庫を持って逃げたドロボウを捕まえるべく、二人一緒の大追跡がスタート!
《扉絵:サイドカー付きバイクで疾走する勘兵衛&両さん》


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