キャラクターガイド
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ムー君(むーくん)小犬のムー君

ムーミン(むーみん)【40-3・名前のみ[39-2・63-5]】
トーベ・ヤンソン原作の実在のアニメ「ムーミン」「楽しいムーミン一家」に登場するキャラクターで、トロール(妖精)の子ども(カバと勘違いされる事も多いらしい)。39-2で、駄菓子屋の店頭に置かれた箱に名前が書かれていた。40-3で模型マニア・松山兄弟の家に置かれていた箱(プラモ?)には姿も描かれていたが、実際とはかなり違っている。<06.10.30>

ムカデ競走人形(むかできょうそうにんぎょう)【45-6】
オモチャ評論家を自称する両さんが、自らの開発した新製品として麗子に見せた人形。その実は、ゼンマイ式の歩く人形を接着剤で沢山つなげただけのモノである(制作費30円)。両さんは他に、同じ方法でレガッタ人形も製作していた。<03.1.19>

無加月(むかつき)【71-2・147-3】
両さんの友人で、ニコニコ寮に住む同僚巡査。とにかく運が悪く、新しい規格の製品を買うと必ず生産終了や縮小(エルカセットやマイクロカセット、ビデオディスク…等々)、株を買えば暴落、応援する野球チームは100%負け…という悲惨な男。普段は人当たりがいいが、あまりの不運に 時折キレてしまい、我を忘れて大暴れする。20年間集めた音楽レコード(71-2初出当時(1990年)CDへの移行が急速に進んでいた)の事でも、“思い出し怒り”で半狂乱になっていた。両さん曰く「今(※'90年当時)ビデオカメラが8ミリかVHS-Cかで戦ってるだろ!(中略)あいつがどちらをえらぶかで勝負がきまる気がする」。技術の急速な進歩で様々な新規格戦争が起こっている昨今、彼がどんな物を買っているのか是非知りたいものである。<08.3.11>

無我無我無我(むがむがむが?)【22-10】
両さんがポスターを見ていた映画(タイトル不詳)の主役・片岡先生を演じた俳優(らしい)。画面上では名前の前のスペースが切れているため、更に苗字がある可能性も有り(竹脇とか)。<01.12.13>

向島三四郎(むこうじま・さんしろう)【117-9】
1999・2001・2003・2006・2016年に上演された「舞台版こち亀」(127巻巻末に2001年公演のレポート有)のオリジナルキャラクター。原作には(本人は)登場しておらず、117-9では両さんが自分自身との一人二役で演じた(※1)。《以下、舞台版での設定》葛飾署(※2)に新たに配属された新人警官で、両さん(出演:ラサール石井)とコンビを組んで活躍する三枚目。妙な角度での敬礼ポーズがルーティンギャグ。当初は本庁(※3)勤務が希望だったが、亀有での様々な出来事を通し、人間味あふれる葛飾での勤務に魅力を感じるようになる。2003年版では、生い立ちが語られたり弟・妹が登場するなど、更にキャラクターが掘り下げられていた。演じるは俳優・清水宏氏(1999〜2006年)、池田鉄洋氏(2016年)。(※1:2006年に発売された舞台版のDVDでは、秋本治先生描きおろしのパッケージイラストに向島も顔を見せている。)(※2:2016年公演では新葛飾署。)(※3:1999年版では、当時人気のドラマ「踊る大捜査線」の舞台“湾岸署”だった。)<16.9.27>

武蔵坊弁慶(むさしぼう・べんけい)【名前のみ42-1】
実在の武将・源義経に仕えたと言われる人物。突然海に行きたくなったからとフル装備状態で部屋を訪ねて来た両さんに、本田が「目が覚めたら いきなり弁慶みたいなカッコしてつっ立ってるし!」と迷惑そうに一人ごちた。<02.8.22>

ムスタング刑事(むすたんぐでか)【82-3・122-5・122-6他】
警視庁(後に特殊刑事課)に所属する刑事。アメリカの飛行機・P51ムスタングを改造した特殊車両で街を疾走し、周りを混乱に巻き込みながら犯人を追跡する。122-5で、特殊刑事課 会員番号3番と判明。海パン刑事こと汚野刑事や、聖羅無々(せいらむん)こと月光刑事とは親友。ムスタング刑事が昼間を、月光刑事が夜間を担当しているらしい。<01.11.19>

無銭飲食された店の主人(むせんいんしょくされたみせのしゅじん)【1-3】
フータローに無銭飲食をされた、食堂(?)の主人。フータローを連れて派出所を訪れた所、祭りに行こうと飛び出して来た両さんと正面衝突してしまった。<01.9.5>

ムチャ兵衛(むちゃべえ)珍豪ムチャ兵衛

陸奥A子<むつ・エーこ>(むつ・えーこ)【103-巻末】
実在の少女漫画家で、その“乙女チック”な作風には定評がある。コミックス103巻の巻末コメント欄を担当した。<02.4.3>

ムツゴロウ(むつごろう)畑正憲

ムッシュ花月(むっしゅ・かげつ)【44-10】
亀有公園からの生中継公開番組で、料理コーナーを担当したシェフ。フランス生まれの大阪育ちらしく、怪しい大阪弁で喋りながら「おフランスのシェルブール風ボンソワールシャルルドゴールいため」を作った。歯に衣を着せない両さんから「まずい!!」と全国ネットで断言されてしまい、目一杯落ち込む羽目に。<02.12.2>

ムッシュ・塩浦(むっしゅ・しおうら)【36-1】
両さんのアイデアで作られた上野の新名物・4階建てバス(運転は熊田)内の食堂で、全ての調理を担当するシェフ。寿司・中華からロシア料理・フランス料理まで何でもこなし、両さんからは“12徳ナイフのよう”と称された。注文されるたびに素早くコスチュームを着替え、その料理に合ったBGMまで流して料理を行う 芸達者な人物。しかし さすがに混乱するのか、寿司を頼まれて「ダンケ!」、ボルシチを頼まれて「ニーハオ」等、かなりメチャクチャな言葉を返したりもしていた。<02.4.15>

武天老師(むてんろうし)亀仙人

ムナカタシコウ(むなかた・しこう)棟方志功

棟方志功(むなかた・しこう)【名前のみ38-7】
実在の版画家(1903〜75年)。MHKの人形を作ったという人形作家の事を聞いた両さんが、「空中都市008の人形を作ったムナカタシコウか?」とデタラメを言った。ちなみに「空中都市008(ゼロゼロエイト)」は、1969〜70年にNHKで放映された実在の人形劇。<10.6.28>

無念(むねん)【44-9】
両さんなじみの住職がいる寺で、修業をしている小坊主の一人。先輩僧侶の厳しさに恐れおののいており、彼同様気弱な性格の仲間・残念らと励まし合いながら つつましく毎日を過ごしているらしい。<02.12.2>

ムハマド・アリ(むはまど・あり)モハメッド・アリ

ムム(むむ)【28-6】
アニメロボットプラモ「マンダム」シリーズのキャラクター。「ガンダム」に登場したモビルスーツ・GM(ジム)に似ている。<02.1.7>

無用ノ介(むようのすけ)【51-4】
さいとうたかをの名作劇画(実在)「無用ノ介」の主人公。両さん本田小梅が江戸時代へタイムスリップした時、何故か町人たちの中にチラッと姿を見せていた。<04.1.23>

村上(むらかみ)【名前のみ2-6】
警察署対抗の剣道大会に出場していた警官の一人。対戦表に名前が書かれていた(2-6)。東軍・山下の四人抜きを阻止したものの、岩田警部補に敗れた(らしい)。<01.9.7>

村上龍(むらかみ・りゅう)【100-巻末】
実在の作家。代表作は芥川賞受賞作「限りなく透明に近いブルー」など。記念すべき、こち亀コミックス100巻の巻末解説を担当した。<02.4.3>

村雨三兄弟(むらさめ・さんきょうだい)【51-2】
自らを“ゴルフ場破り”と称して各地のゴルフ場でプロに対戦を挑み、インチキまがいの手を使っては金銭を巻き上げる ゆすり屋グループ。槍の仁佐衛門居合いの狂四郎珍 蘭蘭の3人で、接待ゴルフのため両さん署長部長が訪れていたゴルフ場へ殴り込んで来た。挑戦に応じた両さんを三者三様のテクニックで追い込んだが、諦めを知らない両さんの不屈の抵抗に 最後には負けを認め、後日「三兄弟から四天王としてゴルフ場破りをやろうじゃないか」と、派出所までスカウトに訪れた。<04.1.23>

村瀬賢治(むらせ・けんじ)【57-8・125-9】
両さんの小学校時代からの親友。小学校三年生の時に浅草から渋谷へ引っ越し、両さんとは30年近く会っていなかった。元は優しく内気な少年だったが、両さんとの再会時にはヤクザに。暴力団・集英会の幹部として働いていたが やがて破門。組に復讐しようと 護送中に逃走するが、立ちはだかった両さんから体当たりの説得を受けて自首した。出所後は知識と能力を活かして不動産会社の社長となり、日本やアジアの恵まれない子ども達のため、精力的に資金を集めている(浅草に孤児院の建設を計画中)。その胸の内には、家庭を顧みなかったや 火事で亡くなったの思い出が影を落としているらしい。<06.10.9>

村瀬賢治の父親(むらせけんじのちちおや)【125-9・名前?のみ57-8】
両さんの幼馴染み・村瀬賢治の父親。家庭を顧みず酒に溺れ、借金を重ねていたようだ。村瀬の頬から顎にかけて付いた傷は、父に殴り飛ばされてガラスを突き破った時の物である。後に他界し、村瀬は孤児院へ行く事となった。<04.1.23>

村瀬賢治の母親(むらせけんじのははおや)【125-9】
両さんの幼馴染み・村瀬賢治の母親。夫とは違って優しい人だったらしく、村瀬も母を慕っていたようだ。後に、家が火事に見舞われて他界した。<01.11.25>

村瀬賢治の部下(むらせけんじのぶか)【125-9】
両さんの幼馴染み・村瀬賢治の経営する不動産会社「不動産暁」の社員たち。服装や居丈高な態度など、ヤクザ風の雰囲気を持つ人間が多いようだ。借金の取り立て等の他、村瀬の意志によって アジアへの義援金送付も行っている。<01.11.25>

村瀬賢治を護送した刑事(むらせけんじをごそうしたけいじ)【57-8】
両さんの幼馴染み・村瀬賢治を、葛飾署から浅草署までパトカーで護送していた二人の刑事。その途中で暴れ出した村瀬によってパトカーをぶつけられ、混乱に乗じての逃走を許してしまった。<06.10.9>

村田(むらた)【名前のみ58-4】
58-4で、派出所の電話帳に書かれていた人名。人語を話すキツツキ・ピーコイタズラ電話を受けたのではないかと思われるが劇中では不明確。<06.11.1>

村田経芳(むらた・つねよし)【名前のみ4'-1】
戊辰戦争・西南戦争に参加した実在の薩摩藩士(1838〜1921年)。4'-1(現在発売中のコミックスには収録されていない)で、発明者の彼から名を取られた「村田銃」が水元公園前派出所に置かれていた。<04.3.25>

村田英雄(むらた・ひでお)【名前のみ7-9】
「王将」「人生劇場」など数多くのヒット曲を歌った、実在の演歌歌手(現在は故人)。芸能人の多く集まる中川邸クリスマスパーティーを訪れ、両さんの股間にサインをさせられた(^^;)。53-7では、パロディとして村田英雄(むらでん・えいお)の名前が登場。<04.7.3>

村田雄介(むらた・ゆうすけ)【149-巻末】
「アイシールド21」(2002〜09年 WJ連載)や「ワンパンマン」の作画を担当している実在の漫画家。「アイシールド」の原作・稲垣理一郎氏と共にコミックス149巻の巻末コメントを担当。村田氏流の活き活きとした こち亀キャラ達を描きおろした。2006年発売の連載30周年記念本「超こち亀」にも、稲垣氏との合作による1ページ漫画を寄稿している。<16.3.4>

村田蓮爾(むらた・れんじ)【198-巻末】
繊細なタッチで多くのファンを持つ、実在のイラストレーター・デザイナー。アニメ「LAST EXILE(ラストエグザイル)」、ゲーム「豪血寺一族」のキャラクターデザインなどで知られる。こち亀コミックス198巻の巻末コメントを担当し、警察仕様オート三輪に乗る両さんと横断旗を持つレモンを描きおろした。<16.3.4>

村田英雄(むらでん・えいお)【名前のみ53-7】
両さんの父・銀次がカラオケビデオを所有している歌手の名前。村田英雄(むらた・ひでお)とは全くの別人と思われる。<04.7.3>

村中(むらなか)【59-9】
超売れっ子漫画家・流星ひかるの担当編集者。普段から流星に「うちの会社は先生でもってるようなものです さすが大先生!!」などと、過剰とも思えるヨイショをしている。アシスタントを希望した両さん(漫画賞の賞金を目指して漫画の勉強をするため)を、執筆の行われている流星邸まで連れて行った。<06.10.21>

村西(むらにし)【名前のみ62-7】
葛飾署警邏課の警官・青山と安井財閥の令嬢・安井慶子の結婚式で仲人を務めるにあたり大原部長が観ていたビデオ「結婚式のマナー集 仲人編」の監督。名前の元ネタは、実在のアダルトビデオ監督・村西とおる?<06.10.28>

村の人たち(むらのひとたち)【31-10】
原始時代を舞台にした特別編・31-10で登場した、原始人・RYOらの住む村の人々。守護神・両津明神を崇めている。村長らしき老人の他、戸塚似の村人らも登場した。<02.1.20>

村の人たち(むらのひとたち)【39-1】
僻地・部長邸の近くにある、風変わりな村の人々。断崖に90度に傾いた家を建て、体をロープで固定して生活している。崖から落ちて家に突っ込んでしまった両さんに「だめだよ あんた 戸を開けて入らなきゃ!」とのんびり声をかけた。両さんは「よく こんなとこで生活できるな」と(当然)驚いていたが、当人たちは「なれれば気にならんよ」と意に介していなかった。<02.4.28>

村の人たち(むらのひとたち)【61-10】
日光のいろは坂へ(仕事をサボって)遊びに行った両さん本田が、帰り道で出会った村人たち(両さんによると、村の近くにかつて飛行機工場があったらしい)。畑から見つけた不発弾の処理を二人に頼み、発掘やリヤカー調達などの手伝いをした。<06.10.26>

村人(むらびと)村の人たち

村松ジョー(むらまつ・じょー)島村ジョー

室田日出男(むろた・ひでお)【名前のみ28-2】
映画「仁義なき戦い」シリーズなどに出演した実在の俳優(現在は故人)。28-2の欄外解説で名前が登場。<05.6.4>


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