エピソードガイド
【71巻〜75巻】


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71巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

71-1「最新歯医者事情の巻」
虫歯の激痛に悩む大原部長は、中川の紹介で歯科医院を訪れる。面白がってついて行った両さんだが、患者と間違われてヒドい目に。しかし、転んでも只では起きない両さんは、医者に変装して部長の治療(?)を…。
《扉絵:線路上に立つ両さん》

71-2「無加月くんのツキだめし!の巻」
音楽カセットにビデオに自動車…買った物が、ことごとく規格変更や発売中止になる不運な男・無加月巡査。「苦あれば楽ありだ」と励ます両さんは、競馬や宝くじでツキ試しをさせる。
・エルカセットに、VHSでもベータでもない大型ビデオ、ビデオディスクにマイクロカセット…実際に発売され、廃れていった物が これでもかと登場します。このディテールの細かさも、当時の こち亀の魅力の一つですね。
・セリフ中で、1990年当時の株価大暴落(いわゆるバブル崩壊)が語られています。
《扉絵:両さん、下町にて》

71-3「それゆけ香港!の巻」
成り行きで、香港を訪れているマリアの元へ やって来た両さんマリリンとマリアの映画撮影を見学に行くが、日本人俳優がトラブルで出演できなくなり、急遽代役としてスカウトされる。
・監督が両さんをスカウトしたのは、66-9で両さんと本田君が出演した映画を見て、そのアクションに惚れ込んだからだそうです。
《扉絵:中国風マリア&マリリンと、忍者両さん》

71-4「ポリスマンの条件の巻」
頑強な銀行強盗犯を、体を張った大捕物の末に逮捕した両さん。その体力を本庁から評価され、新人警官の体力指導教官に任命されるが、貧弱な新人達に手を焼かされっぱなし。
《扉絵:ラーメン屋前に停まるパトカー(ディアブロ)(本編に直結)

71-5「痛い恩返しの巻」
両さんの作った落とし穴につまづいて腰を痛めてしまった老人は、両さんにおぶられて病院へ。その後 町内のハチの巣を除去する仕事に臨んだ両さんは、ハチにあちこちを刺されて別人のような姿になってしまう。そして…。
《扉絵:両さん、路面電車駅にて》

71-6「レジャーランドツアー(前編)の巻」
猛暑が続く中、世界最大のマンモスプール「スーパー船橋ヘルスセンターランド」を訪れた派出所メンバー。ウォータースライダーやゲーム大会で楽しむが、やっぱり両さんは騒動を巻き起こす。
《扉絵:特大サマーポスター(下半分)》
・見開きの扉絵は、後編と合わせて一枚の大きな絵(ポスター)になる仕組み。水着姿のマリアと大勢のキャラクターが顔を揃えている、にぎやかな絵です。

71-7「レジャーランドツアー(後編)の巻」
前話より続き)引き続いて、水の中を走るジェットコースター等で楽しむ派出所メンバー。途中でお金が必要になった両さんは、開催中の美人コンテストの賞金を狙ってマリアを出場させる。
《扉絵:特大サマーポスター(上半分)》

71-8「生意気CD機(キャッシュディスペンサー)の巻」
葛飾署員の給与が、実験的に銀行振り込みとなった。生まれて初めてキャッシュディスペンサー機を使う両さんだが、妙に人間臭いCD機に翻弄され、やがて怒り心頭に達する。
・当時(1990年)は 、まだ給与の銀行振り込みもメジャーでは無かったんですね。
70-7に続いて、派出所のコードレス電話2台が受話器を紛失。本体ばかりが増えて行く公園前派出所です。
《扉絵:両さん、丸の内駅前にて》

71-9「勝鬨橋(かちどきばし)ひらけ!の巻」
隅田川にかかる大型可動橋・勝鬨橋。昭和40年代に閉鎖されて以降 開いていないはずの勝鬨橋だが、両さんは「閉鎖後 一度だけ開いたことがある。開けた本人が言うんだから間違いない」と言う。そこには、両さんの友達・白鳥純との思い出深いドラマがあった。
・連載700回(当サイトのカウントとは異なります)記念として掲載された、恒例・両さんの少年時代話。両さんの悪友・豚平(なぜか今話では「とん吉」と呼称)&珍吉も交え、白鳥純くんとの爽やかな友情が心地よい読後感を残します。
・純くんは181-5「勝鬨橋、再び開く!!の巻」で再登場。
《扉絵:勝鬨橋》

71-10「ホンモノは誰だ!?の巻」
友人・一色に、100インチの巨大プロジェクションテレビを見せられ感心する両さん。そんな折、両さんの警察学校時代の恩師が派出所を訪ねて来る事に。サッカーの試合に参加するため、どうしても派出所を抜け出したい両さんは 一色の協力を得て…。
《扉絵:両さん、上野公園にて》

72巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

72-1「親父は強かった!の巻」
浅草にある両さんの実家が、ドラマの撮影に使われる事になった。長引く撮影の間、銀次よねはホテル住まい。脚本家・山本総一は銀次の幼馴染みで、遠慮せず経費を使ってくれと笑う。その言葉を聞き、調子に乗った両さんは…。
《扉絵:浅草の風景》

72-2「林間に燃えた商魂の巻」
軽井沢のコテージへ旅行にやって来た派出所メンバーだが、定員オーバーのため、両さん本田だけは外のテントでキャンプ。しかし、大嵐で街までの道路が閉鎖されてしまい、食糧は二人の持っている分のみに。両さんはここぞとばかり、コテージの客相手に悪どい商売を始める。
《扉絵:両さん、線路脇にて》

72-3「激走機関車レースの巻」
機関車好きの西急鉄道社長・高田の主催で、蒸気機関車のスピードレースが開催される。賞金10億円を獲得するため、中川と共に出場する両さんだが、自らも出場した高田の なりふりかまわぬ戦法に苦戦する。
《扉絵:両さんと、疾走する機関車》

72-4「空飛ぶ事業家!の巻」
機関車レースの賞金10億円を手にした両さん部長はこれを元手に生活設計をしろと諭すが、当の両さんは聞く耳を持たず、警官を辞めて新しい事業を始めると豪語。設立したヘリコプター会社は 一気に業績を伸ばすが…。
《扉絵:浅草寺でハトに餌をやる両さん》

72-5「葛飾署の生き字引きの巻」
サギの常習犯・奥山老人。何十年と葛飾署と関わって来た奥山は、署長次長の過去にも詳しい、署の生き字引きだ。したたかで 皆の手を焼かせる奥山の世話を、両さんが任されて…。
・署長の名前(亀森鶴吉)や過去、次長の若い頃などが奥山老人の口から語られます。特に次長は謎(?)が多い人物なので、けっこう貴重なシーンかも。
33-2に登場した万引き常習犯のおじいさんと この奥山老人、同一人物っぽいのですが真相は不明です(「カメダス」では別人扱い)。
《扉絵:両さん、柴又にて》

72-6「天才画家あらわる!の巻」
署の美術展にマッチ棒で作った戦艦を出品し、部長らを呆れさせる両さん。「おまえに芸術がわかる筈などない」とあしらわれるが、続いて権威ある美術展に絵を出品し、手違いで入賞してしまった事から…。
《扉絵:両さん、下町にて》

72-7「晴天ひきうけます!の巻」
秋の天気は変わりやすく、草野球もすぐ雨で中止に。対策を考えた両さんは、古い大型テントを使って、簡易ドームを作り上げた。大人気のドームを やがて商売にする両さんだが、問題点も多く…。
《扉絵:街を歩く両さん&中川

72-8「水の中の忠治の巻」
水族館のオープンセレモニーで、派出所メンバーが水中劇「国定忠治」を上演する事に。両さんが演出した水中劇は どうにか無難に進行するが、裏方の本田が機械の操作を間違えて…。
《扉絵:両さん、川沿いにて》

72-9「省エネ大作戦!の巻」
に支払う電気代が倍になると聞いた両さんは、値上げを阻止するため自家発電システムを作り上げた。太陽発電を中心に 順調に稼動する発電システムだが、次第に両さんの欲が顔をのぞかせる。
《扉絵:両さん、高戸橋にて》

72-10「跳ね馬(フェラーリ)、走る!の巻」
寺井が車を買う事になり、両さんも中古車センターへとついて行く。店員の羽生を手玉に取り、キャンペーン賞品のフェラーリF40を見事手に入れた両さんだが、扱いの難しいフェラーリに 寺井は悪戦苦闘。
68-9ではカナダで登場したインチキ不動産屋・羽生、今度は系列会社(?)の中古車センター店員に。この人も大変な人生を歩んでそうです。
《扉絵:両さん、下町にて》

73巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

73-1「甘露を求めて!!の巻」
世のミネラルウォーターブームに目をつけた両さんは、地下水を求めて派出所の敷地を掘り始めた。しかし予想に反して、掘り当てたのは温泉。主旨替えして観光商売をしようと考える両さんだったが…。
《扉絵:両さん、浅草松竹前にて》

73-2「恐怖の剣道仮面!の巻」
優勝すれば署長からフランス料理のフルコースをおごってもらえると聞き、警察署対抗の剣道大会に闘志を燃やす両さん。見事に優勝を果たすが、トラブルで面が取れなくなってしまう。仕方なく、そのままの姿で店へと向かい…。
《扉絵:両さん、剣道着姿》

73-3「ボーナス戦線異状なし!の巻」
今年もボーナス支給の時期。商店街の面々は 借金を取り立てようと、執拗に両さんを追い詰める。ボーナス100万円を 高価な古切手に換えるという機転で、見事 争奪戦に勝利した両さんだったが…。
・恒例の、ボーナス争奪戦シリーズ。
《扉絵:両さん、浅草「暮六(くれむつ)」前にて》
・扉絵に登場の「暮六」は、当時 浅草に実在していた料理屋。

73-4「星に願いを!の巻」
星座や惑星に詳しいのを誉められ、調子に乗って天体望遠鏡を購入した両さん。いきなり新彗星を発見し、大きな話題となる。人気を利用して商売にしようとするものの、ほどなく彗星は爆発消滅。悔しがる両さんだが、事態はそれで終わりではなかった。
《扉絵:両さん、上野駅にて》

73-5「年の始めの御挨拶の巻」
1991年 正月。両さんは、実家の年末大掃除で出て来た高級陶器・古伊万里の皿を、部長への年始の品として持って行く。だが箱を開ける前に、部長が箱を踏み付けて割ってしまった。気付いていない両さんを、何とか ごまかそうとする部長だが…。
《扉絵:派出所メンバー、集合写真》

73-6「盤上の熱き舞い!の巻」
新しく買った高級将棋盤セットで、中川麗子寺井と遊ぶ両さん。見事に勝利して鼻高々だったが、部長との対戦では大負け。先読みの不足を人生になぞらえて説教された両さんは、悔しがって将棋名人の元へ弟子入りする。
《扉絵:両さん、線路脇でひと休み中》

73-7「白鳥麗次再登場!の巻」
一年ぶりに派出所を訪れた、自称スーパー金持ち・白鳥麗次。執拗に麗子をデートに誘うが、成り行きで両さんたち派出所メンバー一同と食事に行く事に。格好ばかりつけて中身の伴わない白鳥は…。
69-5で登場した白鳥麗次が再登場。ラストの決めポーズ(?)は、早くもルーティンギャグとなりつつあります。
《扉絵:白鳥麗次、登場!(見開き・本編に直結)

73-8「突撃!クレーンゲームの巻」
クレーンゲームの達人・両さん。宝石店のイベントでも、高級品を根こそぎクレーンで持って行き 大儲け。更に 中川の紹介でテレビのバラエティー番組に出場した両さんは、物欲と体力を発揮し“人間クレーン”となって大活躍する。
・連載1000回記念の人気投票ベスト10(「別注こち亀」として単行本化)で、人情話系が並ぶ中 第五位にランクインしたエピソード。両さんの物欲が そのまま具現化したようなラストの姿が笑えます。
《扉絵:子ども達とベーゴマで遊ぶ両さん》

73-9「とっても便利な達筆くんの巻」
あまりの悪筆ぶりに部長からカミナリを落とされた両さんは、友人の協力で、自動書記マシーン“達筆くん”を開発する。美しい字に文句の言えなくなった部長は、達筆くんでの宛名書きを頼むが…。
《扉絵:葛飾署前(本編に直結)

73-10「続・白鳥麗次再登場!の巻」
倒産した会社が再興し、再び派出所へやって来た、自称スーパー金持ち・白鳥麗次麗子に逃げられた白鳥は 今度はマリアに声をかけ、彼女(?)を連れて外車ショップへと向かう。
・早くも三度登場の白鳥麗次、今度はマリアにアプローチ。けっこう節操のない男です。
《扉絵:両さん、帝釈天大鐘楼前にて》

74巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

74-1「迷子象の休日の巻」
動物園から逃げ出した子象・トントを保護した両さん。動物園から引き取りに来るまでの間、世話を任される事に。すっかり両さんになついたトントだったが、大きな体で騒動を巻き起こす。
《扉絵:両さん、南千住にて》

74-2「JUMP!STEP!!ホッピング!!!の巻」
ホッピングで飛び跳ねながら派出所を訪ねて来た奇妙な男・志賀右京ノ介。彼は、ホッピングスポーツを普及するため日本一周をしているという。その活動を金儲けに利用できると考えた両さんは、協力を申し出…。
115巻巻末での両さん(秋本先生)の解説によると、このエピソードでホッピングブームを作ろうと考え(てハズし)たそうです。
・右京ノ介と同じ門下には、フラフープを普及しようとしている左京ノ介がいるそうです。ネーミングが、後の
飛鷹姉妹を彷佛とさせますね。
《扉絵:両さん、川沿いにて》

74-3「人気漫画家を目指せ!の巻」
倒産寸前の零細出版社を立て直すため、漫画雑誌の発刊を提案した両さん。同人サークルの集会で漫画マニアを集めて執筆させるが、原稿料をタダであげるため、サギ同然のやり方を…。
59-9での経験を引き合いに出して「漫画にはうるさい男だ」と胸を張る両さんですが、やり口は とても漫画を愛する人間のそれとは思えません(^^;)。
《扉絵:南亀有派出所員と談笑する両さん》

74-4「謎の発掘胸像Xの巻」
部長の勤続35周年を記念して、中川達が部長の胸像を製作してプレゼントする事に。だが イタズラ心を起こした両さんが注文をし直し、怒り顔の とんでもない胸像になってしまう。責任をとって胸像を引き取らされた両さんは…。
51-9(5年前)にも勤続35周年を祝われていた部長ですが…まあ、誕生日同様 部長の時の流れは謎が多い、という事で。(51-8では勤続30年の記述。)
《扉絵:自転車で下町をゆく両さん》

74-5「翻堕羅拳スキー合宿(前編)の巻」
中川の会社が経営するスキー場へ、翻堕羅拳の合宿に行く一同。列車やホテルの並外れたリッチさに すっかり旅行気分の総帥・麻里晩をしり目に、両さんは下町支部長として門下生たちをしごく。
《扉絵:中川・麗子・両さん・マリア、スキー場にて(見開きパノラマ扉・前編)》
・扉絵は、後編と合わせると8人のキャラが並ぶパノラマ扉に。

74-6「翻堕羅拳スキー合宿(後編)の巻」
前話より続き)翻堕羅拳の門下生たちを厳しくしごき続ける両さんに、総帥のも逃げ腰。麗子を追ってスキー場までやって来た白鳥麗次も加わり、またも騒動が巻き起こる。
《扉絵:白鳥麗次・本田・麻里晩・マリリン、スキー場にて(見開きパノラマ扉・後編)》

74-7「バッカス両津!の巻」
春の花見シーズン、場所取り競争が熾烈に。両さんは、後輩の警官たちを使って場所取りの商売をする。「今なら楽しいトークと裸おどりつき」との公約に違わず、花見会場でお祭り男の本領を発揮する両さん。
・タイトルの“バッカス”は、ギリシャ神話に登場するお酒の神様。いくらでも酒を飲む両さんに、呆れた部長がラストで言った「バッカスの生まれ変わりだな こいつは!」というセリフからです。
《扉絵:下町で川面を眺める両さん》

74-8「南千住に吹く風はの巻」
風邪をひいた本田を見舞うため、車で南千住の本田家へ向かう両さん中川。しかし、迷路のような下町の路地にすっかり迷ってしまう。ようやく到着するが、荒療治派の両さんは 寝ている本田の布団を引き剥がし…。
・本田君のお父さんと妹・伊歩ちゃんが久々に登場。
・本田君、本編で描かれてない所で また失恋したらしいです。
《扉絵:両さん、高架脇にて》

74-9「クレーンゲーム チャンピオン大会!の巻」
テレビ番組の「人間クレーン」で、チャンピオン大会が開催される事に。初代チャンピオンの両さんも当然参加し、どんどんスケールアップするゲームの中で、体力と物欲を如何なく発揮する。
73-8の続編です。
《扉絵:両さん、雑貨屋前にて》

74-10「銭湯レジャーランド化計画!の巻」
銭湯・松ノ湯の主人から、改装の相談を持ちかけられた両さん。客が増えれば番台に座らせるという約束をとりつけ、斬新なアイデアを次々提供する。お陰で松ノ湯は大人気となるが、やがて…。
《扉絵:下町を歩く両さん》

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75-1「音声予約でコンニチハ!の巻」
声で録画予約のできる新型ビデオデッキを、部長に安く譲る両さん。その目的は、自分をバカにした部長を 改造したビデオデッキを使って騙し、復讐する事だった。やがて悪事は暴かれるが、両さんは第二の作戦を…。
《扉絵:下町を歩く両さん&中川

75-2「空き缶回収大作戦!の巻」
街に増え続ける、捨てられた空き缶。人々のマナーや自動販売機の話題で、両さんたち派出所メンバーも真剣に語る。そんな中、町会の活動で集められた空き缶が派出所に置かれる事に。
《扉絵:両さん、川沿いにて》

75-3「両津オークションの巻」
自家用ジェット機に憧れる両さんは、500万円で売りに出ていた中古ジェット機に目を輝かせる。だが資金が調達できず、ついに自分のコレクション…時計やカメラ、オモチャを売り払ってお金を作る決意を。
《扉絵:街を自転車で走る中川&両さん》

75-4「ザ・コックローチ!?の巻」
久々に下界へ降りて来た花山理香は、魔法の杖の力で両さんを翻弄し続ける。スキを見て杖を奪い取った両さんは「ゴキブリになれ!」と杖をふるうが、鏡で反射させられ自分が変身。更に運悪く、杖が折れてしまい…。
・花山理香の魔法で、マリアが(一時)本物の女性になってしまいます。「これはちょっとまずい!」「話が違ってくるだろうが!」と慌てふためく両さん。111-4で本格的(?)に女性になったマリアへの態度も煮え切らないようですし、やっぱりマリアに対する感情には微妙な物があるようですね。
・「ちょっとこい!」とマリアを奥へ連れて行き、女性に変身した事を確認する両さん…一体 何をしたんでしょう(^^;)。
《扉絵:両さん、鉄橋近くにて》

75-5「イカ釣り船上バトル!の巻」
派出所メンバー一同で釣り船に乗り、イカ釣りをする事に。自信満々の両さんは、一番多く釣り上げた者が 皆のおごりで高級洋酒・ナポレオンを飲める事にしようと提案。だが予想外に苦戦し、やがて他メンバーの妨害工作を始める。
戸塚さん寺井さん本田君も含め、久々に公園前派出所レギュラーメンバー勢ぞろい。
《扉絵:両さん、タバコ屋前にて》

75-6「怒濤の下町パイレーツ!?の巻」
新しく開店したイタリアンレストランの店頭に、ディスプレイとして本物の海賊船が。下町の名物になりそうだと喜ぶ両さんだったが、大雨の日、水浸しになった街へ船が走り出てしまう。折しも、葛飾署には外国の大統領が訪問中で…。
《扉絵:両さん、浅草三社祭にて》

75-7「豪華マンションの甘い罠(トラップ)!の巻」
一部屋 数十億円の超高級マンションの存在を知り、驚く両さん達。その内の一つ、35億円のマンションを麗子から買ってもらったと聞き、更に驚愕。家を探していた寺井は、麗子の申し出を受けて マンションを安く譲り受けるが…。
《扉絵:下町を歩く両さん》

75-8「スーパーバイザー両さんの巻」
前話より続き)維持費がかかり過ぎて高級マンションには住めず、改めて家探しを始めた寺井両さんは、部長や自分と違って優柔不断な寺井を一喝。不動産屋に付き添い、新居探しに協力する。
《扉絵:下町を歩く両さん》

75-9「深海SOS!?の巻」
沈没船に乗せられた200億円の財宝を求め、海洋学者・慢坊博士の協力のもと、深海スーツを着て海底へ向かう両さん。外国の調査船をも蹴散らし、見事に財宝を手にするが…。
《扉絵:潜水服両さんと沈没船》

75-10「麻里愛(マリア)・最大の宿敵(ライバル)!の巻」
自分への果たし状が届いたという知らせを受け、翻堕羅拳の道場へとやって来たマリア。果たし状の送り主は、男時代のライバル・加瀬大佐ェ門だった。やがて姿を現わした加瀬は闘志を剥き出しにして暴れるが、マリアが女になった事を知り…。
・太く荒々しい描線で、男臭さを強調されたキャラ・加瀬。それだけに、ラストのオチがきいています。
《扉絵:加瀬・マリア・両さん


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