エピソードガイド
【146巻〜150巻】


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146巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

146-1「新年かるた取り大会の巻」
2005年初春。超神田寿司から家出して行き場所のない両さんは、磯鷲武道館の新年会へ。剣之介主催の巨大カルタ取り大会で、賞金2005万円を巡り翻堕羅拳法一派や爆竜大佐の部隊らと火花を散らす。
・2005年の最初を飾るコマが星逃田のドアップというのは、オールドファンには何だか嬉しいですね(笑)。出番はトータル5コマですが。
・星の部屋にあるダイヤル式電話、数字の順番が逆になっているような?(^^;)
《扉絵:こち亀キャラ集合》

146-2「大阪の笑いは厳しいで〜の巻」
ハルから誘いを受け、通天閣署の新年会へ参加するため大阪へ向かう中川両さんも車のボンネットに隠れて無理やりついて行くが、署長達から「ギャグをやってウケないと料理は食べさせない」と言われ…。
《扉絵:ハル&レイ with ミニパト仕様Q-CAR》

146-3「超高性能(?)ロボット大集合の巻」
スーパー電子社長・電極スパークが、数々の老人用アイテムを新開発。危険な車を破壊するミニミサイルや バッテリーが30分で切れてしまうロボット犬など、ポイントのズレっぷりに両さんも呆れる。
《扉絵:お婆ちゃんミサイル、発射!(本編に直結)

146-4「日英弓勝負!!の巻(前編)」
ロンドン市警に勤務する麗子の友人・エヴァは、アーチェリー国際大会で優勝するほどの洋弓のエキスパート。署のアーチェリー部員達と共に新葛飾署を訪れたエヴァは、早矢たち弓道部員と交流を深める。
《扉絵:なし》

146-5「日英弓勝負!!の巻(後編)」
前話より続き)要請を受け、爆弾犯人のたてこもり現場へやって来た両さんたち一同。両さんの活躍で犯人は捕まえられたが、追い詰められた犯人は時限式爆弾のスイッチを入れてしまう。五重塔の上に仕掛けられた爆弾のコードを切るため、エヴァと早矢は…。
・人質として、実に久々の恵比須巡査が登場(134-9以来。パーソナリティを見せるのは67-8以来?)。
《扉絵:エヴァ》

146-6「擬宝珠家温泉スキー旅行の巻」
擬宝珠一家両さんは、雪深い温泉地へとスキー旅行にやって来た。ダイナミックなスキーを楽しむ両さん&、初めて見る大量の雪に大喜びの蜜柑…と、それぞれに旅を満喫する。
《扉絵:トンネルを抜けると雪国(本編に直結)

146-7「極めろ!謝り道!!の巻」
今日も失敗で部長の大目玉をくらい、ペコペコと謝り続ける両さん。そこへ「日本謝ろう協会」と名乗る男たちが現れ、両さんをスカウトしたいと申し出る。クレイマー対応や謝罪会見など、世の中で“謝るプロ”が必要とされていると言うのだ。
《扉絵:拳を突き上げる両さん》

146-8「世界の川はワシのものの巻」 ※「川」に『・』が付きます。
隅田川を舞台とした日英親善レガッタ大会に、イギリスの特殊部隊SASチームが参加すると知った両さん。「江戸っ子のメンツにかけて勝たねば」と、ボルボ左近寺法条とチームを組んで闘志を燃やす。
《扉絵:両さん&こち亀キャラこけし》

146-9「出会いの橋の巻」
少年時代の両津勘吉と悪友の豚平珍吉が吾妻橋で出会った少女・(まつり)は、縁日の屋台で商売をするテキ屋の娘だった。偏見に晒され、辛い思いを抱えながら店を切り盛りする祭だが…。
・本誌では「単行本累計1億3000万冊突破&連載1400回突破(※)記念」として巻頭カラーで掲載された、少年時代エピソード。当サイトのカウントとは異なります。
・祭(フルネームは鮫島祭)は、数カ月後の148-9で再登場しています。
《扉絵:祭・勘吉・豚平・珍吉と吾妻橋(見開き)》

147巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

147-1「ロボット大戦争の巻」
両さんの祖父・勘兵衛の経営する会社が、美女メイド型など様々な介護用ロボットを開発。ついには数十メートルの巨大ロボにまで着手する。これにライバル意識を燃やしたスーパー電子の電極スパークは…。
《扉絵:なし》

147-2「桜戦線異状無し!?の巻」
早矢の実家・京都で品格ある花見をしたい婦警たちと、上野で庶民的な花見をしたい両さん麗子の提案により二カ所での花見開催が決定するが、自分たちの方が開花時期が遅い事を許せない両さんは…。
《扉絵:両さん&超神田寿司一同、花見で大騒ぎ》

147-3「忠臣蔵はワシのもの!!の巻」 ※「ワシ」に『・』が付きます。
署員出演で「忠臣蔵」の映画を制作する事になり、江戸村で撮影準備を進める両さん達。だが偶然にも、暴力団・魔瑠貌(まるぼう)組も同じ場所で忠臣蔵映画を撮ろうとしていた。指名手配犯と警官が入り乱れ、大混乱の撮影がスタートする。
145-3で登場した暴力団・魔瑠貌組の面々が再登場。
署長部長の作ったキャスティング表には、法条戸塚恵比須忘田無加月板池後流悟目太門ら、過去に登場した個性派警官が勢ぞろい。どうせなら47人全員を既出キャラで揃えてほしかった…と思うのはマニア的に過ぎますかね?
《扉絵:なし》

147-4「拾得物一兆円の巻」
葛飾のドブで、総額一兆円もの現金が発見された。すんでの差で第一発見者の座を寺井に奪われた両さんは、一割の謝礼を手に入れるため「時間を戻して下さい!」と必死に神頼み。それを宇宙人が偶然見て…。
139-5で登場した宇宙人コンビ(宇宙治安維持パトロール隊員)のドムとジュリーが再登場。
《扉絵:なし》

147-5「おとしの両津!!の巻」
派出所へ突然やって来た海パン刑事こと汚野は、ガンダムに詳しいという両さんを本庁へ連れて行く。逮捕した窃盗団の一員がガンダムマニアのため、共通の話題で自白を引き出させようと言うのだ。
《扉絵:海パン刑事、派出所に参上!(本編に直結)

147-6「トウキョウセレブ時代の巻」
中川麗子と共に銀座へやって来た両さんは、ブランド物に身を包み高級カフェでくつろぐ“セレブ小学生”の一団に会い唖然。それは、日光月光姉妹の母校・St.(セント)フェアリー女学園の指導方針によるものだった。
・St.(セント)フェアリー女学園の校長・飛燕碧(ひえん・あおい)女史が、132-4以来2度目の登場。
《扉絵:ポリス仕様オート三輪&両さん・本田ハルレイ

147-7「厳戒護衛指令の巻」
国宝の観音像を窃盗団から守るため、警視総監が直々に護衛を依頼した凄腕スナイパー…その正体は、後流悟十三だった。格好をつけて失敗ばかりの後流悟は、窃盗団の登場前から どんどん事態を悪化させていく。
ゴルゴ13のパロディキャラ・後流悟十三が、81-10以来13年ぶりの本格登場(少し前の147-3でも、チラッと顔だけは見せていましたが)。冒頭シーンの演出もゴルゴを模しており、本誌掲載時にはラストページのハシラコメント(「超C級スナイパー、真の実力が明らかになるのはいつのことだろうか…?」)もゴルゴ風の字体になっていました。このエピソードの本誌掲載前に(小学館漫画賞審査委員特別賞受賞記念で)秋本先生さいとう・たかを先生の対談が行われており、その影響もあるのかも知れません。
《扉絵:なし》

147-8「記憶にないわしの誕生日の巻」
両さんの誕生日(3月3日)を豪華に祝う約束をしていながら、すっかり忘れてしまっていた中川麗子部長。両さんが思い出して文句を言うのに備え、“お祝いをしたのに忘れているだけ”と思い込ませるための工作を始める。
《扉絵:なし》

147-9「南海のアルバイトの巻」
二徹と共にインド洋へ漁に向かった両さんだが、途中で助けた中川系列企業の船から頼まれ、海賊からのガードマンを務める事に。企業から保険料として金を集めた両さんは、海賊に「船を襲わなければ金は山分け」と裏取引を…。
・掲載(2005年)当時、海賊の出現は実際に世間を騒がせているニュースでした(※紹介記事)。こち亀版の海賊は かなりベタな漫画的ビジュアルです(笑)。
飛鷹四姉妹の父・二徹さんが久々の登場。初登場時の“北千葉丸”、121-4で購入した“北千葉二世”に続き、三代目の愛艇として“北千葉三世”が初登場しています。こんな事を気にするのは、我々マニアだけでしょうが(苦笑)。
《扉絵:、祭りで一汗(ラフ画)

148巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

148-1「投資家両さんの巻」
部長達から株式会社のシステムを教えられた両さんは、「株を買い占めれば会社を自分の物にできる!」と、企業買収に乗り出す。金も知識も無い両さんだったが、プラスのアドバイスとサポートを受け…。
・2005年に話題となったM&A(企業買収)がテーマの、“ちょっと勉強になる”系エピソード(80100巻台頃には良くありましたね)。19ページの全てに文字をたっぷり詰め込んだ、かなり密度の濃い話です。こういう事ができる少年漫画は今なかなか無いですし、今後も機会があれば見てみたいですね。
《扉絵:両津株券》

148-2「両さんの地域貢献!?の巻」
地元観光協会から署への要請を受け、デコレーション自転車で観光客の案内をする役目に選ばれた両さんボルボ左近寺。最初は嫌々だった両さんだが、ボーナス査定に影響すると聞いて次第に本気になり、自転車のグレードアップをはかり始める。
《扉絵:葛飾区のシンボル・働く人の像(本編に直結)

148-3「I♥BOW(アイラブボウリング)の巻」※本来は白抜きハートマークです。
ボウリングにハマった大原部長は、自宅にレーンを設置するほどの入れ込みを見せ、技術もメキメキと上達。大会で腕を見せてやろうと張り切るが、行われるのは ロボットに玉を投げさせるロボボウリングだった。
《扉絵:、鉄棒に挑戦》

148-4「泣きむし亀吉の巻」
超神田寿司で修業中の職人・亀吉は、シャリをうまく炊く事ができず落ち込んでばかり。檸檬に叱責され、夏春都に暖かく見守られ、両さんに怒鳴られても なかなか腕が上がらない。挫折し、人知れず田舎へ帰ろうとする亀吉だったが…。
・ゲストキャラのこういった話は、世界観に厚みが出て良いですね。
《扉絵:檸檬、猫と一緒に横断中》

148-5「大人子供バトルの巻」
アニメが大好きで、気に入らない事があるとすぐに泣いたり怒鳴ったり…の両さんを「子供っぽい」とたしなめる中川麗子たち。大人と子供の境界線を主張しつつ必死に反論する両さんだが、ますます泥沼に…。
《扉絵:両さん&麗子、指相撲決戦》

148-6「大阪万博開幕やで〜の巻」
ハルの頼みを受けて「大阪府警博覧会」のスポンサーを務める事になり、大阪へ向かう中川(と、例によって無理矢理ついて行く両さん)。通天閣署の署員たちは35年前の大阪万博を懐かしんで盛り上がっていたが、両さんの一言が原因で事態は思わぬ方向へ。
146-2以来 半年ぶりの大阪編ですが、偏見だらけの大阪描写は相変わらず(苦笑)。
《扉絵:両さん&ハル、タンデムで疾走(モトグッチ V10)》

148-7「銭がすべてやあらへんで!の巻」
前話より続き)芦原レイの家で朝を迎え、通天閣署へ出勤する両さん。そこへビラまきに現れたヘリは、サラ金業者・銭屋金右衛門商会の物だった。その悪徳ぶりに査察の入る事が決定したが、証拠隠滅されてからでは遅いと考えた浪花署長らは、強行手段に打って出る。
《扉絵:大阪名所・新歌舞伎座》

148-8「東京常夏ボーイズの巻」
連日の真夏日で、すっかりグロッキーの両さんたち派出所メンバー。気温の上昇は とどまる所を知らず、ついには東京中に南国の動植物までが発生し始めた。この異常気象に、またも両さんの商売っ気が…。
《扉絵:両さん、派出所前にて》

148-9「出会いの橋ふたたびの巻」
昭和30年代。勘吉豚平珍吉と仲良くなり、日々交流を深めるテキ屋の娘・(まつり)。ある日 祭は、倒れた父親に代わり、テキ屋としての進退を賭けた仕事へ臨む事になる。その覚悟を知った勘吉たちは…。
146-9「出会いの橋の巻」の続編。「連載○百回記念」の巻頭カラー以外で少年時代話が出て来るのは久々ですね。
《扉絵:祭・勘吉・豚平・珍吉(ラフ画)

149巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

149-1「京都祇園祭旋風の巻(前編)」
実家のある京都で行われる祇園祭へ、部長を招待する早矢。その一方、両さん檸檬と共に京都へ行く事に。檸檬を追うプラスや 早矢に好かれていると思い込んでしまった憂鬱らも加わり、賑やかなメンバーが夏の京都へ集結する。
擬宝珠兄妹の長兄・憂鬱が、2年ぶりの登場。138-9ラストでは板長を務める料亭「超雅」を辞め 磯鷲家へ料理人として就職してしまった憂鬱ですが、その後 超雅へ復帰したようです。
《扉絵:両さん・檸檬・早矢・纏 in 祇園祭(見開き)

149-2「京都祇園祭旋風の巻(後編)」
前話より続き)磯鷲家初訪問で大緊張の早矢との接近を妄想してデレデレの部長、暴走する憂鬱を諌める檸檬…と、いつにも増して賑やかな面々。そして一夜明け、いよいよ祇園祭がスタートする。
《扉絵:早矢・両さん・憂鬱・部長・プラス・檸檬・纏 (見開き)

149-3「祇園祭始末記の巻」
前話より続き)祇園祭翌日。仰々しい磯鷲家の雰囲気に馴染めない両さんは 早く東京へ帰ろうと新幹線に乗り込むが、偶然にも いつものメンバーが全員同じ車両に同乗。
・前話ラストから、早矢目当てのウソを奥さんの前で必死にごまかし続ける部長。嗚呼、かつての威厳はどこへ…(苦笑)。
《扉絵:磯鷲邸・鳥瞰(本編に直結)

149-4「男のサンバカーニバルの巻」
浅草サンバカーニバルへ婦警チームが出場すると知った両さんは、対抗して男だけのサンバチームを結成。自らが審査員になるなど、なりふりかまわないやり方で優勝を狙うが…。
《扉絵:婦警軍団、サンバ衣装(本編に直結)

149-5「バカンスは納涼船での巻」
絵崎教授製作の屋形船で旅行へ出発した両さんたち派出所メンバーは、突然 船が空へと飛び立ち大慌て。船の正体は、屋形船型の飛行艇だったのだ。南の島へ到着して ようやく人心地の一行だったが、今度はそこへ爆竜大佐の部隊が演習に訪れ…。
《扉絵:両さん・檸檬、Vサイン》

149-6「めざせ!!独立時計師の巻」
数千万円以上の値がつく高級腕時計の存在を知った両さんは、(また)一獲千金を夢見てスイスへ留学し、職人の技術を学び始める。だが あまりの精密さに、器用さは人一倍の両さんも悪戦苦闘。
《扉絵:歯車両さん》

149-7「浮世絵繁盛記の巻」
部長達の会話から浮世絵の価値を知った両さん。実家から江戸時代当時の浮世絵や原版を発掘するが、価値は二足三文でガッカリ。それならばと、自ら新感覚の現代版浮世絵を開拓しようとするが…。
・両さんの弟・金次郎さん結婚話でチラッと存在の語られた「浮世絵摺り師の親戚」が初登場。
麗子さんのセリフ「以前もそんな事あったわね 古銭で…」は、84-8のエピソードを指しています。
《扉絵:野球ユニフォーム両さん》

149-8「次世代モーターカーバトル!!の巻」
中川の会社が、最高速400km/hの電気自動車(モーターカー)を開発。両さんもテスト走行へ同乗する事になったが、そこへ同様の最新モーターカーを引っさげた電極スパークが登場。どちらが優れているかの勝負を挑んで来る。
《扉絵:ひらめき両さん》

149-9「タイムカプセルに賭けろ!!の巻」
皆でタイムカプセルを埋める事になり、10年後の自分へ向けた手紙を書く中川麗子本田マリア。しかし、その日暮らしの両さんは未来の予想ができず四苦八苦。どうにか書き上げたものの、今度は埋める場所が見つからず…。
・2005年夏、浅草神社に「こち亀タイムカプセル」が実際に埋められたのを受けたタイムカプセル話。
・「少子化→漫画離れ→ジャンプ売り上げ下落→広告激増・漫画激減」などと、妙にリアルな未来の心配をしている両さん。
秋本先生の意識が反映されてるんでしょうか(^^;)。
《扉絵:派出所(俯瞰)(本編に直結)
・「10年後に発掘」と予告されていた浅草神社のカプセル(こち亀読者の手紙入り)は、WJ2015年33号で1年延期が告知された後、こち亀40周年イヤーとなる翌2016年の夏に発掘されました(テレビ番組「特捜警察ジャンポリス」でレポートをオンエア)。

150巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

150-1「ワシ流競馬道!!の巻」
派出所メンバーとの競馬ゲーム対戦で圧勝した両さんだが、麗子中川から「しょせんオモチャ」と冷静に言われムカッ。自分も馬主だった事を思い出し、今度は本物の競馬で勝負!と意気込むが…。
《扉絵:敬礼マリア
・150巻を記念して、今巻表紙のタイトルロゴはホログラム仕様(初版のみ)。2刷以降は金箔押しに変更されています。

150-2「真剣!懐かしの遊び勝負!!の巻」
昔の外遊び“田んぼ”を懐かしむ両さんだが、マイナーなためボルボ左近寺マリアの誰も知らない。「実践で教えてやる」と、唯一知っている本田を引っ張り込み、署の中庭で“田んぼ”対決がスタート。
《扉絵:なし》

150-3「仁義なき草野球!〜葛飾死闘編〜の巻」
両さん率いる新葛飾署野球チームと、野球好き暴力団・魔瑠貌(まるぼう)組が拘置所内で試合をする事に。メンバーを揃えるため、組長は組員や指名手配犯を次々と自首させて拘置所へ入らせる。
145-3の続編エピソード。魔瑠貌組の面々は、147-3に続いて3度目の登場です。
《扉絵:なし》

150-4「訳あり、金なし、旅情あり!?の巻」
両さんが幹事を務める署の旅行会は、50人分の総予算たったの5000円でバスもホテルも超豪華。一体どんなカラクリがあるのかとビクビクする中川の不安通り、そこにはいくつもの怪しい裏事情が…。
《扉絵:なし》

150-5「独身寮大マニア館の巻」
両さんのもとへ、ニコニコ寮の寮母さんから連絡が。寮の主だった両さんがいなくなってから、若い警官たちが好き放題をしていて困ると言うのだ。早速 彼らの部屋を覗いてみると、そこはマニアックなコレクションで埋め尽くされ…。
リカちゃん人形等身大ドール超合金などを扱った、久々のマニアック話。当時「電車男」などから火のついていた“オタクブーム”を受けての物でしょうか。
・寮のおばちゃんの名前が「白浜カトリーヌ」である、と両さんのセリフ。
88-8や『カメダス2』で「吉原トメ」と設定されていた筈ですが…?
《扉絵:両さん&擬宝珠一家、温泉街にて》

150-6「両さんのバンドやろうぜ!!の巻」
本田を道連れに、インディーズの音楽バンドを渡り歩く両さん。MCのテクニックで人気を得るものの、金儲けに走り過ぎてバンドメンバーからは つまはじきにされてしまう。ならば身内だけでと、今度は中川麗子を引っぱりこむが…。
・セリフ中に登場の「派出所バンド」結成は、102-3でのエピソード。
《扉絵:両さん・檸檬、上野「聚楽」前にて》

150-7「両津流コングラチュレーション!!の巻」
通天閣署の面々と共に阪神優勝フィーバーを体験した両さんは、「部長の誕生日を胴上げやビールかけで祝おう」と提案。費用は中川麗子に押し付け、街中を巻き込んでの大騒ぎを開始する。
・ルーティンネタ「部長の誕生日は作者の都合で変わります」が登場。劇中では9月29日(2005年 阪神リーグ優勝決定日)の少し後なので、10月初旬あたり?(ちなみに今話掲載のWJ発売日は11月14日)
・ストーリーは、116-8を彷佛とさせますね。
《扉絵:なし》

150-8「鉄人(アイアンマン)レースin葛飾区!!の巻」
葛飾区を一周するアイアンマンレースが開催され、新葛飾署からは例によって体力自慢の両さんが出場。だが、両さんの実力を知った主催者の陰謀か単なる偶然か、一人だけ異様に難易度の高い関門で悪戦苦闘させられる。
《扉絵:葛飾扉絵シリーズ1・金町浄水場》
・「水と緑の故郷(ふるさと)・葛飾扉絵シリーズ」がスタート。第1回は、こち亀アニメの主題歌にも歌われていた「トンガリ帽子の取水塔」。かつての「隅田川にかかる橋シリーズ」を彷佛とさせるコンセプトですね。一時期の扉絵暴走ぶりが、ある意味 懐かしいような…(苦笑)。

150-9「百円ショップ大論争!!の巻」
両さん本田が百円均一ショップについて語っていると、中川麗子から「自分達も良く利用する」と意外な言葉が。だが その実は、富豪御用達の「1万円ショップ」だった…。
・こち亀では良くある“異常な金銭感覚”“貧富のギャップ”ネタですが、両さんのセリフ「日本はいつから階級社会になったんだ…」は、何気にシャレになってない気も(苦笑)。
《扉絵:葛飾扉絵シリーズ2・亀有商店街亀有市場》
・扉絵で両さんが使っている水飲み場は、残念ながら現在は封鎖されています。※写真
・150巻を記念して、巻末には「
101150巻 サブタイトル完全リスト」を掲載。100巻170巻180巻190巻200巻の巻末にも それぞれサブタイトルリストが収録されています。


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