キャラクターガイド
【り】


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リー・オスカー(りー・おすかー)【名前のみ9-9初期】
実在のハーモニカ奏者。9-9で、バックの貼り紙内に「リー・オスカーの「約束の地」ききたい」と書かれていた(現在の単行本ではカット)。<14.10.18>

「リーチ一発バンバン」の店主(「りーちいっぱつばんばん」のてんしゅ)空たかし

リー・チャンゴン(りー・ちゃんごん)【11-7】
派出所内のポスターに名前が出ていた人物。詳細は不明。<01.11.18>

リーナちゃん(りーなちゃん)【52-1】
実在のキャラクター人形・リカちゃんのハワイの友達として1970年代に発売された、ハワイアンスタイルの人形。あまり人気が出なかったためか、すぐに姿を消したらしい。コレクター研究家・パトリシア・両津の人形解説中に登場した。<04.6.13>

リエ(りえ)【48-8】
実在のアダルトアニメ「くりいむレモン」シリーズの第二作「エスカレーション 〜今夜はハードコア〜」(1984年)と続編シリーズに登場したキャラクターで、フルネームは小松崎リエ。全寮制のカトリック系女子校で、先輩のナオミらと倒錯した愛情を通わせる。こち亀劇中では、48-8のアダルト映画館看板に「くりいむ」の人気キャラ・亜美らと共に登場。<09.3.16>

リエお姉さん(りえ・おねえさん)【34-9〜】
株式会社タカラ(現・タカラトミー)から発売されている実在の女児向けドール・リカちゃんの姉。スチュワーデスをしており、人形をテーマにしたエピソード(52-166-1他)などで名前が登場した。現在は設定を無くされてしまったマイナー&不遇なキャラクターだが、両さんは しっかりと人形を持っている(34-9)。<06.11.8>

リエちゃん(りえちゃん)リエ

リカ(りか)本口リカ早乙女リカリカちゃん

理香おじいちゃま(りか・おじいちゃま)花山理香

理香おじいちゃん(りか・おじいちゃん)花山理香

リカ子ちゃん(りかこちゃん)【37-10】
オモチャメーカー・ダカラ(実在のメーカー・タカラのパロディ)から発売されている(らしい)人形。言うまでもなく、タカラの大ヒット商品・リカちゃんのパロディ。<02.4.12>

リカちゃん(りかちゃん)【名前のみ1-8】
両さんが聞いていた深夜ラジオ「オールナイトジャパン」で、パーソナリティの笑福亭亀光と電話でやりとりをしたリスナーの女性(らしい)。<01.9.7>

リカちゃん(りかちゃん)【38-7〜・名前のみ26-9〜】
株式会社タカラ(現・タカラトミー)から発売されている実在のキャラクター人形で、女児向けドールの代名詞的存在。フルネームは「香山(かやま)リカ」で、家族はパパママふたごの赤ちゃん3つ子の赤ちゃん(初期の頃にいたリエお姉さんは設定が消えてしまった)。人形をテーマにしたエピソード(52-166-1他)で頻繁に名前が登場した他、38-7では人形そのまま(人形以上?)の頭でっかちなプロポーションで通行人として登場、両さん人形作り名人の家を教えた。52-1では、その歴史が細密に解説されている。<06.11.8>

リカちゃんファミリー(りかちゃん・ふぁみりー)リカちゃんリカちゃんのパパリカちゃんのママふたごの赤ちゃん3つ子の赤ちゃん

理香ちゃん(りかちゃん)【43-7〜】→花山理香

理香ちゃん(りかちゃん)【49-1】
ドールマニア・矢野万太郎が所有している人形の一つ。パーマや超長スカート・マスク等、当時(1980年代)の不良っぽいスタイルをしている。「小夜子ちゃんと理香ちゃんは同じ高一の友だち 理香ちゃんがちょっとつっぱってるんです」(矢野 談)。矢野は、ドールサイズの教室まで作って思い入れたっぷりに人形道を邁進している。<04.1.3>

リカちゃんコレクター(りかちゃんこれくたー)【52-1】
リカちゃん人形を収集しているマニアの男で、麗子から古い人形を譲り受けた。自宅にリカちゃんサイズの町を作ったり、若い女性と見るや「リカちゃん持ってたら譲って下さい」と強引に交渉するなど 並々ならぬ情熱を持っている。友人の協力も得てコレクションを進めており、最終的には自宅を博物館にするのが夢らしい。<04.6.13>

リカちゃんコレクターの大学教授(りかちゃんこれくたーのだいがくきょうじゅ)【名前?のみ[52-1・66-1]】
リカちゃん人形を収集している大学教授。両さんのセリフ中に登場し「100体近くのリカちゃんに囲まれてにっこりしてた写真は不気味だった…」等と語られた。実在の人物と思われるが、詳細は不明。御存知の方は情報をお寄せ下さい。<06.11.8>

リカちゃんシスターズ(りかちゃん・しすたーず)【66-1】
リカちゃんパパ人形発売を受けて両さんが語った「もっといい売り方」のイメージシーンに登場。「ゴレンジャー方式だよ メンバーを全部集めたくなる それが心理だ!」「売り上げ向上には 実はリカちゃんは六つ子だったとかな!」との言葉を受け、6人のリカちゃんが声をそろえて(?)歌っていた。<06.11.8>

リカちゃん人形を集めてたどっかの先生(りかちゃんにんぎょうをあつめてたどっかのせんせい)リカちゃんコレクターの大学教授

リカちゃんのお姉さん(りかちゃんのおねえさん)リエお姉さん

リカちゃんのパパ(りかちゃんのぱぱ)【66-1他・名前のみ38-7〜】
株式会社タカラ(現・タカラトミー)から発売されている実在の女児向けドール・リカちゃんの父親で、名前はピエール香山。フランス人で、交響楽団の指揮者をしているという設定。長年 人形は存在しなかったが、1989年に初めて発売され、こち亀でも大きく取り上げられた(66-1)。それ以前にも、試作品としてフィクションの人形(大泉滉似)が登場した事もある(49-1)。両さんは、人形を売るためのアイデアとして「ふたごのパパとしてセットで発売すれば倍売れる!『ツインパパ ピエール&ポエール』」などと無茶を語った。<06.11.8>

リカちゃんのママ(りかちゃんのまま)【52-1・66-1他・名前のみ38-7〜】
株式会社タカラ(現・タカラトミー)から発売されている実在の女児向けドール・リカちゃんの母親で、名前は香山織江(おりえ)66-1等、人形がテーマになったエピソードで解説中などに登場した。<06.11.8>

リカの弟 ヒロ君(りかのおとうと・ひろくん)ヒロ君

力士(りきし)【43-2】
何故か、まわし姿で街の人込みを歩いていた力士。その巨体に跳ね飛ばされた板池巡査は、本人の意志と関係なくハンバーガーショップに入ってしまい、大量のハンバーガーを買う羽目になってしまった。<02.9.16>

力士(りきし)【56-3】→新国技館の人達

力道山(りきどうざん)【33-7・名前のみ[2-1・3-7・33-10・39-2・51-4]】
かつて一世を風靡した実在のプロレスラー(現在は故人)。アントニオ猪木の師匠にあたる。2-1両さん中川千葉県警の警官たちの元を訪れた際、特集本が置いてあった。33-7では、駄菓子屋に置かれた本の表紙に登場。<04.7.28>

リコちゃん(りこちゃん)【22-4・28-8・名前のみ61-1】
両さんのエプロンや、サラ金の看板・少女用自転車に描かれていたキャラクター。少女漫画タッチ。61-1では、リカちゃんのフェイク(偽)品として名前が登場。両さんのセンスですら「デザインがひどいのばかりだ」と言われ、女の子からも「色がやだ!」と あっさり拒否された。<06.10.25>

リサ(りさ)星野リサ

リサイクル運動家達(りさいくるうんどうかたち)【30-8】
使い捨て文化を嫌い、拾った物やゴミを最大限利用して暮らしている人達の集まり。全て拾った材料で建てた家に住む男・河合の他、ゴミの島(東京中のゴミが集まる巨大ゴミ集積場)に住む200人のメンバー(リーダーをはじめ、廃寝台車に住む人々など)がいる。<02.1.16>

リサイクル運動家のリーダー(りさいくるうんどうかのりーだー)【30-8】
ゴミの島(東京中のゴミが集まる巨大ゴミ集積場)に住む200人のリサイクル運動家の中で、リーダーを務めている男性。ボロボロの服を着ていた事から 成りゆきでゴミの島へやって来た両さんの「わしは警察官だぞ」の言葉をギャグと思って大笑いし、両さんを島の“ギャグ大臣”に任命した。<02.1.16>

利殖サギ男(りしょくさぎおとこ)【42-9】
「利殖研究会社」を名乗り、一億円を手にした両さんに「3ヶ月で2倍にして差し上げます」ともちかけて来た男。実は、2ヶ月前から逃走している、指名手配中のサギ師である。部長のアドバイスを受けて「今度ばかりは地味に殖やす」と決意していた両さんに、「男はやはり挑戦しなけりゃ 男だったらな」等とけしかけ、見事に(?)一億円を まるまるだまし取った。<02.9.16>

リス(りす)【64-1〜64-4】→下谷第五派出所の動物達

リチャード号(りちゃーどごう)【名前のみ56-4】
ダービーを制覇し、名馬の誉れも高い英国の競走馬。リチャードの血を引く馬・ダイアンを、両さんが9億円(大叔父・みの吉の遺した土地を売って得た)をはたいてオークションで落札した。<04.8.1>

リチャード先生(りちゃーど・せんせい)【名前のみ56-4】
麗子がイギリスに滞在していた頃(幼年期?)、彼女に乗馬を教えた恩師。草レースでの優勝を祝うため日本から駆けつけた麗子に「相変わらず美人だ!おしえ子の中でキミが一番だ!」と笑いながら言うなど、明るい性格のようだ。芋ようかんが好物らしい。<10.6.28>

リック・ジェイスン(りっく・じぇいすん)【名前のみ[37-2・46-6]】
往年のTV映画(実在)「コンバット」で、ヘンリー少尉を演じた実在の俳優。銭湯に貼られたポスター(37-2)や映画の看板(46-6)に、名前が書かれていた。<03.8.9>

立番隊 レインボーチーム(りつばんたい・れいんぼーちーむ)【152-4】
警視庁・特殊刑事課に所属する刑事・レインボー刑事の率いるチーム。メンバーはレインボー刑事・立番ブラック立番フラットブラック立番ディープブラックの4人。登場時には、戦隊ヒーロー風に名乗りながら爆発をバックに現れる。警察対抗の「立番選手権」で審査員を務めた。<06.11.2>

立番ディープブラック(りつばんでぃーぷぶらっく)【152-4】
レインボー刑事率いる「立番隊 レインボーチーム」の一員。レオタード状の制服にヒゲ+サングラススタイル。他のメンバー3人と共に、警察対抗の「立番選手権」で審査員を務めた。<06.11.2>

立番ブラック(りつばんぶらっく)【152-4】
レインボー刑事率いる「立番隊 レインボーチーム」の一員。レオタード状の制服にヒゲ+サングラススタイル。他のメンバー3人と共に、警察対抗の「立番選手権」で審査員を務めた。<06.11.2>

立番フラットブラック(りつばんふらっとぶらっく)【152-4】
レインボー刑事率いる「立番隊 レインボーチーム」の一員。レオタード状の制服にヒゲ+サングラススタイル。他のメンバー3人と共に、警察対抗の「立番選手権」で審査員を務めた。寺井の硬派?コスプレ姿に高得点を付けたり中川の筋肉質セミヌードに顔を赤らめたりと、独自の感性とこだわりを持っているようだ。<07.3.21>

立番レインボーチーム(りつばん・れいんぼーちーむ)立番隊 レインボーチーム

リトルキッド(りとるきっど)【38-7】
NHKの名作人形劇(実在。1964〜69年放映)「ひょっこりひょうたん島」のキャラクターで、イタズラ好きな 海賊キャプテンキッドの息子。亀有一丁目に住む人形作家の家に、他のひょうたん島キャラと一緒に人形が置かれていた(38-7)。<02.4.28>

リトルジョン(りとるじょん)【17-6・名前のみ[14-5・38-7]】
往年のTV映画(実在)「コンバット」の登場人物名。亀有の老人クラブの一人が、彼になりきって その名を名乗っていた。<02.4.28>

リドルフシンボリー(りどるふしんぼりー)【56-4】
9億円(大叔父・みの吉の遺した土地を売って得た)を使ってを買おうと考えた両さんが、競馬新聞でチェックしていた馬(?)。見た目は象のようだが、両さんが「うーむ わしの目にかなう馬はおらんな!」と言っているところを見ると、どうやら馬に間違いはないらしい。たとえ鼻が長く、牙が生えていても。<04.8.1>

リトルリーグの監督(りとるりーぐのかんとく)【3-4】
リトルリーグチーム・ベアーズの監督。少年野球チーム「ラムちゃんズ」「ノブちゃんズ」の少年達と一緒にいた両さんを監督と勘違いし、試合を申し込んだ。謎本「ハミ出し両さんパート2・『こち亀』懲りない面々の謎」では、コンタロウ作の漫画「1・2のアッホ!!」の主人公・カントクこと金子一徹(かねこ・いってつ)であると(何故か)断言されているが、実際の容姿はだいぶ違う。<08.12.1>

リナちゃん(りなちゃん)【52-1】
実在のキャラクター人形・リカちゃんの友人として発売された人形で、設定ではパリ在住。フルネームは水原リナ。コレクター研究家・パトリシア・両津の人形解説中に登場し、それによると「リカちゃんと まぎらわしい名で、すぐ消えた」らしい。<04.6.13>

「理髪店 甲斐」の主人(「りはつてん・かい」のしゅじん)【65-8】
両さんが、行きつけの店が休みだったため初めて訪れた理髪店の主人。電話で町会の打ち合わせに呼び出されたため 店員仕事を引き継いで一度店を離れたが、店員が間違って(業界の要注意人物リストに入っている)両さんに永久脱毛処理をしてしまったのを知って愕然。そのまま 二人で車(フロンテ)に乗って逃走した…が、その後 派出所を前を通った際に両さんに見つかり、車の屋根に取り付かれて絵馬の工場へ突っ込む羽目になってしまった(おかげで、両さんの頭には絵馬用に用意されていた(?)「不合格」の焼き印が押されてしまう羽目に)。<08.5.15>

「理髪店 甲斐」の理髪師(「りはつてん・かい」のりはつし)【65-8】
両さんが訪れた理髪店の店員。主人が店を離れる間 住職の頭髪永久脱毛を言いつかったが、間違って両さんの方に脱毛処理をしてしまい、主人ともども こっそりと店から逃走した…が、その後 派出所を前を通った際に両さんに見つかり、車の屋根に取り付かれて工場へ突っ込んだ上 さんざん頭を殴られる羽目になった。<06.11.7>

理髪店「バーバーシバタ」の主人(りはつてん「ばーばーしばた」のしゅじん)シバタ鉄男

理髪店「バーバーダンディ」の主人(りはつてん「ばーばーだんでぃ」のしゅじん)「バーバーダンディ」の主人

理髪店「バーバー馬場」の客(りはつてん「ばーばーばば」のきゃく)「バーバー馬場」の客

理髪店「バーバー馬場」の主人(りはつてん「ばーばーばば」のしゅじん)「バーバー馬場」の主人

二飜しばりの鉄(りゃんはんしばりのてつ)【名前のみ47-7】
麻雀をやった事がないというマジメ警官・真締両さんが行った、例え話説教の中で登場した名前。<03.8.14>

二盃口・吃・錯和ノ介<リャンペーコー・チー・チョンボのすけ>(りゃんぺーこー・ちー・ちょんぼのすけ)麻雀刑事

竜(りゅう)【56-2】
両さんに地獄から連れて来られたエンマ大王が、亀有で催されたイベント「地獄めぐり」を訪れていた男達から「本物ならエンマ大王の証拠を見せてもらおうじゃないか!」と挑発され、召還した巨大な竜。血の池地獄(の実物大模型)の中から飛び出して男達を追い回し、あたりをパニックに陥れた。<04.7.24>

竜(りゅう)【58-2】
暴力団・集英組に属する、指名手配中のヤクザ。葛飾署員の忘年旅行先となった旅館で花札賭博に興じていたが、大宴会中の両さん達の大騒ぎを鎮めようと「わしゃあ集英組の竜だあ! 文句あっか!」と(警察官だらけの)隣へ怒鳴り込み、そのまま逮捕。竜があっさり口を割ったため、他の組員も大捕物の末に全員逮捕された。<06.10.12>

龍王丸(りゅうおうまる)【114-6・114-8・135-1・176-2】
磯鷲家に仕える老人・彦兵衛の愛馬で、京都〜東京間を走れるほどの健脚。両さん早矢の実家・京都の磯鷲家を訪問した時や、彦兵衛が東京を訪問した時に登場した。彦兵衛は、両さんから“チョコベー”と呼ばれるたび、龍王丸の脚で両さんの頭を思いきり蹴らせている。<10.7.26>

リュウキュウヤマガメ(りゅうきゅうやまがめ)【18-5】
沖縄本島に住んでいる、天然記念物のカメ。水族館から逃げ出したのを子ども達が捕まえていじめていたが、両さんが500円で買い取って助ける。ひっくり返らされても逆立ちして立ち上がり、ヒモでしばられても自分でほどいて抜け出すなど、かなり器用。最後には水族館からお礼として洋酒をもらい、ご機嫌の両さんであった。<10.7.26>

リュージくん(りゅーじくん)【58-1】
零細オモチャ工場の社長・立石が製造した男子学生人形(無可動。当然ほとんど売れなかった)を売りさばくため、両さんがリニューアルさせた“極道人形(仁侠フィギュアシリーズ)”の一つ。姉妹品のブンタくんケンさんとは違った現代ヤクザ風の装いで、イレズミシールの他、防弾チョッキ・ロレックスの時計などのオプションが付属している(小指は着脱式)。RC(ラジコン)のベンツも同時発売され、生産数が少ない事もあって予想以上の人気商品となった。<06.10.12>

竜介(りゅうすけ)【21-4】
両さん本田が沖縄へ行った時、地元の女性にからんでいた不良グループの一人。正義感を発揮した両さん&本田コンビによって 懲らしめられた。<01.4.13>

流星人間ゾーン(りゅうせいにんげん・ぞーん)ゾーンファイター

竜千士氷(りゅうせんし・ひょう)【94-5〜・名前?のみ94-4〜】
鋭光社「別冊サファイア」編集部に勤務する敏腕漫画編集者で、愛野神女(あいの・みこ)こと乙姫菜々をはじめ複数の少女漫画家を担当。少女漫画のヒーロー然とした 長身の二枚目で、菜々との距離を心配する本田を いつもやきもきさせている。中学3年で漫画賞に応募した菜々の才能を見抜き、彼女を一流漫画家に育て上げた。一時期 サファイアを離れ「ヤングダンディー」編集部ではジミー竹中(著作:ツッパリ漫画「男(オレ)の花道」)、「エロス天国」編集部では御下列エロ吉の担当をしていたが、その後 菜々の希望でサファイアに復帰。編集者としてのプロ意識に満ちており、漫画家が力を出し切れるよう 細かい気配りを見せる。菜々の精神面を管理するため、時に本田に対して冷徹な決断をする事も。身長177cm・体重55kg。10月10日生まれで、血液型はO型。学生時代は野球部に所属していたらしい(101-8)。<02.9.4>

竜ぞう(りゅうぞう)【35-7】
御所河原組組員の一人。サングラスにヒゲと、ヤクザらしく いかつい容姿をしている。組長のセダンとぶつかりそうになったワーゲンのドライバーに脅しをかけ、指をつめさせようとした。<02.4.7>

竜雷太(りゅう・らいた)【名前のみ[40-3・41-6]】
ドラマ「太陽にほえろ!」出演などで有名な、実在の俳優。40-3で、模型マニア・松山兄弟の家にプラモ(?)の箱が置かれていた(竜氏が教師・大岩役で出演したドラマ「これが青春だ」のキャラクター製品らしい…が、もちろん実在はしない)。<02.8.10>

両さん(りょうさん)両津勘吉

両さんが道を聞いたお婆さん(りょうさんがみちをきいたおばあさん)佃島のお婆さん

両さんから金を借りた男(りょうさんからかねをかりたおとこ)【24-7】
…こんな項目ができるとは思わなかった(笑)。両さんから借りていた金の利子(5000円)を持って派出所に現れた、両さんの友人(多分)。「両津金融は催促なしだからいいよな 桑原も5万借りたいってさ!」と語るなどして、様子を見ていた大原部長が怒りを爆発させるきっかけを作った。<01.6.10>

両さんグループ(りょうさんぐるーぷ)【65-5】
浅草三社祭(さんじゃまつり)から締め出しをくらい怒った両さんが、宮出し中の神輿を奪い取るため集めた仲間たち(両さんと豚平珍吉を含め、総勢10名)。珍吉いわく「担ぎのプロの連中ばかり」と言うほどの屈強な男ぞろい。見事(?)強奪に成功した神輿を、浅草三ノ輪で思う存分かついで回った。その後 大原部長たちに捕まり、全員 丸刈り+寺の境内掃除3ヶ月を罰として申し付けられた(部長いわく、人助けをした分だけ やさしめの罰)。<06.11.5>

両さんとぶつかった男(りょうさんとぶつかったおとこ)【29-8】
中川の一言「そんないいかげんだから見合い相手にきらわれてしまうんですよ」に怒った両さんが、逃げた中川を追って派出所の外へ飛び出した時、運悪くぶつかってしまった通行人の男性。両さんは腹立ち紛れに「じゃまだ こいつ!」と更に投げ飛ばしてしまった。<02.1.10>

両さんに金を貸した男(りょうさんにかねをかしたおとこ)【41-10】
昭和39年、両さん(当時刑事課へ配属されていた)に電話代10円を貸した男性。何故か、日の丸の描かれたランニングシャツを着ている。<02.8.10>

両さんに金を恵んだ男(りょうさんにかねをめぐんだおとこ)【23-5】
派出所が年末に爆発崩壊してしまった為 ボロボロの服装のままテントを張って正月勤務する両さんに小銭を投げた男。「これでモチでも買いなさい」の一言に両さんは怒り、「よけいなことするなっ わしはルンペンじゃねえ!」と叫んだ。<01.5.25>

両さんに絡んだ男(りょうさんにからんだおとこ)【29-4】
原宿の歩道橋の上で両さんにぶつかり、「気をつけろよマッポ!」と毒づいた若い男。サングラスにリーゼントという、当時(1982年)の不良らしいスタイルをしている。両さんに殴り掛かろうとしたが、軽くかわされて歩道橋から落ちそうになった。「ああいうポリシーのないピーマン族が多くて世も末だよ」(両さん談)。<02.1.9>

両さんに声をかけられた女性(りょうさんにこえをかけられたじょせい)【6-4】
中川と一緒に祭りの警備に来た両さんが「あっ 美人!」と目ざとく見つけ、「ねえちゃん ゆかた姿 色っぽいね」などと声をかけた女性。<02.1.11>

両さんに注意した男(りょうさんにちゅういしたおとこ)【23-6】
公園前派出所が爆発崩壊してしまい 一時ガード下派出所に勤務していた両さんが 暇に飽かせて銃の訓練をしていた時、「こんなところでうつなんて危険だぞっ」と、至極まっとうな注意をした男。両さんに銃を向けられ、慌てて逃げ去って行った。<01.5.25>

両さんに荷物運びを頼んだ男(りょうさんににもつはこびをたのんだおとこ)【36-6】
仕事のため長崎へ(交通費を使い込んでしまったため自転車で)向かう途中 腹が減って休憩中だった両さんに、大きな荷物を運ぶのを手伝ってくれるよう頼んだ男性。「まあ いいや」と応じた両さんは、彼から食事(うなぎ)を御馳走になり、大喜びした。実は この出来事は全て、危なっかしい両さんを陰から見守っていた麗子の差し金であった。<02.4.28>

両さんに場所を聞かれた男(りょうさんにばしょをきかれたおとこ)【36-6】
仕事のため(交通費を使い込んでしまったため自転車で)長崎へ向かう両さんが、出発後7時間ほど経った時点で「ここはどこだい」と尋ねた男性。小田原あたりまで来たかと思っていた両さんは、彼から ここが杉並区下井草である事を告げられて愕然とした。<09.2.23>

両さんに道を聞かれた男(りょうさんにみちをきかれたおとこ)【33-3】
エアロビクスを習い始めた麗子の用事で葛飾カルチャーセンターへ向かう両さんが、センターの場所を尋ねた通行人の男性。「あんたの目の前だよ」と言われた両さんが見上げると、そこには想像をはるかに超えた巨大ビルがそびえ立っていた。<02.3.1>

両さんに餅つきを頼んだ女性(りょうさんにもちつきをたのんだじょせい)【43-5】
12月もあと数日となった日、街で出会った両さんに餅つきの手伝いを頼んだ初老の女性。両さんから「今日はダメ 派出所の大そうじだからな! 来年いってやるよ」と断られ、「それじゃ遅すぎるよ!」と呆れていた。<02.9.21>

両さんにラジオの修理を頼んだ男(りょうさんにらじおのしゅうりをたのんだおとこ)【24-7】
両さんにラジオの修理を頼んでいたらしい。派出所に修理代(3000円?)を持って現れ「あと細野坂本のテープデッキのお金も 高橋の電気ガマ代も…」と語るなどして、様子を見ていた大原部長が怒りを爆発させるきっかけを作った。<01.6.10>

両さんの悪霊(りょうさんのあくりょう)【58-10】
が、両さんの意識から抜き出して具現化させた邪心(悪霊)。神は良心と邪心を戦わせて邪心を消し去らせようと目論んだが、両さんには良心が見つからず(!)、邪心のみが暴走する結果に。巨大な姿で各地の銀行を襲いながら日本銀行を目指して突き進み、神との直接対決にあたっては“金欲マン”へとパワーアップした。<06.10.13>

両さんのいとこ(りょうさんのいとこ)【名前?のみ52-2】
主婦達の間で大原部長の人気が高い事を知った両さんが、自分の従兄弟(いとこ)に部長のファンがいるとウソをついて写真やカラオケの録音テープを作成し、裏で販売しようと企んだ。<09.2.23>

両さんの絵を見ていた人達(りょうさんのえをみていたひとたち)【6-9】
亀有公園で、署内展覧会に出すための油絵を描こうとしていた両さんを後ろから見ていた人達。プレッシャーと遠慮のないコメントに耐えきれなくなった両さんは、彼等の顔に絵の具をベチャッ。「あっ うしろに人がたってたのか?」「集中すると人をなぐっても本人は まったくおぼえがないのですよ ははは」の言葉に恐怖した人たちは、慌てて逃げ出した。<01.10.21>

両さんのおじさん(りょうさんのおじさん)【名前のみ[2-4初期・3-7初期]】→岡崎のおじさん

両さんのおじさん(りょうさんのおじさん)【名前のみ6-1】→福岡のおじさん

両さんのおじさん(りょうさんのおじさん)【名前?のみ15-5】
大原部長に御中元を送った(らしい)、両さんの親戚のおじさん。詳細は不明。<02.9.15>

両さんのおじさん(りょうさんのおじさん)【名前?のみ42-3】
向島に住んでいる、両さんの親戚のおじさん。両さんの父・銀次の弟にあたる。両さんは子どもの頃、良く このおじさんの家に遊びに行き、向島百花園で花を引き抜いて怒られたそうだ。<02.9.15>

両さんのおじさん(りょうさんのおじさん)【66-7】→緒形米吉

両さんのおばさん(りょうさんのおばさん)【名前?のみ42-3】
岡山に住んでいる、両さんの親戚のおばさん。テレビ出演が決まった両さんは、派出所から彼女(と親戚すべて)に電話をかけ「みてね」と宣伝したが、特別番組のため放送は中止になってしまった。<02.9.15>

両さんのおばさん(りょうさんのおばさん)【66-7】→緒形さくら

両さんの競馬仲間(りょうさんのけいばなかま)【39-10】
いつも両さんと一緒に競馬に金を注ぎ込んでいる(らしい)男性。あまり真面目に働いてはいないようだ。派出所を訪ねて両さんに競馬の相談をしようとしたが、タイミング悪く 大原部長に「(ギャンブルなど)興味もなし!」と主張していた両さんによって、競馬新聞を破られた上 さんざん罵声を浴びせられて追い返されてしまった。<02.5.27>

両さんの競馬仲間(りょうさんのけいばなかま)【49-3】
両さんに競馬のアドバイスをもらうため、派出所を訪ねて来た男性二人。1レースだけ教えた後 いきなり態度を豹変させた両さんから、「ギャンブルはほどほどにしておけ」等と言われて追い返されてしまった。豹変の理由は、両さんが大原部長の接近を敏感に察知していたため。<04.1.5>

両さんの競馬仲間(りょうさんのけいばなかま)【49-5】
両さんと一緒に競馬場を訪れていた友人の男性。大穴馬券を当て300万円以上の現金を手にした両さんと、一緒になって大喜び。その後、夜の繁華街で10万円以上(推測)の豪遊につき合った。けっこう口が軽いのか、その後 両さんの大穴的中を大原部長に話したりもしていたようだ。<04.1.7>

両さんの競馬仲間(りょうさんのけいばなかま)【54-2】
両さんと一緒に、派出所で競馬中継を観ていた男性三人。大番狂わせのレースを見事的中させた両さんに感心していた。部長が出勤してきたため慌てた両さんによって窓から放り出されてしまい、ブツクサ言いつつも「競馬の大先生だ さからえん!」と渋々帰って行った。<04.7.4>

両さんの後輩(りょうさんのこうはい)【5-6】
ニコニコ寮に住む、葛飾署の若い警官達。先輩である両さんに爽やかに挨拶をした者、両さんが巡査部長昇進試験に落ちた事を岩田警部補が言いふらしていると両さんに伝えた者、流行のファッションに身を包んで両さんに注意され、寮長に外出禁止にされてしまった者などがいた。<01.12.14>

両さんの後輩(りょうさんのこうはい)【55-10】
葛飾署に勤務する警官で、両さんの後輩。両さんが企画した「両津巡査長をはげます会」に無理やり誘われ、チケット(1枚5000円)を10枚も買わされてしまった。<04.7.20>

両さんの親戚(りょうさんのしんせき)【名前?のみ[15-5・65-5]】
祭りの日になると仕事をサボって消える両さんが、欠勤理由を大原部長に問いつめられ「しんせきのオバさんがなくなって葬式に…」「伯父の葬式に」「それ(部長に御中元を送ったおじさん)は父方のほうでして…死んだのは母方のおじさん!」などと、適当にまくしたてて誤魔化した。「うちの家系じゃなんでしょうね ひとりなくなるとクセになるらしいんですよ」などと言う両さんだが、「どうもおまえのいうことは信じがたいな…」という部長のセリフを借りるまでもなく、信憑性は限り無く低い(15-5)。後の65-5でも、「三社の頃 花川戸のばあさんがくだばりそうなんです!」「あれは千住のばあさんですよ!別人です!」「うちの親戚は夏に弱いんですよ 夏祭の頃にはバタバタつづけてなくなっちゃって…」と、全く同じパターンを繰り返していた(花川戸には実際に両さんの親戚がいるが、この時 話しているのとはおそらく無関係)。<06.11.5>

両さんの親戚(りょうさんのしんせき)【25-4】→両津家の親戚花川戸のよね徳べえ

両さんの親戚(りょうさんのしんせき)【66-7】→緒形米吉緒形さくら緒形京子緒形一男

両さんの曾祖父(りょうさんのそうそふ)両津ため吉両津どら吉

両さんの曾祖母(りょうさんのそうそぼ)両津とめ

両さんの祖父(りょうさんのそふ)両津勘兵衛

両さんの祖母(りょうさんのそぼ)オシャマンベのおばあちゃん両津秋冬

両さんの父親(りょうさんのちちおや)両津銀次

両さんの同級生(りょうさんのどうきゅうせい)【16-10】
両さんが幹事を務めたクラス会に顔を見せた、小学校(六年生)時代の同級生。両さんが担任の柴田先生を呼び忘れている事を指摘した。このエピソードでは他に、両さんが電話をかけた長崎や北海道在住の人物など、多数の同級生の存在が描かれた。<01.11.27>

両さんの同級生(りょうさんのどうきゅうせい)【44-10】→中田

両さんの同級生(りょうさんのどうきゅうせい)【59-1】
両さんの、中学校時代の同級生たち。「頭のいい奴が前後左右にいたからな よけい比較されて目立っちまった!」と、ロボット派出所と比べて勤務態度を叱る部長への腹立ち紛れに両さんが語った。<06.10.16>

両さんの同級生(りょうさんのどうきゅうせい)【59-8】
両さん(勘吉)の、小学校時代(昭和39年)の同級生たち。臨時教諭の佐伯先生を慕い、研修期間の終わる日にはお別れ会を開いて名残りを惜しんだ(女子からは花束、男子(勘吉・豚平珍吉を除く)からは花ビンがプレゼントされた)。<06.10.21>

両さんの同級生(りょうさんのどうきゅうせい)【名前?のみ64-1】
両さんの中学時代の同級生。父親は日暮里で駄菓子問屋を営んでおり(1989年当時)、かつては両さんも良く家へ遊びに行っていたらしい。<06.11.1>

両さんの同級生の女の子(りょうさんのどうきゅうせいのおんなのこ)【名前?のみ37-10】
小学校の頃、両さんのイタズラで机の中に犬のウンコをいっぱいにつめられた女子生徒。両さんの後輩・小泉の口からエピソードが語られた(その後 両さんは、学校朝礼で全校生徒の前で謝らされたらしい)。両さんの数々のイタズラの中でも、かなり壮絶(トラウマになりそう)な内容である。<02.4.12>

両さんの同級生の女の子(りょうさんのどうきゅうせいのおんなのこ)【名前?のみ44-10】
小学校の頃、両さんのイタズラで弁当の中に犬のウンコを入れられて泣いてしまった女子生徒。両さんの同級生・中田の口からエピソードが語られた。37-10で話の出た女の子と同一人物なのかどうかは不明だが、両さんが殆ど同じイタズラを2回していた事は間違いないようだ。子どもの頃から、懲りない人である。<02.12.2>

両さんの母親(りょうさんのははおや)両津よね

両さんのひいおじいさん(りょうさんのひいおじいさん)両津ため吉両津どら吉

両さんのひいおばあさん(りょうさんのひいおばあさん)両津とめ

両さんの本当の見合い相手(りょうさんのほんとうのみあいあいて)【4-8(4'-9)】
秋田から来た大原部長の知人・コバさんが持って来た見合い話の、相手の女性。容姿に難アリ。コバさんが間違えて持って来た美人の写真を見て すっかりその気になっていた両さんは、本当の見合い相手の写真を見せられても「動物写真なんかみせて!」と意に介さなかった。<02.4.4>

両さんのマージャン仲間(りょうさんのまーじゃんなかま)【35-3】
パトロールをサボって雀荘へ来た両さんと、マージャンで対戦した三人の友人。「タバコをやめてから ますますマージャンに熱が入った」(本人談)両さんによって さんざんカモにされた。その後、発振器の電波を辿って来た大原部長警官たちによって両さんが連行されると、その様子を他の客ともども呆然として見守っていた。<10.6.28>

両さんのマージャン仲間(りょうさんのまーじゃんなかま)【39-10】
いつも両さんと一緒にマージャンをしている(らしい)男性二人。派出所まで両さんを誘いに来たが、大原部長に自分の更正ぶりを必死にアピールしていた両さんに 物凄い形相で睨まれ、その迫力にたじろいで帰って行った。<02.5.27>

両さんのマージャン仲間(りょうさんのまーじゃんなかま)【49-3】
両さんの友人で、いつも一緒に麻雀をしている(らしい)眼鏡の男性。巡回連絡のため自宅を訪ねて来た両さんに「メンツがひとりたりない」と言って麻雀へ誘おうとしたが、同行の部長に素行がバレては困る両さんは、大声を張り上げて無理やりごまかした。<04.1.7>

両さんのマージャン仲間(りょうさんのまーじゃんなかま)【54-4】
雀荘「リーチ一発バンバン」で、両さんが誕生日プレゼントとして中川らから貰った景徳鎮(中国の有名な磁器産地)製の麻雀牌を見せられて感心していた友人たち。唯一名前の判明した難波四朗の他、「哭きの竜」の登場人物や鬼瓦権造にそっくりの男性もいた。景徳鎮の牌を手荒に扱って両さんから殴られたりした後、突然 店へ姿を現した中国の天才雀士・雀鬼鎮(実はそっくりさん)と両さんらの対決を 固唾を飲んで見守った。<07.4.22>

両さんのマージャン仲間(りょうさんのまーじゃんなかま)【56-7】
両さんの友人。街で出会った両さん(超強力接着剤「スーパーセメントX」で部長と手がくっついてしまっていた)に「お昼からずっと雀荘でまってるのに なぜ来ないんだよ 今日にかぎって!」と話しかけ、両さんの大慌てと部長の怒りを誘発した。その後、両さんに頼まれて自分の乗っていた自転車を貸した。<04.8.2>

両さんの見合い相手(りょうさんのみあいあいて)【4-8(4'-9)】
秋田から来た大原部長の知人・コバさんが持って来た見合い話の、相手の女性。部長が「わしがほしいくらい」と言うほどの美人…と思われたが、実はコバさんが写真を間違えており、既に相手は決まっていた。<01.11.27>

両さんの見合い相手(りょうさんのみあいあいて)【21-4】→札幌の見合い相手

両さんの見合い相手の母親(りょうさんのみあいあいてのははおや)札幌の見合い相手の母親

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【5-8】
派出所メンバーと一緒に、町会で上映される8ミリ映画を撮影中の両さんと出会った友人。「こないだ いっしょにいったストリップはよかったな」等と話し、両さんを慌てさせた。<01.11.29>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【7-2】
両さん中川と一緒に浅草を訪れた際、息子と一緒に両さんと鉢合わせした男性。息子の「パパ よろず屋のおじさんだ」の声に応えて両さんに話し掛けたが、機嫌の悪い両さんに拳銃を突き付けられて逃げ出してしまった。<01.10.28>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【20-6】
両津勘吉の、大門中学校時代の同級生たち。友人・勝男の兄のバイクで勘吉と共に隅田川へダイブしてしまったり、一緒になってイタズラをしたりした(女生徒達は さすがに加担はしていなかった)。<01.11.28>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【名前?のみ20-6】
両さんの思い出話の中に出て来た、少年時代の友人。高級玩具のGIジョーを両さんに見せびらかしたため、怒った両さんに人形を奪われた上 2B弾でバラバラに壊されてしまったらしい。<02.3.11>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【38-2】
会社(詳細不明)で働いている、両さんの友人の男性。ボーナスの近い年末に派出所を訪ね、「うちの会社 組合が強いからボーナスが2倍だぜ」「委員長が強気でよォ 社長は太っぱら  頼りになる組合だぜ」と笑顔で語った。よく理解しないまま「そうか…組合でおどかせば2倍か!」と目の色を変えた両さんは、葛飾本署へダッシュ。署長の襟首をつかんで大暴れしてしまった。<02.4.16>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【40-2】
建て替え工事のためニコニコ寮に戻れなくなった両さんが、家に泊めてくれるよう電話で頼んだ友人。劇中で姿は見せていない。「オレたちは友だちじゃないか! いいだろ!」という両さんの頼みも空しく、あっさりと電話を切ってしまった。両さんは彼以外にも19人の友人に電話したらしいが、全員に断られ、結局部長の家に寄宿する事となった。<02.5.27>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【40-10】
両さんが子どもの頃、同じクラスにいた友人。富豪の切手マニアで、遊びに来た両さん達に、汚れたり破れたりした切手などを よくくれていたらしい。彼の性格を嫌っていた両さんも、物欲のためにゴマをすりまくり、コレクションの半分近くを占めるほどの大量の切手を手に入れた。<02.7.14>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【42-3】
両さんMHK特集「今ものこる東京下町派出所」に出演した際、放送日に自ら開催した「両津さん出演特別テレビ会」へ出席させられた人たち(約20人)。ちなみに会費300円で、二人につきコーラ1本が配られた。その後、報道特別番組のために放送が中止となり、泣きわめく両さんを尻目に、あきれ顔でゾロゾロと帰って行った。<02.9.15>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【43-7】→プラモマニアの男性

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【44-3】
両さんの友人で、模型マニアらしい。花山理香によって小さくさせられた両さんに、「そのサイズならどんな細かい事でも可能じゃないか」と、60分の1スケールの人形に着色する作業を頼んだ。<02.11.8>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【44-5】→仲間

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【44-10】→中田

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【45-1】→山下

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【名前?のみ48-3】
両さんの話の中に登場した友人。「一日コーヒー2杯分のお金」と言われて英語のテキストを購入したが、有名ホテルのコーヒーという事で1日2000円、年73万円も取られてしまうという悲惨な体験をした。<03.8.17>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【49-3】
亀有在住の、両さんの友人の男性。巡回連絡のため彼の自宅を訪れた両さんは、同行の部長に素行がバレては困るため「やばい事いうなよ」と文字で知らせて無難に終わらせようとしたが、彼は「パトカーでスクーターギャルをナンパした事なんかも言うとまずいのか?」と口を滑らせたため、力の限り殴り飛ばされて気絶する羽目に。口は災いの元である(「まずいのか?」って、まずいに決まってるだろうに)。<04.1.7>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【56-3】
民間航空飛行場(詳細不明)に勤務する、両さんの友人の男性。アメリカからの観光客を乗せるため両さんが発案した“お座敷飛行機”を、大型機を改造して無理やり作らされた。<04.8.1>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【56-5】
両さんが9億円(大叔父・みの吉の遺した土地を売って得た)で購入した英国の名馬・ダイアン号の維持費を稼ぐため、出資者として集めた5人の友人たち。「ひと口30万円で年1%の配当」との条件に渋っていたが、両さんの大風呂敷と口八丁手八丁により、喜々として出資。だが、結局はインチキがバレてダイアンは競馬界から追放。友人たちの払った金は、両さんの新たな借金となっただけだった。<04.8.1>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【56-7】→モデラー

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【69-7・名前?のみ63-1】
両さんが子どもの頃(12月)、自転車で「不忍池一周レース」を行った10人の同級生(豚平珍吉も中に?)。両さんの自転車とクラッシュして不忍池に飛び込んでしまい、濡れた体をたき火で暖めていたが、内の一人が石油をかけたせいで火が弁天堂に燃え移って大騒ぎに。必死に靴で水をかけまくり、水びたしになりながら なんとか消し止めた。この時の焦げ跡は、いまだに弁天堂に残っている(63-1)。<06.12.14>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【63-4】
両さんの友人で、釣りが趣味の男性。仲間と共に泊まりがけで出かけた海釣りで大量の ふぐを釣り上げ、上機嫌で亀有へ帰って来た…が、道で出会った両さんから「こないだ駐車違反を見のがしてやったっけな」などと言われ、全部の ふぐを取られる羽目に。ふぐは その後 両さんの知人の板前によって調理され、葛飾署警邏課の忘年会で使われる事となった。<06.10.30>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【名前?のみ63-4】
上野・下谷第五派出所へ出向勤務した両さんが、「ここは3週間で100人 友人が増えました!」と、その人情深い地域性を大原部長に訴えた(その後 言った「公園前では30人も借金とりがふえたんです!」には、即座に「それはお前が原因だろうが!」とつっこまれた)。<06.11.1>

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【65-5】→両さんグループ

両さんの友人(りょうさんのゆうじん)【名前?のみ65-6】
小学校の教師をしている、両さんの友人。国語の成績が良い子どもを探す両さんから、成績表が「5」の生徒だけをリストアップさせられた。<06.11.5>

両さんロボット(りょうさんろぼっと)【7-4】
両さんラジコンマニアの男に作らせた、両さんそっくり(?)のロボット。両さんの欲望丸出しのため、「女!金!女!」と叫びながら銃を乱射し、手がつけられなくなってしまった。半永久的に稼動する(両さん談)など、後のロボット警官にも匹敵する かなりの技術で作られていると思われる。<02.1.11>

両さんを竹刀で叩いた警官(りょうさんをしないでたたいたけいかん)【2-6】
警察署対抗の剣道大会練習中に、誤って両さんに体ごとぶつかったり、竹刀で叩いたりしてしまった警官。女の子達の前では平然としていた両さんだったが、その後「きみはどうも基本がなっとらんようだねえ すこし教えてやろう!」の言葉と共に彼をロッカールームへ連れて行き、ボロボロになるまで叩きのめした。<01.9.7>

両さんをバカにした男達(りょうさんをばかにしたおとこたち)【37-5】
麗子の見合いをぶち壊す作戦のため 女装して街を歩く両さんを見、「みろ すげえブスだ」「よく街中 歩けるよ」と嘲笑した二人組の男。見合い相手の一男に嫌われようとしていた両さんは、彼らを叩きのめし「わたし悪口いわれると…ついムカッとくる性質なの」と語った。直後、「おっ ドブス」と一言発した別の男も、同様の目に。<10.6.28>

「両さんをはげます会」の出席者(「りょうさんをはげますかい」のしゅっせきしゃ)「両津巡査長をはげます会」の出席者

寮長(りょうちょう)【5-6・9-9・名前?のみ16-6】
両さんも頭が上がらない、ニコニコ寮の寮長。連載初期に数回登場した。いかつい顔・体に、頬には大きな傷、ズボンにはドス(短刀)まで持っている、外見だけならヤクザとしか思えない人物(戸塚以上?)。後年には両さんが自他共に認める寮の主となったようだが、この寮長は どこへ行ったのだろうか?<01.12.14>

両津(りょうつ)両津勘吉

リョウツ(りょうつ)【22-1】
3001年の未来世界で、銀河警察カメアリ惑星20度前パトロールステーションに勤務するパトロール隊員。両さんの子孫と思われる。旧式のロボットと一緒に、普段はのんびりとした毎日を過ごしているようだ。上司はオオハラキャップ麗子似の隊員にちょっかいを出したりもしていた。<01.9.6>

両津秋冬(りょうつ・あきと)【名前?のみ[63-1・65-10]】
両津勘兵衛の妻で、銀次の母(=両さんの祖母)。本編ではセリフ中で存在が語られた程度だが、2001年発売の「カメダス2」で名前と設定が初公開された(明確な表記はされていないが、おそらく既に亡くなっていると思われる)。かつて勘兵衛(と銀次)の使い込みと浮気が発覚した時には、包丁を持って浅草寺まで追い回したらしい。これらの大騒ぎは、後に「両津家の乱」と呼ばれるようになった(63-1)。<06.10.29>

R&Nポリス企画カンパニー(りょうつあんどなかがわぽりすきかくかんぱにー)【15-6】
部長と喧嘩して派出所を飛び出した両さんが(中川を巻き込んで)作った私設警察。強面の署員はM-16ライフル・パイソン・ガス銃・手榴弾・デリンジャーを標準装備していたが、柔道三段の部長にあっさりと投げ飛ばされてしまった。<01.3.24>

両津一男(りょうつ・かずお)【名前のみ35-9】
両さんが佃島に住む祖父・勘兵衛を初めて訪ねた時、両さんの名前(勘吉)を間違えて勘兵衛が繰り返し口にした名前。勘兵衛の孫の一人なのか、単にボケて言っているのかは不明。<09.2.23>

両津かんきき(りょうつ・かんきき)【51-5】
両さんが“日本道楽党”を結党して参議院比例代表選挙に立候補した時、後援会本部に貼られた多数のポスターの内、なぜか1枚だけが「両津かんきき」の名前になっていた(おそらく単なる書き間違い)。<04.1.25>

両津かんきち(りょうつ・かんきち)両津勘吉

両津勘吉(りょうつ・かんきち)【1-1〜】
通称・両さん。警視庁 葛飾警察署(140-8で新葛飾警察署に改称)管内 亀有公園前派出所(地域課警邏係)勤務の巡査長で、言わずと知れた「こち亀」の主人公である。3月3日生まれ・台東区浅草出身。身長161cm・体重71kg、3サイズは105・80・81(以上「カメダス2」「超こち亀」・130巻巻頭ポスター・133-8164-8増刊から最新設定を抜粋(※1))。金銭欲をはじめとした あらゆる欲望の赴くままに生き続け、両津行くところ騒動ありと恐れられる男。「始末書の両さん」「人間ポリバケツ」など数々のアダ名を持ち、派出所の仲間・中川麗子をヒヤヒヤさせたり、上司・大原部長にカミナリを落とされたりしながら、怖いもの知らずのパワーを爆発させ続けている。家族は浅草で佃煮屋を営む父・銀次と母・よね、南千住に住む弁護士の弟・金次郎。最初期はアナーキーなバイオレンス警官だったが、連載が進むにつれ“下町人情”から“マニア的知識”、中川の財力を後ろ楯にした“大規模な金遣い”“商才”まで様々なスキルが加わり、名実共に“何でもあり”のスーパー警官となっていった。住居&生活様式は、署の独身寮「ニコニコ寮」で一人暮らし(1-1?〜)→麻里愛(マリア)と同居(67-4〜)→再び一人暮らし(80-1〜)→擬宝珠纏の実家・超神田寿司へ職人・浅草一郎(イチロー)として住みこみ(125-4〜)→ニコニコ寮の二人部屋で後輩の凄苦残念(法条正義)と同居(159-1〜)…と変化し、残念が他の部屋へ移った(199-5)現在は、寮に一人暮らしをしながら警官と寿司職人(通い)の二重生活中。血液型は37-6ではB型、40-952-9扉絵ではO型(RH+)となっていたが、現在の設定ではB型と統一。年齢に関しては15-3(WJ1979年26号)で「36歳」・17-8(79年50号)で「来年はもう37」・18-3(80年3・4合併号)で「独身生活37年間」・18-5(80年7号)で「(今年で)38歳」などの具体的記述があった(※2)が、近年は「年齢は秘密」が公式設定(133-8)となり、前述の年齢表記部分のいくつかは修整・削除されている(2006年発売の連載30周年記念本「超こち亀」の対談記事によると作者・秋本治先生のイメージでは「連載当初は35歳の設定。今も35歳」との事(※3))。苗字は、デビュー前の秋本先生が入院した際に出会った美人の看護師さん(中川さんといったらしい)が佐渡の出身だったため、佐渡ヶ島の両津市から付けられたそうだ(35巻P178・秋本先生のコメントより)。ちなみに、1977年末から公開された実写映画版こち亀(せんだみつお主演)のチラシでは「両津平吉」と記されていた事もあった。(※1:2006年2月12日 JR亀有駅北口に「等身大」として建てられた銅像は、身長163cm。これはアニメ・舞台で両さん役を演じているラサール石井氏の身長でもある(石井氏の談話による)。)(※2:文化創作出版発行の謎本「『こち亀派出所』ハミだし両さんの謎」では、これらに31-9(82年39号)で「20年前(大原部長 談)に19才だった(=39才?)」事を加え、誕生年を昭和18年(1943年)と推測しているが、あくまで仮説の一つであり公式設定ではない。)(※3:これを公式設定とする解釈も(ムック本やネット上などで)存在するが、件の発言は対談内で“イメージ”として語られたのみのものであり、漫画本編に準拠する限りは あくまで“年齢不詳”が現在の公式設定。)<22.1.2>

両津勘吉体力株式会社(りょうつかんきち・たいりょくかぶしきがいしゃ)【60-1】
両さんが、自らを代表取締役(兼・唯一の社員)として立ち上げた肉体労働代行業の看板名(本物の会社組織な訳ではなく、「株式会社」は名前だけ)。“プロピンチヒッター”を名乗り、スポーツや引越しなどの肉体労働を手伝う。料金は引越し・マラソンが各7000円、野球・サッカー・バスケが各5000円、バレーが6000円、テニスが8000円(料金表による)となっている他、ラグビーや水泳大会(各5000円)、マージャン相手などの依頼も受けていた。スポーツで負けた場合は料金が半額となるシステムで、両さんの体力に対する絶大な信頼もあり 多くの依頼が殺到。依頼は基本的に全て引き受け、最初の10日間で22万円もの利益を上げた。だが、一日に野球7試合・柔道ラグビー水泳引越しを全てこなすのは さすがの両さんにもキツく、結局は身も心もボロボロになって廃業する結果に(料金は全て前金だったため、計画倒産ではないかとの疑惑も)。<06.10.24>

両津勘吉ディナーショーの出演者(りょうつかんきちでぃなーしょーのしゅつえんしゃ)【55-10】
両さんが企画した自分主演のディナーショー(1部は剣劇、2部は歌謡ショー)の出演者たち。ポスターにはローリングストーンズをはじめ杉良太郎美空ひばり中森明菜マイケル・ジャクソンマドンナなど そうそうたる名前が並んでいたが、実際に出演したのはステージ1部で主役の両さんに倒された男達と娘役の女性、2部で演奏を担当したアコーディオン奏者・老輪具石図(ローリング・ストーンズ)だけだった。これだけの落差を「ポスターにミスプリントがあり一部出演者が出演できない場合があります」のアナウンス一つで済ませてしまう両さんは、さすがの神経と言える。ちなみに、1部で両さんが歌っていたのは赤木圭一郎の歌「流転」(1961年)。<04.7.20>

両津勘兵衛(りょうつ・かんべい)両津勘兵衛(かんべえ)

両津勘兵衛(りょうつ・かんべえ)【35-9〜】
佃島に住む、両さんの父方の祖父。初登場時(35-9)は98才、65-10では104才。100才を越えても一向に気力・体力とも衰える事のないスーパー老人で、ゲーム会社・R・G・C(リョーツ・ゲーム・カンパニー)の経営など数多くの事業を手がけながら、悠々自適の生活を送っている。テニスやRC・テレビゲームなど多くの趣味を持つ遊び人という点では両さんとそっくりだが、冷静な経営判断と手腕でビジネスを(最後まで)成功させているのが大きな違い。長男の元五郎や 両さんの父親・銀次をはじめ、24人もの子どもがいる。昔は銀次同様つくだ煮屋を経営していたが、道楽がたたって潰れてしまったらしい(銀次の店を拡大するための資金を競馬で使い込んでしまった事もある(63-1))。日露戦争では日本海海戦、第二次大戦では真珠湾攻撃にも参加。空母“飛龍”で艦載機の整備兵をしていた。妻(故人?)の名は秋冬(あきと)。妹の夏春都擬宝珠家の長として健在、弟のみの吉は既に他界。<08.2.4>

両津京子(りょうつ・きょうこ)【92-7〜】
両さんの弟・金次郎の娘で、両さんの姪。銀次よねにとっては初孫にあたる。92-7で誕生し、106-3で名前が判明。185-7では(母・景子いわく「今年から」)小学校へ通うまでに成長していた。<13.4.15>

両津金五郎(りょうつ・きんごろう)【名前のみ35-9】
両さんが佃島に住む祖父・勘兵衛を初めて訪ねた時、両さんの父(銀次)の名前を間違えて勘兵衛が口にした名前。勘兵衛の息子(両さんの叔父)の一人なのか、単にボケて言った名前なのかは不明。<09.2.23>

両津銀次(りょうつ・ぎんじ)【14-4〜・名前?のみ7-2〜】
両さんの父親で、浅草で つくだ煮の店「よろず屋」を経営する、生粋の江戸っ子。両さんとは顔を合わせるたびに喧嘩ばかりしており、連載当初(7-2)は絶縁状態だった(その後 8-7を経て、14-4で雪解けに至った)。「昔は極道で“六区の鉄砲玉”と恐れられた」と語るが、両さんによれば単なる“極道ミーハー”で、昇り龍の入れ墨をしようとした時も“目玉だけ”で痛くて逃げ出したらしい。ギャンブルとエロ本・エロビデオが大好き。インターネットのアダルトサイトを見るためだけにパソコンを購入したりもした(109-8)。父親は勘兵衛。<06.9.19>

両津銀次の友人(りょうつぎんじのゆうじん)【14-4】
両さんの父親・銀次のオートレース仲間。うなぎ屋で銀次と話していたが、息子である両さんと銀次が鉢合わせしたのを見て、「ひさしぶりの対面をじゃましちゃ悪いや! 両津さん わたしはこれで…」と店を後にした。<01.5.19>

両津銀次の友人(りょうつぎんじのゆうじん)【29-10】
両さんの父親・銀次の友人たち。アメリカから来た女性警官・サンディに浅草を案内する銀次に「よっ 銀さん! すみにおけないね」と声をかけてはやした。<02.1.10>

両津金次郎(りょうつ・きんじろう)【20-6〜・名前のみ14-4〜】
両さんの弟。個人事務所を構える 有能な弁護士で、よく両さんからお金をたかられる。兄とは正反対に真面目・実直で温和な性格だが、メガネを外すと顔はそっくり。いじめられっ子の小学生時代、弁護士・須田成道と出会ったのがきっかけで、自分も弁護士を志すようになった。20-6で少年時代の姿が登場、現在の姿での初登場は25-478-9中川の遠縁の親戚・霧ヶ谷景子と結婚、92-7で長女の京子が生まれた。趣味はアマチュア無線(ハム)で、第一級陸上無線技術士の資格を所有。ハムのため電波の入りやすい高層マンションの25階を新居に選んだ?(79-4)ほどの熱の入れようである。愛車はコルト1000。<09.11.16>

両津景子(りょうつ・けいこ)【78-9〜】
旧姓・霧ヶ谷景子。両さんの弟・金次郎の妻(78-9で結婚)で、大手建設会社・霧ヶ谷建設の社長・霧ヶ谷英次郎の次女。中川とは遠縁の親戚(中川家の八男・一(はじめ)の妻の父の姪の夫の甥の伯父の娘)にあたり、金次郎との結婚によって、両さんと中川も親戚となった。92-7で長女の京子を出産。金次郎の実直な真面目さが好きと語る、良妻賢母である。<06.8.30>

両津家の親戚(りょうつけのしんせき)【名前?のみ25-4】
両さんの父親である銀次の父・勘兵衛の兄の妻の従兄弟の配偶者の弟のおじの弟にあたる故人(金次郎談)。五十回忌の法事が営まれた。このエピソードでは、他にも多数の親戚が登場。<01.12.16>

両津夏春都(りょうつ・げぱると)擬宝珠夏春都

両津元五郎(りょうつ・げんごろう)【83-5・名前のみ35-9】
両津勘兵衛の長男。両さんの父親・銀次の兄にあたる。銀次の勘違いが発端で起こった両さん&麻里愛(マリア)の結婚騒動の時、祝儀で儲ける計算をしたり「芸者さん500人よんでパァーっと騒ごう!」と煽るなど、両津家の長兄らしい所を見せていた。<01.12.12>

「両津巡査長をはげます会」の出席者(「りょうつじゅんさちょうをはげますかい」のしゅっせきしゃ)【55-10】
政治家に影響されて両さんが企画した「両津巡査長をはげます会」に誘われ、無理やりパーティー券(1枚5000円)を買わされて参加した人々。最終的には300枚のチケットがさばかれたらしい(内4枚は部長、10枚は中川が購入させられた)。河原崎たち後輩警官をはじめ、知人や友人ら多くの人間が顔を見せたようだ。「はげます会」の意味を勘違いした両さんによって、一人一人が「がんばってください」「応援させていただきます」等のコメントを強要された。<04.7.20>

両津玉三郎(りょうつ・たまさぶろう)【名前のみ35-9】
両さんが佃島に住む祖父・勘兵衛を初めて訪ねた時、両さんの父(銀次)の名前を間違えて勘兵衛が口にした名前。勘兵衛の息子(両さんの叔父)の一人なのか、単にボケて言った名前なのかは不明。<09.2.23>

両津ため吉(りょうつ・ためきち)【44-4・58-8・名前?のみ[81-7・83-5]】
両さんの祖父・勘兵衛の父親(=両さんの曾祖父)。嘉永6年(1853年)生まれで、銀次からも“伝説”と称されるほど無類の大酒飲みだった。明治末期に亡くなっているが、一度 大好きな酒を求めて天国から下界へ脱走(58-8)。両さんをも翻弄する柔剣道の腕を見せて大暴れしたが、天国から呼び出された内閣総理大臣・伊東博文に説得されて帰って行った。坂本竜馬西郷隆盛ら幕末の偉人と知り合いと語っていたが、確実な証拠が残っていないのと、何より両津家の男であるという事から信憑性は疑わしい。妻の名前はとめ。<07.1.22>

両津とめ(りょうつ・とめ)【未登場】
両さんの曾祖父・ため吉の妻(故人)。勘兵衛の母親(=両さんの曾祖母)にあたる。本編でその存在が語られた事はないが、2001年発売の「カメダス2」で設定が初公開された。<06.8.30>

両津どら吉(りょうつ・どらきち)【名前?のみ69-9】
両さんの曾祖父・ため吉の弟(故人)。自分の平凡な暮らしを嘆く本田に、両さんが“ダイナミックな人生”の例として語った(本編では名前は登場せず、「カメダス2」で判明)。上海生まれのボルネオ育ち・イタリア語を話す台東区民。8回結婚して7回離婚、家を7軒 他人に譲渡し、17歳で会社の社長になるものの、競馬に(今の金で)一億円をつぎこんで倒産。その後、ヤクザ・弁護士・キャバレー経営・銀行員・寺の住職…と職を転々とした後、寺を燃やして10年間外国へ逃亡。最後の職業は作曲家だったらしい。確かにダイナミック過ぎる人生だが、両さんとなら いい勝負という気もする。<02.9.4>

両津一(りょうつ・はじめ)【名前のみ26-2】
自分の名前を漢字で書けない両さんが、「今度そのように名がかわりましたので よろしく」と部長に書いて見せた名前。あきれた部長は、両さんを書道塾で勉強させる事にした。<01.8.29>

両津パトリシア勘子(りょうつ・ぱとりしあ・かんこ)【名前のみ94-5〜】
愛野神女こと乙姫菜々が連載している少女漫画誌「別冊サファイア」に、両さんが執筆した時のペンネーム。その作品「ロボ刑事番長」は 打ち合わせも下描きもしない乱暴な制作方法で、最初こそインパクトで読者の評判を得たが、すぐに人気は急降下(94-8)。その後は読者ページにハガキサイズで掲載されたり(111-6)した後、編集部によって無理矢理 連載を終わらせられてしまった(116-6)。<02.1.8>

両津花子(りょうつ・はなこ)【名前のみ35-9】
両さんが佃島に住む祖父・勘兵衛を初めて訪ねた時、その顔を見た勘兵衛が「おまえは………」と出した名前。24人もいるという勘兵衛の孫の一人なのか、単にボケて言った名前なのかは不明。<03.11.10>

両津不用ノ介(りょうつ・ふようのすけ)【52-6】
迫力ある日本刀(派出所メンバーから部長への誕生日プレゼント)を見て興奮した両さんが、「わしが江戸時代に生きていたら…」と広げた空想の中で、自ら扮した剣士。名前はさいとうたかをの名作劇画「無用ノ介」をもじっていると思われる。<04.6.15>

両津みの吉(りょうつ・みのきち)【56-4】
両さんの大叔父(勘兵衛の弟で、銀次の叔父)。相当なプレイボーイの道楽者で、大勢の妾に みんな店を持たせたと自慢していたらしい。原節子のファンでもあったようだ。みの吉が遺した霞町(現在の麻布)の土地10坪が10億円(3.3平方メートルあたり1億円)の高値で不動産業者に買い取られ、両さんが名競走馬・ダイアン号を購入する資金となった。折しも、バブル経済真只中の1987年である。<04.8.1>

両津明神(りょうつみょうじん)【31-10】
原始人・RYOらが住む村の守護神。原始時代を舞台にした特別編・31-10で登場した。外観や、ハニワのような顔から怒りの形相に変化する所など大魔神にそっくりだが、唯一違うのは眉毛がつながっている事。隣り村の暴君・TONDENの差し向けた恐竜・ゴルゴサウルスの襲撃に怒って大暴れし、後にティラノサウルスとのプロレスイベントにも臨んだ。<04.7.14>

両津よね(りょうつ・よね)【29-9〜】
両さんの母親で、下町の女性らしい たくましさを持つ肝っ玉母さん。麗子と同じか それ以上に、両さんが頭の上がらない女性である。両さんの父親・銀次も よねには かなわず、顔を合わせる度に起こる両さんと銀次のケンカを止める事ができるのも よねだけ。旧姓は“緒形”で、実家のある柴又には総菜屋を営む弟・米吉がいる。<22.7.1>

寮のおばちゃん(りょうのおばちゃん)吉原トメ

竜馬/龍馬(りょうま)坂本竜馬/坂本龍馬

リョウマン(りょうまん)【51-6】
弱小プロレス団体「ニッポンプロレス」のジムに置かれていたレスラー用コスチューム。実在の偉人・坂本竜馬(龍馬)の姿を模している。<06.10.13>

料理教室の先生(りょうりきょうしつのせんせい)【22-7】
部長の命令で“花婿修業”をさせられる両さんが訪れた「男のための料理教室」の女性講師。時間が無いため大急ぎで料理を進める両さんを「ずいぶんあらっぽいわね」と評し、完成(?)したカレーのあまりのひどさに唖然としていた。<02.1.11>

猟友会(りょうゆうかい)ハンター達

RYO<リョー>(りょー)【31-10】
原始時代を舞台にした特別編・31-10で登場した、両さんそっくりの原始人(「カメダス」「超こち亀」などの公式ムック本では、両さんの遠い祖先と解釈している)。家族は父・BU、弟・KEI、妹・REI自警団を率いて、暴虐を繰り返す隣り村のTONDENらと戦った。村の守護神・両津明神恐竜の戦いをショー化して村を豊かにするなど、現代の両さん同様に金儲けの方法を考えるのがうまい。<06.9.24>

R・G・C<リョーツ・ゲーム・カンパニー>(りょーつ・げーむ・かんぱにー)【96-4〜】
両さんの祖父・勘兵衛が経営するゲーム開発有限会社で、初登場時(96-4・1995年)のスタッフ平均年齢は88才(105-2ではスタッフの増員によって若返り、86才に)。数々のヒット作を飛ばし、五人のスタッフで年商8000万円を売り上げた。一度 両さんが新社長となって無茶な経営をしたせいで倒産したが、その後 勘兵衛が復帰して復活。大きな自社ビルを持つほどの会社となった。スタッフは、90才(96-4105-2では92才に)で今風の美少女キャラを描きこなす足立老人・87才のメカデザイナー 服部老人・84才のプログラマー 森田吾作・78才のグラフィッカー 広井伝ェ門ら。両さんを驚かせるほどの高い技術と優れた感性を持つ、スーパー老人たちである。後の162-8では、「どんな企業でも10年で成長は止まる」という勘兵衛の考えにより、経営権を売却された事が明らかとなった。<10.6.28>

リョーツ大王(りょーつ・だいおう)両津勘吉

リョーツ大王の侍女(りょーつだいおうのじじょ)【54-3】
地獄でエンマ大王の政権を奪い「リョーツ大王」となった両さんに仕えていた美女二人。出自(天国から連れて来られた天使なのか、元兵隊悪人なのか)等は不明。<04.7.15>

旅館「山水館」の人間(りょかん「さんすいかん」のにんげん)スキー旅館「山水館」の人間

旅館の仲居(りょかんのなかい)【58-2】
葛飾署忘年旅行(1987年)の宿泊先となった旅館で、宴会の世話などをしていた仲居さん達。(両さんの先導で)6時間も続く宴会に驚いたり、署員VSヤクザの大捕物に悲鳴をあげたりしていた。<08.6.2>

旅館の番頭(りょかんのばんとう)宮古の旅館番頭

旅行者(りょこうしゃ)【66-9】→香港の観光客

旅行代理店の社員(りょこうだいりてんのしゃいん)【57-6】
両さんの相談を受け(?)、派出所メンバーの秋の旅行先(品備多(しなびた)温泉)を探した旅行代理店の男性社員。対等の口調で話しているところから見て、両さんとは親しい友人のようだ。<06.10.9>

旅行中の女性(りょこうちゅうのじょせい)【46-8・46-9】
部長両さんが、ヨーロッパツアー中 訪れたベニスの街で出会った二人の日本人女性。イタリア人船頭に扮した両さんのゴンドラに乗って楽しい一時を過ごした。数日後 パリで両さん達と再会、4人で酒を酌み交わすが、彼女達の発言から悪事(チップやおつりの金を全てチョロまかしていた)がバレた両さんは、激怒した部長から首をしめられる羽目に。<03.8.10>

リリー(りりー)【55-1・55-2・55-3】
国際的シンジケートのボス・金樹錦の下で暗躍するマフィアの一員で、高い射撃能力を持つ女性スナイパー。追って来るS.S.(スペシャルセキュリティ)チームヘリコプターの操縦席を狙撃したが、命中したはずなのに墜落しないのを不思議がっていた(弾丸の効かないダメ太郎が操縦していたため)。<04.7.19>

リンカーンのオーナー(りんかーんのおーなー)【38-3】
雨の日、粘着質の男が乗るデボネアに泥水をはねてしまった、高級車リンカーンに乗っていた人物(二人?)。家の表札には「かっちん」と書かれている。劇中では姿を見せていないが、車のナンバー(893)等から見て、ヤクザではないかと思われる(漫画的判断)。復讐に出たデボネアのオーナーによって ノコギリで車を斬られそうになったが、両さんが止めに入ったためギリギリで助かった。<09.11.17>

リンゴ・スター(りんご・すたー)ビートルズ

リンダ(りんだ)リンダ・ロンシュタット

リンダ・ロンシュタット(りんだ・ろんしゅたっと)【名前のみ14-3】
70年代に人気を博した、実在の女性アメリカンポップスシンガー。14-3で、麗子のセリフ中に名前が登場した。<04.7.20>

リンダ・ロンシュタッド(りんだ・ろんしゅたっど)リンダ・ロンシュタット

リンリンランラン(りんりん・らんらん)【48-5・98-4・名前のみ145-6】
1970年代に「恋のインディアン人形」をヒットさせた、実在の女性双児デュオ。48-5オモチャ屋の店内にプラモデルとして姿を見せた他、98-4145-6ではレコード「恋のパッコンNo.1」(実在・'74年発売)が登場。<06.9.7>


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