エピソードガイド
【121巻〜125巻】


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121巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

121-1「コンビニエンスな警察官!!の巻」
土地問題で数を増やせない交番と、激増してセキュリティを強化したいコンビニ。その利害は一致するはずと主張する両さんのアイデアで、各地のコンビニに一人ずつ警官が常駐する事に。だが、コンビニ勤務で 自堕落な若者の姿を目の当たりにした部長は…。
《扉絵:派出所内にて(本編に直結)

121-2「ローラースポーツでGO!GO!!の巻」
スキー板にローラーを仕込み、雪が無くても滑れる“ローラースキー”を開発した両さん。派手なプロモーションもあってブームを呼んだローラースキーだが、運送中にトラックが転倒、街へ大量に滑り出してしまう!
・当時はキックボードがブーム。冒頭で両さんが語るローラースポーツの話題に出てくる「厚底ブーツの底を取るとローラースケート」というアイデアは、ちょっと目から鱗が落ちました(笑)。
《扉絵:地面に絵(派出所メンバーの似顔絵等)を描く檸檬と、悪態をつく両さん》
・扉で纏&檸檬姉妹が描いている絵は、妙に“小さい女の子が描いた”っぽさ(?)がリアル。個人的には、「カメダス2」に載った漫画(同様に纏&檸檬が描いた設定)ともども
秋本先生のお二人の娘さんによる物ではないかと(勝手に)推測しています。

121-3「聖橋白線流しの巻」
の地元・神田の祭を訪れた両さん中川麗子。纏は三人に、高校卒業時 制服のスカーフを川に流す“白線流し”を行おうとした時の思い出を語る。それは、纏が警官を目指すきっかけとなった出来事でもあった。
・バックボーンが あまり語られていなかった纏のプロモーション(?)編。ギャグは少なめです。
《扉絵:纏&両さんと聖橋》

121-4「男の編み物ブーム!の巻」
マリアからニットセーターをプレゼントされ、編み物が静かなブームと知った両さん本田から「男だけの編み物大会」があると聞かされ、賞金目当てに闘志を燃やす。だが、意外なライバル・二徹らの前に苦戦し…。
飛鷹姉妹の父・二徹さんが、編み物が得意という意外な事実が判明。しかし、漁に使う網を編むため指先が器用で、力が強いから糸目もしっかりする…等、唐突な割に結構説得力はあるかも?
《扉絵:麗子・サマーセーター(自作)姿》

121-5「いつ…どこで…何をする!?の巻」
昼休みのトランプ中、各自がバラバラに書いた「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」の紙をランダムに引き、それを実行する…という罰ゲームを提案した両さん。やがて勤務に戻る一同だが、「仕事でミスをしたら罰」の形でゲームは継続。次第に内容はエスカレートし…。
《扉絵:弓を引く早矢

121-6「両さんの財政指南!?の巻」
町会長から財源不足の悩みを聞かされ、自ら町会長代理を買って出た両さん。あらゆる物に「町会税」をかけて金をとりたてる 強引なやり方に出る。還付金制度などで一部から支持を得た両さんは、やがて新しい町会長に選出されるが…。
・結局、ラストで両さんは新たな町会長候補(女性)との選挙戦に負けてしまいました。お馴染みの町会長さん(87-5から登場)は、このエピソードで引退?…と思ったら、122-4では また町会長として再登場しています。
《扉絵:マリア・バストアップ》

121-7「亀有撞球倶楽部?の巻」
廃棄されるビリヤード台を派出所に持ち込み、中川麗子との対戦に興じる両さん。やがて、市民サービスと称してビリヤード講習会を始めるが、お金を取っていた事が部長にバレ…。
《扉絵:ハスラー両さん・中川・麗子》

121-8「壮絶!“なんでも”ホテルの巻」
署の旅行で両さん達一行がやって来たのは、(参加メンバー全員の要望を聞き入れて)和風だか洋風だか自然風だか近代風だか まるで分からない風変わりな宿だった。ペット同伴もOKの この宿には、イグアナやヘビがウヨウヨ…。
《扉絵:両さん・中川麗子(全身)》

121-9「超興奮!?麗子ウォッチング!の巻」
中川の会社で開発された 高性能携帯電話のモニターを頼まれた両さん麗子。リアルタイム双方向で映像が送れる機能を使い、麗子の部屋の“覗き”を始めてしまった両さんは、次第に悪事をエスカレートさせて行く。
・両さんの悪事も、だんだんシャレにならなくなって来ましたね(^^;)。89-9で盗聴魔を懲らしめた時とは別人のようです(苦笑)。
《扉絵:メキシカン(?)両さん》

122巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

122-1「名プロデューサーRYOTSU?の巻」※「RYOTSU」のO(オー)の上に線が付きます。
葛飾出身の人気フォークデュオ「でこぽん」のプロモーションビデオが撮影される事になり、二人の幼馴染みである両さんがアドバイザーに。予算に物を言わせたメチャクチャなビデオは意外にも大ヒットし、一躍 名プロデューサーとして注目を浴びる両さん。
・「でこぽん」のモデルは、当時人気のフォークデュオ「ゆず」だそうです(「コミックカメダス」での秋本先生の談話より)。
《扉絵:両さん(顔のみ)》

122-2「決死!カニ取り物語の巻」
2000万円の大金が必要になった両さんは、一獲千金を狙い、二徹と共にベーリング海へ カニ漁に向かう。嵐に巻き込まれ、無理やり同行させた本田の悲鳴が響く中、とんでもない量のカニを取った両さんは…。
・両さんのパワフルさと本田君の翻弄され具合(笑)が笑いを誘う、こち亀らしいエピソードです。
・両さんがお金を必要としたのは、頑固地主から 子どもの遊び場・空地を守るため。久々に男気のある所を見せてくれた…かと思いきや、ラストでは やっぱり台無しに(笑)。
《扉絵:麗子・ビキニ姿》

122-3「警視庁大犯科帳!!の巻」
本庁を中心に、東京23区内を舞台とした 大捜査訓練が行われ、犯人役の両さんボルボ左近寺は あの手この手で逃走を続ける。警察は鉄壁の捜査網でボルボ・左近寺を捕まえるが、残った両さんの逮捕に大苦戦。
《扉絵:マラカスを振って歌う、メキシカン両さん》

122-4「亀有老人会世界へ!!の巻」
亀有老人会の老人たちに 生き甲斐を持たせられないかと町会長から相談された両さんは、何と ドーバー海峡横断の水泳レースへ出場する事を提案する。誰もがムチャと思ったが、両さんは「優勝を狙う」と断言。その言葉通り、老人選抜チームは 彼らならではの戦法で…。
109-1と同じ、老人パワー全開話。両さん顔負けのパワフルさを見せる老人達の姿が、なかなかに楽しめます。
・「
前旗がんばれ!」のギャグをわかる人は、今どれだけいるんでしょう(笑)。
《扉絵:麗子&ロードバイク(自転車)》

122-5「トロピカルDEアミーゴの巻(前編)」
村おこしのスポーツイベントのため、山と海に囲まれた楽群(ラグーン)半島へ招待されて やって来た葛飾署員一同。 まずは ゆっくりと海を楽しむが、その前に現れたのは何と、夏休みをとって全員集合した特殊刑事課メンバー!
・アニメ版での露出の多さもあり、すっかりメジャーな存在となった特殊刑事課。このエピソードでは、その全員(2000年当時)が初めて集合します。“会員番号”が存在する事も判明(笑)。
《扉絵:麗子マリア早乙女リカ

122-6「トロピカルDEアミーゴの巻(後編)」
前話より続き)楽群半島の村おこしイベント「水中オリンピック」がスタートした。水中剣道や水中柔道で両さんが奮闘し、成績上位に出る警視庁チーム。だが両さんと特殊刑事達が水中マラソンをしている最中、水の温度が上がり始めて…?
・初登場時の大暴れぶりはどこへやら、十把一からげ状態で 両さんと一緒にズッコケている特殊刑事たち。なんだか「仮面ライダー」の再生怪人のようです(笑)。
《扉絵:麗子・ビキニ姿(見開き)》
・扉絵は、122巻の表紙に使われている物と(ほぼ)同じです。

122-7「アロハな生き方教えます!の巻」
アロハシャツの輸入販売を始めた両さんは、アロハブームを起こすべくプロモーション活動を開始。署でも中年世代相手にレクチャーを行うが、影響を受け“過ぎ”た部長署長らが大暴走を始めてしまう。
96-2100-3101-9を経て、久々のアロハ話。後半、部長&署長の壊れぶりには一種異様なものが(苦笑)。
・ラストでは葛飾署ハワイ分署が完成し 部長&署長も別荘を買っていますが、
127-8によると、分署は1週間で閉鎖、二人の別荘も売り払われたそうです。
《扉絵:街を歩く両さん&

122-8「超神田寿司出前(ケータリング)大作戦!の巻」
両さんに、ジェットスキーの技術を教えてほしいと頼む夏春都の計画で、水路を使って寿司の出前をしようというのだ。やがて実現したジェット出前は評判を呼ぶが、ライバルが次々と現れ、激戦状態に。
・両さんが東京の水路に異様に詳しいのは、67-9の経験があったかららしいです。成程。
《扉絵:ジェットスキーで疾走する両さん&麗子

122-9「あの夏の思い出…の巻」
本に出ていた田舎の風景写真に「見覚えがある」と言う麗子。少女時代フランスに住んでいた麗子だが、親善大使として一度来日していたのだ。思い出の場所に行きたいという麗子と、頼みを受けた両さん、田舎の達人・早乙女の三人が連れ立って、思い出探しの旅に出る。
《扉絵:憂いの麗子》

123巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

123-1「2000年9月 4年ぶりにあいつが登場する!!の巻」
シドニー五輪をテレビで見ていた両さん達は、オリンピック男・日暮の事を思い出す。四年前「人間カプセル会社」で冬眠に入った日暮だが、会社は既に潰れていた…。日暮入りカプセルを必死に探す両さん達だが、その行方は何と…。
100-9から四年が経過し、オリンピック男・日暮の登場です。前回の「行方を探すパターン」が更にエスカレートし、日暮自身の登場は なんとラスト2ページ(7コマ)のみ。
・日暮熟睡男の弟・
日暮起男(「別注こち亀」収録エピソードに登場)の事がセリフ中に登場していますが、彼は こち亀正史には存在しない事になっているようです(^^;)。
《扉絵:なし》

123-2「檸檬(レモン)が泣いた日…の巻」
幼稚園でハムスターの世話係を任された檸檬は、名前を付けて甲斐甲斐しく面倒を見る。ハムスターの一匹が妊娠している事がわかり、「お母さんになるのか」と喜ぶ檸檬だったが、ある日、幼稚園に賊が侵入し…。
・残酷な展開と読後感の悪いラスト(意図的な物ではありますが)に、「こんなのは こち亀じゃない」など否定的意見も多かった異色の問題作。個人的には、明確なテーマで読みごたえのあるエピソードだと思っています。
・このハムスター事件は
134-4のセリフ中にも登場し、檸檬の心に深く残っている事が示されます。
《扉絵:檸檬、幼稚園にて(本編に直結)

123-3「両津サイクルカンパニー!の巻」
ハムスター事件後 元気のない檸檬を励ますため、何かできないかと考えた両さん達。両さんカスタムの自転車をプレゼントされ、ようやく檸檬にも笑顔が戻った。100万円以上をかけたカスタムサイクルは、やがてマスコミでも話題となる。
・前話の余韻が強烈だった分、ちゃんとフォローがされているのを見て安心しました。後半の展開は、いつも通りの商売人・両さんです(笑)。
《扉絵:両さん&檸檬》
・今話の扉絵は、121巻の表紙と同じ物です。

123-4「炎の麗子争奪バトル!の巻」
ドールプロデューサー・左近の手によって、麗子ドールが完成した。同じ人形を作っていながら 自分とまるで違う扱いを受ける左近に反発した両さんは、麗子ドールをカスタマイズ。左近と正反対の お下劣路線で販売し始める。
105-5107-6108-3等で扱われた“麗子ドール”。このエピソードでは、掲載当時 メディコム・トイから実際に発売されたドールを題材にしています(82ページ欄外に解説も)。
・ラストには、なんと「両さんが麗子さんの魅力に気付き、好きになってしまう」という、オチと呼ぶには あまりに重要な展開が(苦笑)。次の週では、何もなかったかのように元に戻っていますが(^^;)。
《扉絵:麗子(ビキニ姿)&麗子ドール》

123-5「本田君のお見合い!の巻」
交通課長に 無理やり見合いをさせられる事になった本田。乱暴な暴走族取り締まりをマスコミに取りあげられ、破談に…と一度は思われたが、意外にも正義の人として人気急上昇。本人の意志に関係なく縁談も進んで行くが、それを気にした菜々は…。
・双方が弱気なせいで すれ違いの多い、本田&菜々カップルを中心に据えた話です。この二人を更に掘り下げたエピソードも、また見てみたいですね。
次回で大きな転機を迎える、本田君の妹・伊歩ちゃんが久々登場。「友だちにもらったから」との事で、バイクに乗るようになっています。やはり この“友だち”は、夫となる川崎さんの事なんでしょうね。
《扉絵:なし》

123-6「本田の幸せ…の巻」
本田の妹・伊歩恋人からプロポーズされ、結婚を考える。誰よりも自分の事を心配している兄を、上手く説得してほしい…と両さんに頼んだ伊歩だが、無神経な両さんの説得(?)は大失敗。ショックで自暴自棄になった本田は、かつて自分が率いた暴走族「関東男連合」を復活させてしまう!
《扉絵:子ども達とRCカーで遊ぶ両さん(と、困っている中川)》

123-7「伊歩の結婚の巻」
前話より続き)伊歩の結婚式場を手配した両さんは、形式も変わった物にしたいと提案する。スタントや爆発を盛り込んだメチャクチャなアイデアを出すが、本田中川の反対を受け、結局 船で川下りをしながらの式に決定。そして…。
・伊歩ちゃんと恋人・川崎さんが めでたく結婚。全体的にはドタバタ話ですが、ラスト近くでは、本田兄妹の思いも ちゃんと描かれています。
・ラスト近くで登場する おもちゃの指輪は、
116-3に登場した物。
《扉絵:檸檬を乗せて自転車で走る両さん》

123-8「第1回省エネエコロジー我慢大会!の巻」
葛飾署主催で、省エネイベント「人は1000円で1か月生活が出来るか?大会」が開催される。賞金を狙って闘志を燃やす両さんは、麗子中川とチームを組んでモニターハウスでの節約生活を始めるが、貧乏に慣れない麗子らには、やがて我慢の限界が。
・結局 優勝は、「ふつうに生活してただけ」の寺井さん一家。しかし、家族四人で月3000円弱とは…普段どんな生活をしてるんでしょうか(笑)。
《扉絵:(アップ)》

123-9「葛飾地ビール物語の巻」
絵崎教授から 開発中の地ビールの試飲を頼まれた両さん達は、大勢の葛飾署員と連れ立ってビール工場を訪れる。だが アルコール度の極端に高いビールを飲み、両さんと工場長以外の全員が悪酔いして大騒ぎに。この状況を利用しようと考えた両さんは…。
・絵崎教授と磯鷲早矢が久々の登場。早矢の方は、“酔うと脱ぐ”クセのためだけに出演という感じですが(^^;)。
《扉絵:水着姿の麗子マリア

124巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

124-1「バカ(りょーつ)が戦車(バトルタンク)でやって来たの巻」
新発売された高性能ラジコン戦車に 夢中になる両さん。その魅力を中川麗子に熱く語り、署の仲間達とレースで盛り上がった両さんは やがて「戦車クラブ」を結成。ラジコンを使ったサッカーやバトルゲームを楽しむが…。
・当時 東京マルイから発売された、実際に弾を撃てるラジコン戦車を題材にしたエピソードです。
・タイトルは、ハナ肇氏主演の喜劇映画「馬鹿が戦車
(タンク)でやって来る」(1964年)が元。
《扉絵:模型戦車(両さん人形付き)》

124-2「チャットで人生勉強!の巻」
両さんの勧めで、インターネットのチャットにハマった左近寺。やがてチャットをきっかけに 新しい恋人ができる。だまし合いの世界だと思っていたインターネットへの認識を改めた両さんは、自分も恋人を!と意気込むが…。
・ネットの危険性を、軽く読みやすい形で扱ったエピソード。両さんのセリフ「なーんだ(中略)ネットオークションで大金はらっても大丈夫なんだァ!」は、やたらと わかりやすい反面教師です(笑)。
・左近寺(もう
早矢の事は諦めたんでしょうか?)に新たな彼女・美香さんが。果たして、再登場は?
《扉絵:葛飾署(本編に直結)

124-3「名門!葛飾ソフトボール部!の巻」
の後輩・美咲舞剣零が婦警となって葛飾署へ。ソフトボールの名プレイヤーである三人が揃った事で、葛飾署にもソフトボール部が新設された。一気に待遇を下げられた男子野球部を代表し、両さんは纏たちに試合を挑む。
・美咲舞・剣零両巡査が初登場。こち亀も、女性キャラ増えましたねぇ。
・この後、ソフトボール話は何回か登場。
弓道の時同様、秋本先生のマイブームだったんでしょうか?
・サブタイトルは、実在の漫画「名門!第三野球部」(むつ利之・作)から?
《扉絵:美咲舞&剣零、葛飾署に登場(本編に直結)

124-4「“モノより気持ち!”で交換会!!の巻」
葛飾署の年末プレゼント交換会。幹事の両さんは「気持ちより金!」を連呼し、署員たちに高級品を出品させまくる。だが、最終的に自分が手に入れたのは、価値はあっても場所を取る不要品ばかり。考えを改めた(?)両さんは、今度は“気持ち”の交換会を提案。
《扉絵:檸檬・ファッション解説》
・扉絵では、この時期の こち亀を代表するキャラの一人・檸檬のファッションを細かく解説。133-2では、姉のも同形式で紹介されています。

124-5「X'mas鍋大騒動!の巻」
中川がカナダから取り寄せた巨大もみの木を庭に移植した部長邸で、クリスマスパーティーが開かれる。両さん発案の鍋物パーティーで盛り上がる一同だが、酒に酔ったボルボが庭へ出て…。
・両さんのアイデアに最初は眉をひそめた中川君と麗子さんですが、部長が「鍋もいいぞ」と言った途端 態度を急変。二人とも、何だかんだ言いつつ上司には気を遣ってるんですねぇ(って、両さんも一応 上司でしたっけ^^;)。
は鳩やウサギの肉が苦手だったボルボも、ジョディーの影響で すっかり嗜好が変わったようです。肉が足りない訳でもないのに「まぜればわからない」と こっそり混ぜようとする この二人って…(笑)。
《扉絵:麗子・クリスマスコスプレ》

124-6「電極+(プラス)の初恋!の巻」
2001年が明け、超神田寿司一同も気持ちを新たに。そんな折、檸檬に初めて会ったハイパー小学生・(プラス)が、彼女に一目惚れ。コミュニケーションの苦手なプラスに、両さんが恋の手ほどきをする。
・久々登場のプラスが、なんと檸檬に一目惚れ。常にクールな彼に、初めて弱点が誕生?
・このエピソードの後、二人は家族公認で友達づきあいをしているようです。
・(余談ですが)2001年・21世紀の最初を飾るこのエピソードの掲載当時、「
浅草物語の続編は無し?」と、少し心配になりました(^^;)。もちろん そんな筈はなく、数カ月後の125-9では村瀬の その後が描かれています。
《扉絵:超神田寿司前(本編に直結)

124-7「教官ヤークト・パンテル大佐登場!!の巻」
葛飾署の教育指導教官に爆竜大佐が…という情報は、中川の聞き間違い。やって来たのは、超巨大なバストを持つ女性軍人・貌丹邑(ばくにゅう)大佐だった。ムチでビシビシと署員を鍛える貌丹邑大佐に、両さんは…。
・この時期、女性キャラの巨乳化(苦笑)が進んでいた こち亀ですが、今話で初登場の貌丹邑大佐は その究極。
・自分からムチに殴られたがる葛飾署員達…女性キャラ巨乳化と同時に、署員の変態化(^^;)も進行中?
・冒頭の両さん達の会話「『ジェットセットラジオ』(実在のゲームタイトル)にでてくるケーサツがすごくてよ!」「うむ ボコボコなぐるしな」…は、自主規制で こち亀から過激な表現がなりをひそめた事の暗喩では…というのは勘ぐり過ぎでしょうか?(^^;)
《扉絵:貌丹邑大佐登場!(見開き・本編に直結)

124-8「由緒正しき江戸野球!の巻」
両さん率いる野球部と、美咲舞剣零らのソフトボール部が 部室を賭けて再び試合で激突。両さんは 男たちにやる気を出させるため、点が入るたびに服を脱いで行く“江戸野球”を提案する。
・野球拳の起源になったという両さんの“江戸野球”解説…さすがにフィクションですよね?(^^;)
《扉絵:全力野球の両さん・纏・美咲・剣》

124-9「貴方の値打ち鑑定します!の巻」
新開発されたロボット警官は、味・美しさなど、あらゆる物を点数評価する機能付き。自分の陶芸作品や書に低い点を出された部長は ロボットを つい叩くが、途端にロボットは動かなくなってしまった。壊れたのがバレては困ると、部長は自らロボットになりすます。
・かつて登場したロボット警官(ダメ太郎ら)とは違い、実在のロボット(ASIMO等)をモデルにした物が登場します。時代の流れを感じますね。
《扉絵:SEXY POLICE GALS MARIA&REIKO
・今話の扉絵は、124巻の表紙と同じ物です。

125巻  【JCリスト】 【WJ本誌での作者コメント】 【Amazon】

125-1「京都ものがたり[1] うわさの二人旅の巻」※「[1]」は、本来は丸内数字です。
料理修業をしている兄・憂鬱の「味の鑑定」をするため、両さんと共に京都へ向かう檸檬。途中、名古屋駅のホームに取り残されたりとトラブルもあったが、何とか兄のいる京都へ到着。両さんと初対面の憂鬱は、妹・の生い立ちや、男っぽくなった理由を語る。
・連載1200回の記念エピソードは、恒例の少年時代話…ではなく、3週連続京都編の第一弾(本誌掲載時は巻頭カラー)。この頃からは、必ずしも“○百回記念=少年時代話”のお馴染みパターンではなくなっていきました。
・擬宝珠兄妹の長兄・憂鬱が初登場。やや劇画調(?)の顔や誠実な男っぷりが、近年こち亀では新鮮です。
・この京都三部作は、「カメダス2」の「面白かった話ベスト1」にも選ばれました。
《扉絵:東京駅ホーム(本編に直結)

125-2「京都ものがたり[2] 両津捕物帳!の巻」※「[2]」は、本来は丸内数字です。
前話より続き)京都・太秦の映画村へやって来た両さん檸檬水戸黄門等の時代劇が大好きな檸檬は、大はしゃぎで遊び回る。そんな中、両さんが手配中の窃盗グループを発見! 逃げる犯人達を、侍&姫の扮装のまま、馬で追い掛ける二人。更に犯人達は、撮影中の水戸黄門一行のもとへ…!
・個人的に、かなり好きなエピソードです。私が好きな要素「女性・子ども(今回は檸檬)が笑顔になる」「両さんはパワーと正義感を発揮」「でも最後にヘマをして部長のおしおき(笑)」が三つとも入ってるあたりが。
・「
銭形平次」や「旗本退屈男」が読み書きできる檸檬に「そんなヒマあったら自分の名前(の漢字)をおぼえろ」と悪態をつく両さんですが、26-2では自分も名前書けなかったんじゃ…(笑)。
《扉絵:雪の中で遊ぶ檸檬と両さん》

125-3「京都ものがたり[3] 憂鬱の憂鬱の巻」※「[3]」は、本来は丸内数字です。
前話より続き)檸檬の兄・憂鬱は、店の味が落ちていないのに客足が遠のいている事で 悩んでいた。そんな憂鬱に、対策をアドバイスする両さん。一方、憂鬱が「纏が女らしくないのは自分の責任」と悩んでいる、と両さんから聞いた纏と夏春都は…。
・3週に渡る京都編のラスト。擬宝珠三兄妹の久々の再会が描かれます。
《扉絵:両さん・檸檬・纏・夏春都・憂鬱》

125-4「人生リセット!の巻」
自分は警察官に向いていない!と考えた両さん中川の協力を得て、最初はデザイナー、次にカメラマン…と新しい仕事にチャレンジしていくが、結局最後は金目当てに危ない商売に走り失敗。超神田寿司でバイトをしながら更に迷っている両さんに、夏春都は…。
・これまで不定期に超神田寿司でアルバイトをしていた両さんが、今話ラストで正式に就職、警官との二足のワラジとなります。“三年”無事に勤め上げられれば支店を持たせてもらえるとの事でしたが…
《扉絵:檸檬

125-5「擬宝珠一家VS電極一家!の巻」
超神田寿司に就職し、住み込みとなった両さん。だが、ニコニコ寮のおばちゃんや派出所の仲間たちは、どうせすぐに戻って来ると、大して心配はしていなかった。一方 両さんを迎えた超神田寿司には、電極+の父・電極スパークが挨拶にやって来る。
・会話中に出て来る「寿司ロボ・にぎっ太くん」は、84-7に登場。
《扉絵:ビー玉で遊ぶ両さん&(と檸檬)》

125-6「一生忘れられない日!の巻」
両さんが派出所のコピー機で作っていた「実物大M3戦車ペーパークラフト」を、部長がゴミと思って捨ててしまった。泣きながら派出所を飛び出した両さんは、復讐しようと 爆竜大佐に派出所の爆破を依頼する。しかし次の日(3月3日)は、両さんの…。
・オチに登場の戦車(シェリダン)は、132-2で再登場。
《扉絵:両さん&戦車》

125-7「わしは世界のカード王!の巻」
ブームを超え、すっかり一ジャンルとして定着したトレーディングカード。両さんも、イベントでレアカード収集に精を出す。そんな折、つぶれるカードショップから「在庫全部を50万円で売りたい」との申し出が…。
《扉絵:水着姿で銃を構える麗子マリア

125-8「超神田寿司の“のれん分け”の巻」
超神田寿司で修業に励む両さんの元に、爆竜大佐ジョディーが。空母乗員に食べさせるため、ジョディーが寿司をマスターしたいと言うのだ。夏春都の許しを得て 外国人女性として初の弟子入りをしたジョディーは、みるみる実力を付けていく。
《扉絵:敬礼する中川

125-9「浅草物語 望郷編」
両さんの旧友・村瀬賢治。ヤクザから足を洗い、刑期を終えて2001年の元旦に再会の約束をしていた村瀬だが、待ち続ける両さんの元に彼は現れなかった。村瀬の身に何か…と心配する両さん。そして…。
・名作の誉れ高い「浅草物語」の続編。前回に比べるとドラマチックな盛り上がりはありませんが、その後の村瀬の姿がしっかりと描かれており、読後感も爽やかな佳編となっています。
・何だか、
寺井さんのダメぶり(色んな意味で)が際立っているような…(苦笑)。
《扉絵:両さんと村瀬(見開き)》


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